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久しぶりの運転で怖い…注意するべきポイントと保険のこと

投稿日:2022年10月3日 更新日:

しばらく運転していなかったけど、仕事の都合や子供の送迎、引っ越しなどで運転をする必要が出てきた、でも、久しぶりの運転なので少し恐怖感がある…という方もいるのではないでしょうか?そうした方のために注意するべきポイントや保険のことについて紹介します。

久しぶりの運転、注意するべきポイント

実際に車を運転する前にどのようなことに注意すべきか紹介します。事故やトラブルを起こしてしまう前にしっかりと確認しておきましょう。

車の基本操作のおさらい

運転席に座ってアクセルとブレーキの位置関係、ウィンカーやライトの操作、バックミラーやサイドミラーの調整、エアコンやナビの操作などをおさらいしておきましょう。

「そんな基本的なことを…」と思うかもしれませんが、運転している途中に急に雨が降ってきてワイパーを出す必要がある、緊急車両のために道を譲る必要があるときなどに、慌てて思い出すと操作の遅れや誤りにつながって事故のもととなります。実際に運転をする前におさらいしておき、安心して運転にのぞめるようにしましょう。

車両感覚・車幅感覚の確認

車がどれくらいの幅なのか、運転席から見える景色と実際の車の位置との関係、どの範囲が死角となっているのかなどを駐車場などで確認しておきましょう。これらの感覚を忘れてしまっていると、曲がり角で車をこすってしまったり、車線ギリギリを走行してしまったり、駐車時にスペースの片側に寄ってしまったりしてしまいます。

この状態で運転すると事故の危険性が増したり、他の車両や歩行者に迷惑がかかったりするので、自宅の駐車場で駐車の練習を繰り返す、運転に慣れた人に助手席に座ってもらって位置や操作のアドバイスをもらうなどをするとよいでしょう。

標識や交通ルールの確認

道路標識が意味する内容や交通ルールを改めて確認しておきましょう。間違ってしまうと交通違反となるほか、周りの想定や交通安全のために設置してある内容と異なる動きをすることになるので事故を誘発してしまいます。

また、どれくらい運転していないかにもよりますが、道路交通法の改正が行われて新たな規則ができている場合もあります。施行前はよくニュースなどに取り上げられていますが、運転していないとスルーしてしまいがちなので一度確認しておくとよいでしょう。

事前に目的地までのルートや工事の情報などを確認

今はカーナビやGoogleマップなどがあるので昔と比べて道に迷いづらくなっていますが、普段とは異なる場所を運転する必要があるのであれば事前に目的地までのルートを確認しておきましょう。どこの道を通るか、どこで曲がる必要があるのかなど事前に頭に入れておけば心の余裕が生まれて運転に集中しやすくなります。

また、可能であれば工事の情報も調べておけるとよいでしょう。工事が行われていると通行止めや車線規制などの交通規制が行われる可能性があります。事前に工事の情報を知っておき、迂回が必要になったり渋滞が起こったりしても慌てないようにしましょう。

運転の練習がしたい場合はどうすればいい?

実際に車を本格的に運転するようになる前に練習しておきたいという場合、交通量の少ない道や駐車場で一人で練習するという手もありますが、運転に慣れた人と練習した方が上達が早く、疑問や不安も解消しやすいです。他の人と練習する手段としては、家族や友人に頼む方法と教習所などのペーパードライバー講習を利用する方法があります。

家族や友人に同乗してもらう

運転に慣れた家族や友人に助手席に乗ってもらい、アドバイスを受けながら運転してみましょう。費用面や普段に近い状態で運転できるというメリットがありますが、家族や友人もプロではないので正しくアドバイスできなかったり、運転者側も素直に聞き入れられなかったりする可能性があります。

メリット

  • 費用はかからないかお礼程度のもので済ませられる
  • あまりかしこまらず、普段と近い状態で運転できる

デメリット

  • 家族や友人が正しくアドバイスできない場合もある
  • 家族や友人からのアドバイスに内心不満を感じる場合がある

ペーパードライバー講習を利用する

家族や友人を頼れない、できることならプロに教えてもらいたいという場合はペーパードライバー講習を利用するという手があります。教習所で行う形式と講師が出向いてくれる出張型とがあります。教習所型はいきなり公道を走るのが不安という方、出張型は時間がない方や普段と近い環境での運転に慣れたい方に向いています。

メリット

  • プロに教えてもらえるので上達が早い
  • 簡易補助ブレーキで助手席からブレーキをかけられるので安心できる

デメリット

  • 数万円の費用がかかる
  • 出張型でも緊張感があるため、普段の運転と感じが異なる場合がある

運転するなら保険のことも忘れずに!

