【第18回】

その言葉は方言?標準語?

 日本の国土は東西に細長い形をしており、さまざまな気候や生活習慣がみられると同時に、土地の言葉も同じようにたくさんのバリエーションがあります。皆様は普段、どのような言葉を使って会話をしていますか?10月23日は「津軽弁の日」だそうです。
 今回は、インズウェブユーザーの皆様の方言に関するアンケート結果をお知らせします。


普段、標準語を使って会話していますか?

アンケート結果
 まず最初に、日常的に使用している言葉について質問しました。
 普段、標準語を使用している方は全体の71.8%と多数派であり、方言を話す人の割合が28.2%と少ない結果になりました。近年、テレビの普及で標準語を話す人が増え、逆に方言を話す人口が減っていると言われていますので、その影響があるのかも知れませんね。

一方、地域別では次のような統計結果になりました。

地 域 普段利用している言葉
北海道・東北
北関東
首都圏
中部・北陸
近畿
中国・四国
九州・沖縄
※地域ごとの総回答者数に対する方言・標準語話者の割合   標準語   方言
 首都圏に近い地域が標準語の使用割合が高まるということに加え、東西での言葉の傾向も出ていますね。中部以北は標準語の使用割合が高く、近畿より西の地域については、方言の使用割合が高い傾向にあるようです。

標準語と思って使用していた言葉が方言だったことはありますか?

アンケート結果
 次に、普段使っていた言葉が実は方言だった経験について質問しました。
こちらは、61.4%と実に半数以上の方が「まさか方言とは思っていなかった」という経験があるとの回答でした。引越しで住む場所が変わっても、意外に祖父母や両親など、身近な人が地方に住んでいたことから受ける言葉の影響は大きいもの。標準語と思っていても地方の言葉が混ざっていることは当然ありそうですよね。

標準語と思って使ってみたものの、方言だったという言葉には、次のようなものがありました。

なげる 捨てる 北海道・東北地域
ほかす 捨てる 関西地方
やぐい 弱い・もろい 名古屋地域
〜べ(するべ、やるべ 等) しよう・したい 神奈川や北関東地域
あおなじみ 青あざ 千葉・茨城地域
めがす 壊す 沖縄地域 一部、中国地方でも使用例あり
机をつってください 机を運んでください 岐阜
腹がいっぱいでせこい 腹がいっぱいで苦しい 徳島
えんとする (主に子供に向かって)座る 群馬
ごんぼほる 駄々をこねる 青森 八戸地方
あとぜきして ドアを閉めて 熊本
ザンギ (主に鶏の)から揚げ 北海道
こけけ こっちへおいで 鹿児島
きょうびは、どえりゃあ、えらいであかんわ 最近はとても疲れて大変です 名古屋
まーちゅー つむじ 沖縄
なんとなく意味を類推できるものから、鹿児島の「こけけ」、沖縄の「まーちゅー」のように独特の表現まで、本当にいろいろありますね。

他にも、方言にまつわる体験談として次のようなものが寄せられました。

  • 【石川県】昔の事ですが、東京にいた頃、PCを操作していた時に、「何してるの?」と聞かれ、とっさに「パソコンいろとる。(=いじっている)」と言ってしまい、「え?何?」と聞き返され、あ、通じないんだと思った。(石川県・50代・女性)
  • 【関西地方】「かってくる」=借りてくる、という意味ですが、東京の人には「買ってくる」ことにしか聞こえず、行き違いになったり、びっくりされたことがあります。最近では、関西でもあまり使われなくなった感じがしますが。(滋賀県・60代・男性)
  • 【浜松地方】「そこのくろを拭いてくれ。(=そこの隅を拭いてくれ。)」といっても、今は通じないですね。(静岡県・80代・女性)
  • 【名古屋地方】鶏肉のことを名古屋では、「かしわ」と言います。横浜のデパートで「かしわを買いたい」と話したら、和菓子屋さんに連れて行かれました。(愛知県・40代・女性)
  • 【長崎】工具をいつもの場所に、仕舞っておく様にと思い、「なおしておいて」と言って指示し、あくる日その工具がいつもの場所に無く、言いつけた者に聞いたら、修理に出してしまっていた。(長崎県・50代・男性)
 他には、方言で困った体験談があるものの、「言葉が聞き取れず、今も意味が分からないままなので書き表せない」など、体験談を披露したくてもできないという意見も多々みられました。
けれど、実際の会話では前後の文脈で理解したり、雰囲気で察知したりとコミュニケーションをとることはできるため、生活には事欠かなかったそうです。やはり、方言とはいえ同じ日本語、よくよく聞いていると分かるものですよね。
 言葉も文化ですから、時代の流れと共に徐々に形を変えていくのは仕方の無いことです。加えて、ビジネスの場面など、あまりにも意思疎通ができないと困るため、共通言語をもつことは必須ではありますが、標準語の普及により各地の方言が失われて行くのはもったいないものです。
 現在は、津軽弁や琉球方言など、各地で方言を保存しようという動きがあります。後世にその土地の風習や文化と共に遺産として残して行けると良いですね。

アンケート調査概要

調査期間   : 2011年9月21日〜2011年10月11日
有効回答数 : インズウェブ利用者 788人
調査方法   : インターネットによる任意回答

保険の窓口インズウェブについて

「保険の窓口インズウェブ」は、2000年にインズウェブ株式会社(ソフトバンク・ファイナンス株式会社とアメリカのInsWeb, Inc.、米金融会社のMarsh、 & McLennan Capitalによる合弁会社)がサービスを開始した「自動車保険一括見積もりサービス」を中心とした保険比較サイトです。1回の見積もり依頼で複数の保険会社から見積もりが取れる等のサービスの利便性の高さから、現在までに延べ900万人(2016年4月末現在)以上の方に利用されており、インターネットにおける自動車保険比較サイトとして確固たる地位を確立しております。現在の運営会社はSBIホールディングス株式会社となり、自動車保険だけに留まらず、生命保険・バイク保険・ペット保険等の比較サービスも合わせて展開しており、中立的な立場からより一層のサービス向上と利用者拡大に注力しております。

・自動車保険一括見積もりサービス 参加会社数:20社  
・バイク保険一括見積もりサービス 参加会社数:8社 (一括見積もりは5社)
 
・生命保険等一括資料請求サービス 参加会社数:20社 商品数:約55商品  
(2016年5月現在)
URL:http://www.insweb.co.jp/ (自動車保険の一括見積もり)

会社名: SBIホールディングス株式会社
住所: 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19階
代表: 北尾 吉孝
設立: 平成11年7月8日
資本金: 81,681百万円(2016年6月29日現在)

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