自動車の用語

ライザ室
吸気加熱を行うエキゾーストマニホールドのインテークマニホールドとの接触部分に設けられた空間。
ライズアップ
ワイパーが停止するとき、作動中よりも大きな角度でウインドシールドの下端まで動いてから止まり、視界を妨げないようにしてあるもの。
ライセンスプレートライト
番号灯。ナンバープレートランプ。
ライトバン
荷物室が箱型で運転室と一体になっている小型のバン。
ラグパターン
タイヤの周方向に対してほぼ直角に溝を入れたパターンで、軍用車や未舗装路で使われるトラックなど悪路でトラクションの必要な自動車に適している。
ラゲージコンパートメント
乗用車の荷物室、トランク。
ラゲージコンパートメント・ドア
乗用車の荷物室(トランク)の蓋。ドアのヒンジにはワンポイント式とリンク式がある。ドアを閉じると自動的にロックされるものが多いが、キーシリンダーの付いたプッシュボタンを操作して、キーでロックしない限り自由に開くことのできるタイプもあり、便利さと盗難防止上の安全性のいずれをとるかによって決められる。解錠はドライバーシートの横にレバーを設け、これとつながれたケーブルで行うタイプのものが一般的だが、電磁スイッチによってロックを解除するタイプもある。
ラゲージスペース
荷物室(トランク)の広さのこと。長距離走行する機会の多い欧米では、荷物を収納できる空間が出来るだけ広いことが自動車選びの大切なポイントとなっている。
ラゲージトリム
トランクルーム内の見栄えをよくし、ボディを保護するための内装部品のこと。
ラゲージルームランプ
トランクルーム内を照明するランプ。ラゲージコンパートメント・ドアを開くとスイッチが入るようになっているのが一般的。
ラジアルタイヤ
タイヤの周方向中心に対し、約90度の方向に置かれたプライの上に、15〜20度のコード角をもつ剛性の高いベルトを有する構造のタイヤ。ベルトによってトレッドの動きが拘束されることにより、滑らかな路面ではバイアスタイヤに比較して大きなグリップが得られ、ころがり抵抗が小さく、耐摩耗性も良い。しかし、悪路での乗り心地はバイアスタイヤより劣っており、舗装路での低速走行で繋目からのショックを拾いやすい傾向にある。ベルトとしてレーヨンなどの高分子繊維を用いたテキスタイルラジアルとスチールワイヤーを使ったスチールラジアルがある。
ラジアル・ランナウト
タイヤの縦振れ。
ラジエーター
水冷式エンジンで熱を空気中に逃がすための装置。タンクを上下に配置し水を上から下に流すダウンフロー式と、左右にタンクを置いて水を横に流すクロスフロー式があって、クロスフロー式はラジエターの高さを低く出来る利点があるが通水抵抗が大きい。
ラジエターキャップ
ラジエターの蓋。冷却水の注入口の蓋としての働きに加え、現在の自動車エンジンのほとんどに採用している加圧冷却システムでは冷却水の制御も行い、プレッシャーキャップと呼ばれる。
ラジエターグリル
グリルは格子窓で、自動車の前端でラジエターの前にある空気取り入れ口のこと。自動車の顔の一部をなすデザイン上重要な部分である。エンジンルームのレイアウトの関係でラジエターが他の部分にある自動車でもこの部分は慣用でラジエターグリルと呼ばれる。
ラジエターサポートパネル
自動車のフロントボディの先端にある骨格部材で、ラジエター、ヘッドランプ、ファーストクロスメンバーなどを保持するパネル。
ラジエターシャッター
ラジエターの通風を制限する装置。冬季にエンジンの冷却液の温度が下がりすぎないようにするためのもの。
ラダービーム
ベアリングキャップとオイルパンレールを一体に作ったもので、クランクシャフトを挟んでシリンダーブロックに取り付けられる。剛性の高いはしご型の構造をしていることからこの名があり、ポルシェのV8、プジョーの直4など、欧州車のエンジンに多く採用されている。
ラチェット
つめ車、のこぎり歯車。のこぎりの歯のように方向性を持った歯と、これに噛み合った爪を用い、爪の動きによって歯を一方向に送るか、あるいは逆方向に動かないようにする機構。歯を送る働きをする爪をクリック、逆転を止める爪をポールという。
