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ドラレコ特約のメリット・デメリットは?自分で購入+テレマティクス保険という手も!

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あおり運転や交通事故時の記録の確保などを目的として、ドライブレコーダーを車に取り付ける人が増えてきています。自動車保険の特約としてもドライブレコーダー特約が用意されている会社もありますが、この特約にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?また、自分でドライブレコーダーを購入するのとどちらがよいのでしょうか?

ドラレコ特約とは?ドライブレコーダーが借りられるだけではない!

自動車保険のドライブレコーダー特約(ドラレコ特約)とは、保険会社から高機能なドライブレコーダーをレンタルすることができる特約です。ただドライブレコーダーをレンタルできるだけでなく、事故時の保険会社への緊急通報や事故前後の映像の保険会社への共有、運転の状況をもとにした危険な運転のアラートやレポートなども特約の中に含まれています。

ドラレコ特約を提供している各社とも、ただ映像を記録できるということだけでなく、事故時の対応がスムーズになることやアラートやレポートで安全運転を促してそもそも事故を減らす仕組みなどの付加価値があることが特徴です。ドラレコ特約を契約すると追加で保険料がかかるので付加価値に魅力を感じるかがドラレコ特約のポイントになってくるでしょう。

ドラレコ特約のメリット・デメリットは?

ドラレコ特約にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?ドラレコ特約の必要性を考えるためにも一度整理しておきましょう。

ドラレコ特約のメリット

1.自分で購入する手間が省ける

ドライブレコーダーを自分で購入する場合、どのドライブレコーダーがよいのか、どのような機能が付いているのがよいのか、どこのお店で購入するのがよいのかなど、考える必要があることが多くあります。ドラレコ特約であれば自動車保険に特約として付けるだけで保険会社指定のドライブレコーダーをレンタルできるので、自分で探し、購入する手間が省けます。

2.事故対応がスムーズ

上で軽く紹介しましたが、ドラレコ特約でレンタルできるドライブレコーダーはただ映像を記録するだけではありません。事故時の強い衝撃を感知して自動で保険会社に通知したり、事故時の記録を自動的に記録・保険会社に送信したりする機能も付いています。

事故という非日常の出来事に動揺して何をすべきか分からなくなってしまうことも考えられますが、自動的に保険会社に通知してオペレーターと会話でき、その後の行動の指示やアドバイスを受けられます。また、事故の状況を正確に話せなかったり事故相手と主張が食い違ったりした場合でも、事故時の映像という客観的な証拠をもとに事故対応を進めることができます。

3.アラートや運転レポートで事故防止

事故が起きてしまった後のことだけでなく、そもそも事故を起こさせないためのサービスも付いています。具体的な内容は保険会社によって異なりますが、前方車両と接近した場合や車線から外れて走行した場合、わき見運転をした場合などにアラートで危険を知らせてくれます。

また、急アクセルや急ブレーキ、急ハンドルなどの危険な運転をした回数や場所などを記録し、後でレポートで振り返ることができます。このレポートを確認することで、自身の運転技術の向上につなげられます。また、保険会社によっては一定以上の運転スコアを取ることによって保険料の割引を受けられる場合があります。

ドラレコ特約のデメリット

1.保険料が追加でかかる

ドラレコ特約を契約すると保険料が追加でかかります。月額650~850円程度の金額ですが、契約期間が長くなると特約にかかる保険料の累計で市販のドライブレコーダーを購入できてしまいます。お試しではなくドライブレコーダーを付けることを決めているのであれば、事故対応や運転に関するレポートなどのサービスに魅力を感じるかが重要になってくるでしょう。

2.好みのドライブレコーダーを選べない

ドラレコ特約でレンタルできるドライブレコーダーは保険会社指定のものです。自分で好みのドライブレコーダーを選べるわけではないので、機能が不十分あるいは過剰と感じても変更することはできません。また、保険会社からレンタルしているものなので、特約を解約したら保険会社に返却する必要があります。

保険会社から貸し出される機種も運転中の前方の記録としては十分な機能がありますが、後方や駐車中の撮影ができなかったり満足いかなかったりする場合があります。ドライブレコーダーの機能にこだわりがある方は事前にどのような機能やスペックを有しているのか確認しておきましょう。

3.保険会社に運転の情報を提供する必要がある

ドラレコ特約のメリットである事故時のスムーズな対応や運転のレポートは保険会社に自分の運転に関する情報を提供することで成り立っています。もちろん、保険会社としても個人情報の取り扱いには十分注意していますが、車を運転中のプライベートな情報も保険会社に提供する必要があるということは理解しておく必要があります。

ドライブレコーダーを単品購入するのとどちらがいい?

