重度後遺障害などの高額賠償には、無制限の【対人保険】で備える

2006年9月27日、千葉地方裁判所佐倉支部で、交通事故裁判の高額判決が下されました。加害者の男性に命ぜられた損害賠償額は、総額2億9658万円。このうち、裁判官は、遷延性意識障害(いわゆる植物状態)になった被害者の将来にかかる費用として、合計約1億3441万円の介護費用を認めました。その後、加害者側の損保会社は控訴しましたが、高裁では一審とほぼ同じ内容で和解となっています。 この事故が起こったのは、2001年10月のこと。飲酒運転をしていた加害者が路上駐車車両を避けるためにセンターラインを越え、前方不注意のため、対向車線上にいた被害者にノーブレーキで衝突したものです 。

こうした事故では、乗用車を運転していたドライバーに必ず賠償の責任が生じてきます。どのクルマにも、自賠責保険の加入は義務付けられていますが、 自賠責保険の支払い限度額は、この事故の被害者のような最重度の1級障害でも4000万円(2002年3月31日までの事故は3000万円)。万一、億を越す高額な賠償を求められたとき、あなたは残りの賠償金を被害者に支払う能力があるでしょうか。

このようなときに絶対必要なのが、任意の対人保険です。対人保険は自賠責保険の不足分を補ってくれるもので、この保険をかけていれば、万一の場合も、被害者に対して十分な賠償をすることができるのです。 ちなみに、介護が必要な障害を負った被害者への賠償額は、ここ数年、どんどん高額化してきているのが現状です。対人保険の保険金額は、必ず「無制限」で設定しておくことをおすすめします。

ジャーナリスト:柳原三佳

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