ラップ衝突
障害物に対する自動車の前面の部分的な衝突のことをいう。オフセットクラッシュ。
ラップタイム
ある区間を走行するのに要する時間。通常、サーキットのコースを1周するのに要するタイムをいう。
ラップベルト
2点式シートベルト。
ラテラル・ランナウト
タイヤの横振れ。
ラバーエレメント
ワイパーブレードの刃にあたる部分で、天然ゴムやクロロプレンゴムまたは両者をブレンドしたゴムが使用され、その材質と形状によって拭き性能が左右される。
ラフアイドル
エンジンのアイドリングが一定せず、回転変動や振動が大きい状態をいう。吸気系や点火系の異常によって、シリンダーごとやサイクルごとの燃焼状態が異なる場合に発生することがある。アイドリング振動。
ラフネス
タイヤの不均一性が原因となって発生し、サスペンションを経て車内に伝わる振動で、滑らかな路面を走行しているときに感じられ、サンプよりも周波数が高い。
ラベル燃料
アメリカで市販されている自動車のモデルごとの公称燃費のこと。
ラム圧
自動車や航空機などが前に進むことによって空気の取り入れ口に生じる圧力のこと。前方の開口部から空気が押し込まれるときに発生する圧力。
ランドートップ
ランドーは向かい合った座席を持ち、前半部と後半部が別に折りたためる幌の付いた四輪馬車のこと。自動車ではこれから転じて運転席を屋根のないリムジンで、乗客席の屋根が幌になっていて折りたためるようになっているものをランドートップといい、このために付けられているS字形の金具はランドージョイントと呼ばれる。なお、折りたためなくてもルーフの後ろを革張りにしたものをランドートップということもある。
ランナウト
振れ。特にタイヤの振れをいう際に使われる用語。ホイールに軸を固定し、タイヤを1回転させたときのトレッド中心線の動く量であらわす。縦振れをラジアル・ランナウト、横振れをラテラル・ランナウトと呼ぶ。
ランバーサポート
ランバーは腰のことで、腰の後ろの部分をしっかりと保持して運転操作しやすく、長時間のドライブでの疲労を軽減しようとするもの。ランバーサポートはシート内部に設けた空気袋によって行うようにした装置をエアランバーサポートという。
ランフラットタイヤ
走行中にパンクし、空気圧がゼロになっても60q/h以下の速度であれば100qは走行できるタイヤ。路上でのタイヤ交換作業が不要でスペアタイヤをなくせるメリットがあり、タイヤメーカーの各社が開発に取り組んでいる。ダンロップがデノボという商品名でヨーロッパで市販しているが、特殊なリムを使用すること、バネ下重量が増大するなどの短所もあり広く普及するには至っていない。国内では身障者用特殊車両に使用されている。
ランブルシート
かつてのロードスターやクーペの後ろに付けられた折りたたみ式の補助席。

リアクションチャンバー
反動室。パワーステアリングのコントロールバルブに隣接した小室で油圧がかけられており、ハンドルを切った時に手応えを感じるようにするためのもの。
リーディングエッジ
自動車のボンネットの最先端のこと。この部分が鋭く尖っているといかにも空気抵抗が小さそうに見えるが、気流の剥離が起こり逆に空力的に不都合なので、緩やかな曲線にして空気の流れをスムースにする。
リーディング・トレーリングブレーキ
ドラムブレーキで、ドラムの回転方向にブレーキシューを押しつけるリーティングシューと、回転方向と逆方向にブレーキシューを押しつけるトレーリングシューを組み合わせたもの。
リーン
二輪車で車体を傾けることで、コーナリングするときのライディング姿勢をあらわす用語として使われ、リーンイン、リーンアウト、リーンウイズの三つがある。リーンインはバイクより内側に身体を傾けてコーナリングし、マシンを出来るだけ立てて安定性を増すやり方でロードレースに見られ、リーンアウトは逆にマシンを押さえ込む形で回り込む方法でモトクロスのラフロードでの旋回に多く使われる。リーンウイズは最も一般的なコーナリング姿勢でバイクの傾きと身体の傾きが同じで人車一体となった基本姿勢。
