自動車保険業界ニュース

チューリッヒ、外航貨物海上保険を一元管理する保険プログラムを販売開始(2016/03/03)

 チューリッヒ保険は、3月3日から外航貨物海上保険の保険付保証明書を海外子会社でも発行できる新システム「Zurich Ocean Web(チューリッヒ・オーシャン・ウェブ)」を導入した。これに伴い、同社は海外に子会社を持ち自社製品および部品を流通している日本企業を主な対象として、日本本社・国内子会社・海外子会社の外航貨物海上保険を一元管理する保険プログラム「マリン・インターナショナル・プログラム」の本格販売を開始した。
 チューリッヒ・オーシャン・ウェブの提供によって、外航貨物海上保険の契約者は、日本国内の本社や子会社、海外子会社において、貿易手続きで必要な保険付保証明書をいつでもウェブサイト上で発行できる。また、仕向け地に応じた事故通知先が登録されているため、事故通知後の対応もスムーズになる。
 日本企業の海外子会社設立や海外企業のM&Aが増え続けるなか、これまで以上に実効性と透明性のあるグローバルリスク管理が求められている。チューリッヒ・オーシャン・ウェブの導入に伴い、本格販売を開始するマリン・インターナショナル・プログラムは、同社独自のグローバルネットワークを生かし、海外に子会社を持つ日本企業が、日本本社で一括してグローバルリスク管理を行える保険プログラム。物流リスクが常に可視化されることで、グローバル経営戦略策定の有力な情報として活用できる。
▽マリン・インターナショナル・プログラム導入の効果
○保険契約内容だけでなく、貨物(完成品・部品・原材料など)の事故情報も一元管理が可能なため、グローバル規模での事故低減に優先順位付けを行った対策を講じることができる。
○優先順位の高い事故対策に対して、同社のリスクエンジニアが技術的な観点から事故低減対策をアドバイスする。
○損害保険契約をグローバルで管理することで、無保険によるファイナンスダメージの回避や、重複をチェックすることでのコストダウンなど、「Contingency Finance(偶発リスクへの金銭上の備え)」を効率的かつ効果的に行える。
○実効性の高いグローバルリスク管理とリスク対策を講じることで、サプライチェーンマネジメント(SCM)をこれから構築する企業や、企業買収などにより再構築を予定している企業は、SCMのステップとして活用することができる。


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提供元:新日本保険新聞社

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