車にドライブレコーダーを取り付けたい場合、ドライブレコーダーを購入するのとドラレコ特約を契約してレンタルするのとどちらがよいのでしょうか?これを考えるうえでポイントとなるのが以下の3点です。

  • 「まずは短期間だけ試してみたい!」という気持ちがあるか
  • 保険会社からレンタルできるドライブレコーダーが目当ての機能やスペックを有しているか
  • 事故対応やレポートなどの追加のサービスに魅力を感じるか

短期間だけ試してみたいという気持ちがあるか

ドラレコ特約はドライブレコーダーの購入ではなくレンタルなので、ドライブレコーダーを購入するか迷っている、まずはレンタルで試してみたいという場合にも向いています。契約して使ってみて継続して使いたいという気持ちがあるのであれば、改めて特約の契約を続けるか解約して自分で購入するか考えましょう。

目当ての機能やスペックを有しているか

ドラレコ特約でレンタルできるドライブレコーダーは保険会社指定のものなので、自分で好みの機種を選ぶことはできません。そのため、ドライブレコーダーに求める内容によっては目当ての機能や十分なスペックを有していない場合もあります。特に後方や駐車中の撮影を求めている場合はよくドライブレコーダーの性能を確認した方がよいでしょう。

事故対応やレポートなどの付加価値に魅力を感じるか

ドラレコ特約には年間で1万円ほどの保険料がかかるため、長期的には特約の保険料がドライブレコーダーの購入代金を上回ります。ドライブレコーダーの価格は機能によって様々ですが、運転時の記録を映像として残したいだけであれば1万円~2万円ほどで購入できます。つまり、この用途であれば2年以上契約すると特約の保険料の方が高くなってしまいます。

ドライブレコーダーを長期間利用するのであれば、付随して提供される事故対応に関するサービスや運転レポートなどに魅力を感じるかがドラレコ特約を契約するか単品でドライブレコーダーを購入するかを判断するポイントとなるでしょう。

事故対応やレポートに魅力を感じるという場合はセンサー計測という手も

ドラレコ特約で提供される事故対応や運転レポート、安全運転での割引などに魅力を感じるという場合はドライブレコーダーではなくセンサーで計測するタイプも選択肢に入れてみましょう。このタイプであれば自分で好みのドライブレコーダーを取り付けることが可能です。

運転時の情報をドライブレコーダーやセンサーで計測し、その情報をもとに事故対応や保険料の割引などのサービスを提供する自動車保険は「テレマティクス保険」と呼ばれています。そのため、これらの機能が目的であれば「テレマティクス保険」をキーワードに調べるとよいでしょう。

テレマティクスというのは、「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報科学)」を組み合わせた造語で、自動車などに通信システムを組み合わせてリアルタイムに情報サービスを提供することを意味しています。

テレマティクス保険の特徴

テレマティクス保険では車に取り付けたドライブレコーダーやセンサーでブレーキやアクセル、ハンドル操作などを計測します。計測データをもとに安全運転をしていると判定されると保険料の割引やキャッシュバック、コーヒーなどの商品と交換できるポイントの付与などの特典を得ることが可能です。保険料が高くなりがちな10代・20代などでも安全運転に気を付ければ従来の自動車保険よりもお得に契約できる可能性があります。

また、事故時の大きな衝撃を検知すると保険会社に自動で通知したりスマホに事故の有無を尋ねる通知が届いたりして、保険会社に簡単に事故連絡できます。事故時の状況を記録して保険会社に送信してくれるので、事故対応もスムーズです。運転後に運転に関するレポートを確認することができ、自分が安全運転できていたか振り返られるといったサービスも提供しています。

ドライブレコーダー型とセンサー型の違い

現在日本で提供されているテレマティクス保険は主に、ドライブレコーダーを用いたもの、小型のセンサーを用いたもの、コネクテッドカー専用のものの3種類があります。一般の車両でも利用できるドライブレコーダー型とセンサー型の違いについて紹介します。この2つの違いは基本的にドライブレコーダーで計測しているか専用のセンサーで計測しているかの違いによります。

ドライブレコーダー型

ドライブレコーダー型では映像というデータがあるのでセンサー型よりも広いサービスを受けられるものの、ドライブレコーダーの分の料金がかかり、また、すでに自分でドライブレコーダーを設置している人は取り換える必要があるというハードルもあります。また、ドラレコ特約に付随する形でテレマティクスサービスを提供している場合、運転の仕方による保険料の変動がない保険会社もあります。

センサー型

センサー型では映像の情報がないため、ドライブレコーダー型と比べて受けられるサービスが限定されている場合がありますが、デバイスが安価なので追加で保険料がかからなかったり、かかっても少額であったりします。また、すでに自分でドライブレコーダーを取り付けている人や自分で機種を選びたい人でも契約しやすいです。センサー型の場合、基本的にテレマティクスサービスが主で提供されるので、安全運転による保険料の割引や商品のプレゼントなどの特典も基本的に付いています。

まとめ

自動車保険のドラレコ特約では保険会社からドライブレコーダーをレンタルでき、ドライブレコーダーを活用してスムーズな事故対応や事故防止のためのアラートやレポートなどのサービスを受けることができます。特約の保険料として年間で1万円ほどかかるので、事故対応や事故防止のためのサービスに魅力を感じるかがポイントとなってくるでしょう。

また、事故対応や事故防止に魅力を感じるのであればテレマティクス保険という手もあります。センサー型であれば計測にドライブレコーダーを使わないので、自分で好きなドライブレコーダーを購入することもできます。安全運転をすれば保険料の割引を受けられたり、コーヒーなどの商品と交換できるポイントがたまったりするメリットもあるので、テレマティクス保険についても検討してみましょう。

テレマティクス保険特集

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(注)当ページは自動車保険に関する一般的な内容を記載しています。個別の保険会社に関する内容は各保険会社様へお問い合わせください。

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