リーンバーン
希薄燃焼。理論空燃比より薄い混合気を燃焼させること。安定した希薄燃焼が実現できれば排出ガスの浄化と低燃費が同時に達成できるが、薄い混合気は着火性が悪く、燃焼速度も遅いので燃焼が不安定になり、失火しやすくパワーも出ない。希薄混合気を短時間に安定した状態で燃焼させるため、吸気系の機構や燃焼室の形状を工夫して適度なスワールを発生させ、燃料噴射時期の最適化や層状吸気、強力点火などによって確実な着火を行う方法が開発された。
リーンミクスチュアセンサー
トヨタのリーンバーンエンジンで排気ガス中の酸素濃度を検出するセンサーの名称。
リクライニングシート
シートバックが後方に倒せるようにしてある座席。
リグルーブタイヤ
トレッドゴムが摩耗し、溝の浅くなったタイヤで、専用の工具を使って溝を掘り増しするもの。あらかじめ溝の下のゴムを厚く作られた大型タイヤで、トレッド寿命を延ばすために使われることのある方法。
リサーキュレーティングボール式ステアリングギヤ
ステアリングギヤの形式の一種で、ボールスクリュー式あるいはボールナット式とも呼ばれ、乗用車から大型トラックまで広く使われている。ボルトとナットの組み合わせで、ナットの溝の中に多数の鋼球を入れると滑らかに動くようになり、ボルトの回転運動をナットの往復運動に変えることが出来るという原理を利用したもの。ボールナットの側面に歯を付けておき、このギヤがセクターと噛み合ってピットマンアームを動かし、操舵を行う。
リサーチオクタン価
ガソリンのオクタン価で、実験室オクタン価測定法の一つである。リサーチ法によって求められたもの。軽荷重のファミリーカーのエンジンや低速走行時のエンジンのアンチノック性をあらわすとされ、通常、オクタン価というとこのリサーチオクタン価を指す。
リザーバータンク
液体を満たした系で温度の変化により液体の体積が変わる場合に取り付けられている。ラジエターからあふれた冷却水を収容したり、不足する液を補充するタンクがその例。ブレーキ液、クラッチ液、ラジエター液、パワーステアリングのオイルなど自動車には多くのリザーバータンクがあり、エキスパンションタンクとも呼ばれる。
リザーブタンク
補助タンク。通常、二輪車で、主燃料が空になった際にコックを切り換えて使われる補助燃料タンクをいう。
リターダー
常用ブレーキの補助として使われるブレーキの総称。排気ブレーキ、電磁式リターダー、流体式リターダーなどがあり、トラックやバスなどの大型車に採用されている。
リダクションスターター
通用のスターターモーターではモーターの回転子の先端に付けられているピニオンギヤがフライホイールのリングギヤを直接駆動し、ギヤ比はほぼ10対1となっている。リダクションは減速の意味。高速回転型のスターターモーターを使いギヤでその回転を約三分の一にし、力を強くしてピニオンに伝えてエンジンの始動性を良くする。
リッターカー
排気量がほぼ1リッターのエンジンが搭載されている乗用車。当初排気量900cc台のエンジンの自動車を呼んでいたが、現在ではベース車が1000cc〜1300ccでスポーティーなモデルが1600cc程度までのエンジンを積んだ、各自動車メーカーの最も小型のモデルまで含めていう場合が多くなっている。
リッド
蓋のことで、トランクルームやサンルーフを覆う蓋を指す用語として使われる。サンルーフのガラス製のものをガラスリッド、金属製のものをメタルリッドと呼ぶ。
リテーナー
ベアリングやオイルシールなどが外れないように支える部品。
リトラクタブルヘッドランプ
リトラクタブルとは引っ込められるという意味。普段フェンダーやフロントグリルなどに収納されており、必要な時だけ覆いを外して点灯するタイプのヘッドライト。ライトのスペースが少なくてすみ、スマートなデザインが可能で、空気抵抗も低減できるというメリットがあり、スポーツカーに多く採用されている。
リニアアシスト・パワーステアリング
