【第11回】

飲酒運転を無くす取り組みについて

飲酒運転を無くす取り組みについて

 飲酒運転による事故ってニュースでいまだによく見ますよね。「お酒を飲んで運転するというのはしてはいけない事。」と誰しもが知っている事なのに何故無くならないのでしょうか。
 そこで今回、保険の窓口インズウェブでは、ユーザーの皆さんに、「どういった取り組みをすれば飲酒運転がなくなるのか」について調査を行いました。


なかなか世の中から無くならない飲酒運転。
どういった取り組みをすればなくなると思いますか。

1罰則・取り締まり強化

  • もっと厳罰にするとか、検問を増やすとか、積極的に取り締まったほうがよい。郊外の飲食店で車で来ているのに全員が飲酒している光景を見ると怒りがこみ上げる。安直に飲酒をする人が後悔するくらい厳罰にしたほうがよい。(40代・男性)
  • 飲む人はいくら言っても「自分は平気」としか思わないから、飲み屋近くの駐車場出口や住宅街の入口など、あらゆるところで日常的に検問を行い、強制的に飲めない(飲んだら捕まる)状況を作り出すしかないのでは。(30代・男性)
  • 飲酒検問を増やす。駐車違反の取締りを民間に委託するのと同様、1検問に配備する警官の数を減らし、民間で補う代わりに、検問回数、箇所を増やす。(40代・男性)
  • 基準値なんてやっているから、なくならないと思う。検出したら、一発取り消しにすればいいと思う。(40代・男性)
  • 罰則を苛烈にするしかないでしょう。都会はどうか知りませんが、私の田舎では未だに平然と飲酒運転をしています。(30代・男性)

2そもそも運転をできないようにする

  • 飲酒をしたらエンジンがかからないようなシステムでも作らない限り止められない状況まで来ているように思います。パーキングエリアやスーパーの駐車場に停めた車両内で飲酒をしている人を数回目撃したことがありゾッとしました。(30代・女性)
  • スウェーデンで見たが、エンジンをかける前に車についているアルコールセンサーに息をふきかけてからでないとエンジンをかけられない機能。(40代・男性)

3お酒を提供する飲食店や運転代行等の改善

  • まず、国道沿いのファミレスでの10時以降のお酒類の提供をなくす。駅から遠い居酒屋では車で来た方には鍵を預けてもらい、帰りに検査後鍵を返す。(50代・男性)
  • 店のまえだろうが、なんだろうが警察が取りしまる。居酒屋などに駐車場があること自体おかしい。店側にもっと自覚させるべき。(30代・男性)
  • 代行運転等の充実を図った方が良いのではないかと思います。全員が交通の便の良いところにいるわけではないので。(40代・男性)

4ドライバーへの働きかけ

  • こればかりは最終的にはドライバー本人の気持ち、意識次第なので難しいと思いますが、いつかの駐車違反の取り締まりに国をあげて対策を練ったように、一度大掛かりにやってみないといけないのかとは思いますが、みんないい大人なのに情けないです。(50代・女性)
  • 個人の、問題です。何をしても、無くなりません( 警察官でも、たびたび飲酒運転しますから )(50代・男性)
  • 人としての問題だと思う。(30代・男性)

5道徳面での教育が必要

  • コモンセンス、一般常識の子供時代からの地域・社会が一体となった教育が必要と考えます。(40代・男性)
  • 自分だけがよければというのが、恥ずかしい考えだという道徳意識を高めるしかないのでは。(40代・女性)
  • 飲酒運転が何故悪いのか飲酒はどうして20歳からなのか、当たり前の教育を子供のうちからすることが基本で、その事を知っていなければならない大人が子供より悪い常識を正当化している事を厳しく罰する必要がある。(40代・女性)
  • 罰則を厳しくし、逃げ得を許さない様にする。見つからなければ良いとの風潮が蔓延している。道徳教育の復活が必要である。(50代・男性)

6その他

  • 免許更新時に取得時と同じようなテストを行い、不合格者には免許を交付しない。(30代・男性)
  • 飲酒運転だけでなく、公共の場での飲酒禁止など、欧米なみにすべき。タバコばかり厳しく、飲酒に甘いのが日本。街中で酔っぱらっていること自体、犯罪である。(40代・男性)
  • 会社員など、酒を断れない状況がある。タクシーで帰る金も無い人間が飲酒運転をする。アルコールを体から飛ばすサプリとかあれば便利。罰則を厳しくしても減らないと思う。(30代・男性)
  • 取締り強化。警察怠慢。5年間、飲酒検問に出会った事がない。5年前に一度あった。その前は、記憶にない。警察や行政は本気で飲酒運転無くしたいと思っていないのでは。(40代・男性)

 飲酒運転について様々な意見をユーザーから頂きました。「罰則を強化」、「アルコールチェック」「お酒を提供する飲食店や運転代行等の改善」「教育」と様々な種類の意見を頂く事ができました。
「罰則を強化」する取り組みとしては、丁度2009年6月1日に、「道路交通法施行令改正」が施行され、酒気帯び運転等の罰則が強化されます。基礎点数が大幅に引き上げられており、免許が取り消しになる可能性が非常に高くなります。そしてさらに交通事故を起こした場合には懲役や罰金、被害者への賠償といった事も必要になり、まさに人生を棒に振るような事になるでしょう。

【2009年6月1日に施行される道路交通法施行令の主な改正点】
改正前 ⇒ 改正後
酒気帯び
運転
呼気1リットル中
0.25mg以上
免許停止90日
基礎点数13点
免許取り消し
基礎点数25点
呼気1リットル中
0.15mg以上0.25mg未満
免許停止30日
基礎点数6点
免許停止90日
人身事故を引き起こした場合
には免許取り消し
基礎点数13点
欠格期間 危険運転致死 5年 8年 ひき逃げの
場合は
最長10年
危険運転致傷 5年〜7年
酒酔い事故 2年 3年〜7年

今回ユーザーから頂いた意見の中で目を引いたのが、「道徳面での教育が必要」という意見が見られた事です。「飲酒運転が何故悪いのか飲酒はどうして20歳からなのか、当たり前の教育を子供のうちからすることが基本で、その事を知っていなければならない大人が子供より悪い常識を正当化している」といったユーザーからの意見などから見られる通り、悪い事と良い事をしっかりと子供の頃から教育をする必要があるのかもしれません。

 飲酒運転は先に述べた通り、事故を起こした場合には飲酒運転に対する罰則以外にも賠償が必要になります。自動車保険の任意保険においては、たとえ、飲酒運転であったとしても被害者保護の観点から対人賠償保険と対物賠償保険の保険金だけは、支払われることになっています。しかし、搭乗者傷害や車両保険といった、運転者や同乗者に対して使う補償は受けられない場合が多いようです。(詳細は加入中の保険会社にご確認下さい。)

最後に飲酒運転は行ってはいけません。飲酒運転で検問に引っかかるのではないか、人を轢いてしまって怪我や死亡させて莫大な賠償金と共に半生を刑務所で過ごすのか、自損事故で半身不随になってしまうのではないかというリスクを考えながら運転をするのではなく、タクシーや運転代行といったサービスを活用しましょう。
飲酒運転は、お金と人生を天秤に掛けているといっても過言ではありません。

そして、自転車での飲酒運転も立派な道路交通法違反になりますので、注意をしてください。