ホンダの車速感応型パワーステアリングで、油圧モーターが車速センサーの働きをし、操舵力を決めるシステム。車速が上がるにつれてモーターの回転が速くなって油圧が高まり、その結果ハンドルが重くなるようになっている。
リバース位置ウォーニング
シフトロックシステムの一つで、シフトレバーをバックに入れると警報音が鳴るようになっているもの。
リバースギヤ
車を後退させるためのギヤのこと。バックギヤとも呼ばれるがこれは和製英語。
リバースステア
コーナリング中の車で、はじめアンダーステアであったステア特性が途中からオーバーステアに変わること。一般に車のステア特性は弱いアンダーステアだが、急激なコーナリングを行った場合、主としてアライメントの変化によってオーバーステアに変わることがある。
リバースホップ
リバースギヤで急発進時に起こるホッピングのこと。
リバースミスシフト防止装置
前進中にギヤがバックに入ると危険なのでシフトの作動メカニズムの中にこれを防ぐ装置が仕組まれており、手動変速機は中立位置からでないとリバースに入らない構造や、チェンジレバーを上に引き上げたり下に押しながらリバースにシフトする構造となっている。自動変速機でもレバーに取り付けられたボタンを押すなどの特別な操作をしないとリバースにシフトできない。
リバウンドストッパー
サスペンションが一杯に伸びたときにサスペンションの動きを規制し、ショックを小さくするために設けられている緩衝材。
リフトバック
トヨタのハッチバックの登録商標。
リブパターン
タイヤのトレッドに、横方向に対する滑り止め効果が大きい、まっすぐかジグザクの連続した溝を持つパターン。舗装路用として最も一般的に見られ、他のパターンに比較して濡れた路面での排水性が良く、騒音が低い。
リブラグパターン
タイヤのトレッドパターンでリブパターンとラグパターンの両方のパターンを同時に備えたタイヤ。
リフレクター
反射板。夜間、灯火の消えているクルマを視認しやすくするため、光を当てると赤や橙色の反射光を発するもの。正確にはリフレックス・リフレクターという。RRと略される。
リミテッドスリップデフ
差動制限装置。ノンスリップデフとも呼ばれ、LSDと略される。駆動輪の片側のタイヤがむかるみに入るなどしてグリップを失うと、ディファレンシャルギヤの働きによってタイヤは空回りし車は動けなくなってしまう。この現象を防ぐために、左右の駆動軸の回転速度の違いを制限したり、場合によってはロックするためのメカニズムを備えたデフのことをいう。
リム
ホイールの一部で、タイヤが取り付けられている部分。タイヤと同様に、国際性の強い自動車部品なので各国に共通した規格が決められており、JIS規格には自動車用、産業車両及び建設車両用、農業機械用がある。形状と構造によって軽自動車や産業車両に多く使われる二つ割りのリム、ほとんどの乗用車が使っている深底リム、トラック用の浅底リムなどに分類される。
リムジン
運転席と後ろの座席の間が仕切られている6〜8人乗りの運転手付き高級車をいう。
リモートコントロール
フロアシフトでリンクやケーブルを介してシフトを行う方式で、ケーブルを使うシステムをプッシュプルタイプといい、FFのAT車に多く採用されている。リンク機構を使ったシステムはリンケージタイプと呼ばれ、シフトレバーとトランスミッションの位置関係に制限を受ける。
リモートコントロールミラー
アウターミラーで室内からミラーの角度を調整できる構造になっているもの。室内のレバーを動かし、リンク機構によって動きを伝えるリンク式、ミラーの背後に3本のワイヤーを取り付け、これをノブで操作する3線ワイヤー式、2個の小型モーターによって上下と左右にミラーの向きを変える2モーター式がある。
リヤウインド
後方の窓のことで、バックウインドとも呼ばれる。強化ガラスが使われるのが普通だが、合わせガラスを使用する自動車もある。
リヤウインドワイパー
リヤウインドに付けられたワイパーで、後方の視界を確保するためのもの。
リヤエンジン・リヤドライブ
エンジンを後ろに置き、後輪を駆動する方式。フロントエンジン・フロントドライブを逆にレイアウトした形なので、FF方式の場合と同じく客室は大きく出来るが、フロントのトランクルームはスタイリング上の制約を受けFF車ほど大きくは取れない。駆動輪にしっかりと荷重がかり、ハンドルは軽く、騒音源のエンジンは後ろにあるのでイージードライブと居住性の観点からいえば優れたレイアウトで、VWビートルで広く普及した。短所は後輪に集中する荷重のため車がオーバーステア傾向を持つことで、サスペンションが適切でないと操縦性安定性に問題が起こりやすい。現在はこの方式を採用しているクルマは少なくなっている。
リヤコンビネーションランプ
自動車の後部に付けられているランプ類を一体にしたものの総称。テールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ、バックアップランプなどのランプや反射板のリフレクターなどからなる。
リヤスポイラー
テールスポイラー。
リヤパーソナルランプ
セダンやリムジンなどの後席に設けられている書類や本を読むための照明。
リヤビューミラー
バックミラー。
リヤピラー
乗用車の左右後部にあってルーフとリヤウインドを支える柱。
リヤフォグランプ
安全のため自動車の後ろに取り付けられているフォグランプ。霧や霧雨、吹雪など視界の悪いとき、視認性の良いフォグランプが後ろについていると、後続車にわかりやすいので、安全のためこのような天候の多い地方で装備される。
リヤボディ
ボディシェルの後ろの部分をいう。
リリーフバルブ
逃がし弁。流体の圧力を設定された値に保ち、余分な流体をタンクなどに戻す働きをするもの。自動車では油圧ポンプと組み合わせて油圧回路に使われる場合が最も多い。
リレーロッド
アイドラーアームが使用されているステアリング装置のリンク機構で、左右に分割されたタイロッドを結んで力を伝達するロッドのこと。
リンケージ型パワーステアリング
パワーステアリングの形式の一つで、コントロールバルブとパワーシリンダーがステアリングリンケージの途中に組み込まれているタイプのもの。コントロールバルブとパワーシリンダーが一体になっているものをコンパクト型パワーステアリング、別になっているものをセパレート型パワーステアリングと呼ぶ。バスやトラックにはコンバインド型が多く採用されている。

ルーツ型過給機
容積型過給機の一種で、圧縮機にルーツ型コンプレッサーを利用する過給機。メカニカルスーパーチャージャーとしては最も長い歴史を持っている。ルーツ型スーパーチャージャー。
ループ掃気
2ストロークエンジンの掃気方式の一つ。シリンダー壁に掃気ポートを設け、ここから排気ポートと反対側のシリンダー壁に向かって新気を送って反転させ、燃焼ガスを排出するもの。反転掃気あるいはシュニーレ式掃気とも呼ばれる。
ルーフトップアンテナ
ルーフに取り付けられている棒状のアンテナで、回転式のヒンジによってポールの傾きが変えられるようになっているもの。
ルーフラック
屋根の上に荷物を積むための用具。雨どいで荷重を受けるドリップ式と、屋根で支えるカップ式があり、ルーフキャリアとも呼ばれる。運ぶ荷物により、スキーキャリア、サーフボードキャリア、サイクルキャリアなどもある。

冷却系
冷却装置のうち、特にエンジン回りの装置やシステムをいう。
冷却装置
エンジンや駆動系など機械装置を冷却して運転に適した温度範囲に保つシステム。エンジンは冷却装置によって、冷却水を循環させて冷却する水冷式エンジンと、外気で直接エンジンを冷やす空冷式エンジンに分類される。
冷却ファン
送風機。2〜3枚の金属板や合成樹脂を成形した羽根を回し、ラジエターに通風してこれを冷却する。ウォーターポンプと同じ軸に付けたプーリーで駆動するものと、エンジンと離れた位置に置いて電動モーターで駆動するものとがある。
冷却フィン
空冷式エンジンのシリンダーなど、装置を冷却する目的で付けられているひれ状のもの。
冷凍サイクル
カークーラーに利用されている冷媒の潜熱を利用して低温状態を作るシステム。冷媒ガスはコンプレッサーで高温・高圧の状態となり、コンデンサーでラジエターファンによって冷却され液化する。この液状の冷媒はエキスパンションバルブで膨張し霧状になってエバポレーターに導かれ、ここで周囲から熱を奪ってガス状になりコンプレッサーに戻される。この繰り返し(サイクル)のなかでエバポレーターに風を送って冷気を得るもの。
レイングルーブ
ハイドロプレーニングが発生しにくいように舗装路面に刻まれている排水用の溝。特に路面のきめの細かいコンクリート舗装の高速道路に多く見られ、幅、深さともに3o程度の溝が20〜30oのピッチで自動車の走行方向に掘られているのが普通。この溝によって横方向のタイヤの滑り抵抗は大きくなるが、自動車が横に振られるグルーブワンダーが発生することがある。
レインタイヤ
濡れた路面を走行するためのレーシングタイヤ。ウェット路面ではタイヤと路面の間の水を効率的に逃し、水膜を切ってトレッドゴムを路面に密着させることが重要。そこでスリックタイヤよりもトレッド幅が狭く、排水性の良いストレートグルーブを持ち、ウェットグリップの良いコンパウンドのタイヤが使われる。
レーサー
一般に自動車、自転車、飛行機など乗り物によって競争を行う人、あるいはその乗り物をいい、特にサーキット走行専用の二輪車またはその乗り手をいうことが多い。なお、レース専用に開発された二輪車で、一般に販売されているものを市販レーサーという。またスタイリングやエンジンにレーサーのイメージを持たせ、一般公道を走行できるようにした量産車はレーサーレプリカと呼ばれる。
レーシングカー
レーサーともいい、競争専用の自動車。自動車の性能とドライバーの運動能力を競うために作られ、一般公道は走れない。
レース
同時にスタートする参加者がそれぞれの速度を競う競技または競技会のこと。FIA国際スポーツ法典では、速度が順位判定の決定的要素となる競技と定義されている。
レーンアウト・ウォーニングシステム
自動車専用道路で自動車がウインカーを出さずにレーンマークを横切ろうとした時音声でこれを警戒する装置。リヤビューミラーの前に超小型カメラを置き、コンピューターによる画像処理でレーンマークを検出してマークと自動車との距離を監視し、居眠りやわき見運転によって自動車が走行レーンから外れる危険を防止するもの。
レーンチェンジ
走行車線を変えること。車線乗り移り性能試験をレーンチェンジ試験といい、自動車の操縦性安定性を操舵に対する応答性や車線を変えた後の落ち着きなどで評価する。
レギュラーガソリン
オクタン価の低い自動車用ガソリン。
レギュレーター
調整機器の総称。液体や気体の流量を調整する調整弁、回転速度をコントロールする調速機など各種の調整を行う装置をいう。潤滑系の油圧を一定の範囲内に維持するオイルプレッシャー、レギュレーター、LPG自動車でLPGを減圧、気化、調整するLPGレギュレーター、窓の開閉を行うウインド・レギュレーターなどがその例。
レクリエーショナルビークル
スポーツやゲームなど野外のレクリエーションのために主として使われる自動車のこと。オフロードを走るため4WDにしたものや簡単な炊事のできる設備を備えたものもある。略してRV。
レシプロエンジン
機械の往復運動のこと。ピストンの往復直線運動を円運動に変えるクランク機構を使って、混合気の爆発力を回転運動に変換して動力を得るエンジン。
レシプロタイプ・コンプレッサー
カークーラーのコンプレッサーで、ピストンの往復運動によって冷媒を吸入・圧縮するタイプのもの。容量が大きく、比較的大型の乗用車に使われており、スワッシュタイプ・コンプレッサーがその代表的なもの。
レスポンス
ドライバーのアクセル操作に対するエンジンの応答性や、ステアリング操作に対する車の反応をいう。
レゾネーター
共鳴器。吸排気系の特定周波数の音を共鳴を利用して低減する装置。吸排気管を低減しようとする周波数と数式から導かれる寸法・形状とするか、あるいはそのような共鳴器を吸気管あるいは排気管へとつなぎ、ヘルムホルツの共鳴の原理によって音を小さくするもの。
レッグルーム
乗員の足元のスペースのこと。室内寸法の一つで、規格によって測定方法に違いがある。リヤの居住性の良否は、このレッグスペースの大きさが重要なファクターとなっている。
レッドゾーン
エンジンの回転数を表示するタコメーターで赤く塗られた部分をいい、指針がこの中にあれば、そのエンジンが許される回転数を超えて回っていることを示す。レッドゾーンに隣り合って手前に黄色に塗られた部分のあるメーターもあるが、この部分はイエローゾーンと呼ばれ、エンジンの回転数が許容限界に近いことをあらわす。
レンジ
AT車の、P(パーキング:駐車)、R(リバース:後退)、N(ニュートラル:中立)、D(ドライブ:通常走行用で全ギヤの自動変速)、2(セカンド:登坂やエンジンブレーキ用で2速まで自動変速)、L(ロー:特に駆動力の必要な場合に使用)をレンジと呼ぶ。
レンダリング
建築物の完成予想図の意味を転用した用語で、自動車のアイディアスケッチに雰囲気や材質感なども加えて最終的な完成車として描かれたもの。実物大に描かれたものをフルサイズ・レンダリング、縮小して描かれたものをスケール・レンダリングと呼んでいる。
レンチ
ボルト、ナットやパイプなどをねじる工具の総称。ソケットレンチ、モンキーレンチ、パイプレンチ、スパナなど。

ロアアーム
上下で一対になっているサスペンションアームのうち、下に取り付けてあるもの。ロアコントロールアームあるいはロアリンクともいう。
ローギヤ
マニュアルシフトで発進するときに使われるシフト位置。
ローター
自身の軸を回転軸としての回転する機械要素。モーターやタービンの中央にあるもの。ロータリーエンジンで燃料ガスの膨張力を回転力に変える三角のおむすび形の部品。レシプロエンジンでピストンとコンロッドの働きをすると同時に、ローターハウジングの中を回転することによって吸排気バルブの働きもする。
ローターハウジング
ロータリーエンジンのハウジング。内面をローターのアペックスシールが気密を保ちながら滑って行き、吸入から排気に至る各行程が同じ箇所で行われるのでハウジングの各部分の温度や受ける圧力が異なるなど使用条件がシビアで、材料の選択と加工に特殊な技術が要求される。
ロータリーエンジン
クランクを用いず、混合気の爆発力をローターによって直接回転力に変えて動力を得るエンジン。自動車用としてはドイツのフェリクス・バンケルによって実用化され、マツダで量産されたものが最も普及しており、繭の形をしたローターハウジングと、三角形のおむすび形のローターとの間に三つの三日月形の作動室が形成され、ローターの回転に伴ってこの作動室の容積が変化し、吸入→圧縮→膨張→排気の行程が連続して行われる。レシプロエンジンと比較し、クランク機構と吸排気バルブ機構がないため小型、軽量でシンプルという特徴を持つが、燃焼室が偏平で完全燃焼が得にくく、シール機構が複雑なためオイル消費量が多い。マツダがフォードの傘下に入り、2002年に当時唯一のロータリーエンジン搭載市販車RX-7の排出ガス規制不適合により生産停止が決定され、これでロータリーエンジンの歴史が途切れてしまうという懸念が愛好家や関係者に広がったが、マツダはロータリーエンジン搭載車の製作存続をフォードに強く主張し、それが認められRX-8を発表した。
ロードインプレッション
自動車を一般道路(ロード)で走らせたとき、ドライバーが受けた感じのこと。自動車専門誌などで新型車などの試乗レポートの意味としてよく使われる。
ロードクリアランス
路面とクルマの底の間の余裕のことで最低地上高と訳されている。グランドクリアランスとも呼ばれる。
ロードスター
2座席幌つきの乗用車。スポーツカーの代名詞。
ロードノイズ
道路表面の凹凸によって発生する騒音で、つなぎ目などの突起を乗り越えたときに発生するハーシュネスを含まることもあるが、通常、砂利道や荒れた舗装路を走行するときに速度に関係なく聞こえるゴーという音と、敷石路やレイングルーブのある路面などの一定間隔のある路面を走行した時に、特定の速度でサスペンション系と車体が共振して発生する音をいう。
ロードホールディング
車の接地性のこと。タイヤが路面をしっかりとグリップし、安定した走行が出来る感じをいう。
ロードレーサー
サーキット走行専用の二輪車のロードレース用マシン、又はその乗り手のこと。
ロービーム
ヘッドランプで対向車があるときや市街地を走行するときに使うビーム。すれ違いビーム。
ロープロファイルタイヤ
プロファイルは側面の輪郭を意味し、タイヤの断面が低く偏平な形のタイヤのこと。通常、偏平率が60%より小さいタイヤをいう。偏平タイヤ、ワイドタイヤとも言われ、タイヤの偏平化によってコーナリングフォースの最大値が大きくなると同時に、駆動・制動力によるコーナリングフォースの低下が少なくなるなどタイヤの運動性能が向上する。
ローラー・ロッカーアーム
DOHCエンジンで、カムとの接触部分にローラーベアリングを備えたロッカーアームのこと。
ローリング
走行中の車の運動の中で車が旋回したり横風を受けたときの横方向への傾きのこと。車の中心を前から後ろに串刺しにした軸とすると、この前後軸周りの回転運動の成分をローリングといい、その回転角度をロール角という。
ロールオーバー
車の横転、転覆のこと。重心位置が高く、ドレッドの狭い車ほど転覆しやすい傾向がある。
ロールキャンバー
車体のローリングによってタイヤのキャンバー角が変化すること。リジッドアクスルでは左右のタイヤのたわみの違いによってわずかに発生する程度だが、インディペンデントサスペンションではアクスルやアーム類の配置によってかなりのロールキャンバーを生じる。あらかじめタイヤにネガティブキャンバーを付けておき、コーナリング時の車のローリングによってタイヤを成立させて最大の接地面積を得、グリップを増す方法はレーシングカーやスポーツカーによく見られる。
ロール剛性
自動車が旋回するときにロール軸のまわりにモーメントを考え、車体のロールに対する抵抗力、あるいはロールしたときにサスペンションに発生する反力をロール剛性という。ロール剛性が高ければコーナリング時のロール角は小さい。
ロール剛性配分
自動車のロール剛性がフロントサスペンションとリヤサスペンションのどのように配分されているかをロール剛性の割合で示したもの。車輪の上下運動によってアライメントが変化するためで、アクセルステアもこの一種である。ロールステアによって車にオーバーステアが発生した時ロールオーバーステア、逆に車がアンダーステアになった時ロールアンダーステアと呼ぶ。
ロールセンター
自動車のローリングは車体とサスペンションが相対的にどのように動くかによって決まり、その回転運動の中心点をいう。車体に対してタイヤが上下にどのように動くかを図上に描き、その回転運動の中心点とタイヤの接地中心を結ぶ線が車の中心面と交わる点として決まる。ロールセンターは前軸と後軸のそれぞれの左右中心線上にあるが、前後のロールセンターを結ぶ線をロール軸といい車はこの軸を中心にロールする。前軸のロールセンターが後軸のロールセンターより低く、ロール軸は前下がりになっているのが普通。ロールセンターが低い自動車はローリングが大きい。
ロール速度
車がロール軸まわりにロールする速さのこと。
ロールバー
オープンカーやレーシングカーで自動車が転覆した時に乗員を保護するため、頭部より高い位置に付けられている鋼管製の支柱。
ロッド
まっすぐな棒またはパイプで、部品を連結して力を伝えるもの。自動車ではアームと同じものとして使われているが、まっすぐなアームだけをロッドと呼ぶ。
ロングストロークエンジン
ボア/ストローク比が1より大きいエンジン。同じ排気量のショートストロークエンジンと比較すると、同じ回転数の時のピストンスピードが速くなるので、低回転で大きなトルクが得られ、使いやすいエンジンだが、最高回転数を高めることが難しい。

自動車保険の満期日が

自動車保険一括見積もり 満期日メール案内サービス
フォントサイズ
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