車を運転するのであれば忘れていけないのが自動車保険です。自賠責保険だけだと対物賠償や自分の車・ケガへの補償はありません。対人賠償も金額に制限があり、賠償金を支払いきれない場合があります。少し練習するだけであっても事故の可能性はありますので、車を運転するのであれば必ず自動車保険に加入しましょう。

車を久しぶりに運転するという場合に自動車保険の契約で気を付けておきたいポイントを2つ紹介します。ぜひご確認ください。

運転者の範囲

自動車保険は補償の対象となる運転者を限定することで保険料が安くなります。新たに車を購入して自分一人が乗るのであれば、自分の条件に合うように設定すればよいですが、すでに家族が運転している車を運転するのであれば、もとの契約内容では補償の範囲に含まれていない場合があるので注意して確認が必要です。

補償の対象となる運転者の範囲の設定には「運転者限定特約」と「運転者年齢条件特約」があります。

運転者限定特約

運転者限定特約は車の主な運転者(記名被保険者)を中心として、補償の対象となる運転者を限定する特約です。補償の対象が狭くなるほど保険料が安くなります。限定できる範囲と補償の対象となる人については以下の表をご確認ください。

補償される運転者の範囲
本人限定本人・配偶者限定家族限定限定なし
(1) 記名被保険者
(2) (1)の配偶者×
(3) (1)または(2)の同居の親族××
(4) (1)または(2)の別居の未婚の子××
(5) (1)または(2)の別居の既婚の子×××
(6) 上記以外(友人・知人など)×××

※家族限定は多くの会社で廃止されています。
※親族とは「6親等以内の血族」「配偶者」「3親等以内の姻族」のことをいいます。
※未婚とは婚姻歴のないことをいいます。離婚して独身という場合には一般に未婚には当たりません。

運転者年齢条件特約

運転者年齢条件特約は補償の対象となる運転者の年齢を制限する特約です。事故率の高い10代や20代前半を制限することで保険料を安くできます。なお、運転者年齢条件による制限の対象となるのは主に、記名被保険者、配偶者、同居の親族です。別居の子供や友人・知人などは年齢条件を満たさなくとも補償の対象になります(運転者限定特約で制限されていない場合)。

年齢条件対象保険料
限定なし運転者の年齢を問わず補償高い↑保険料↓安い
21歳以上補償運転する同居の家族等が21歳以上の場合に補償
26歳以上補償運転する同居の家族等が26歳以上の場合に補償
30歳以上補償運転する同居の家族等が30歳以上の場合に補償
35歳以上補償運転する同居の家族等が35歳以上の場合に補償

※限定できる範囲は保険会社によって異なります。
※同居の家族等とは、① 記名被保険者、② 記名被保険者の配偶者、③ ①または②の同居の親族、④ ①~③のいずれかに該当する者の業務(家事を除きます。)に従事中の使用人 を指します。

車両保険

自分の車に対する補償が車両保険です。車対車の事故の場合は事故相手からの賠償金もありますが、自分の過失分の修理費用は自分で出す必要がありますし、自損事故の場合は全額自分で修理費用を出す必要があります。車両保険があればその分の保険金も受け取ることができます(契約時に定めた保険金額が上限)。

車両保険を付けると保険料が高くなりがちですが、運転に慣れていないことを考えると車両保険を付けておいた方が安心です。以下の方法で保険料を抑えられますが、補償の範囲は狭くなるのでよく考えて契約するようにしましょう。

エコノミー型にする

車両保険は一般型とエコノミー型の2つの種類から選択できるようになっていることが多いです。一般型は補償範囲が広い代わりに保険料がエコノミー型より高く、エコノミー型は補償範囲が狭い代わりに保険料が一般型よりも安くなっています。

一般型とエコノミー型で補償の対象となる事故の違いは以下の表のとおりです。
※保険会社によって異なる場合があります。

一般エコノミー
車やバイクとの事故
(相手が判明している場合)
当て逃げ(相手不明)
自転車との衝突・接触×
電柱・建物などとの衝突や接触
(単独事故)
×
転覆・墜落×
火災・爆発・台風・洪水・高潮など
盗難・いたずら・落書き
窓ガラスの損害・飛び石による損害
地震(津波や地震起因の火災含む)・噴火××

※あて逃げについて、保険会社によってエコノミー型でも補償対象となる場合とならない場合とに分かれています。

上表の通り、エコノミー型では単独事故(自損事故)などで補償を受けることができません。運転に慣れていないうちは単独事故を起こす可能性も高いのでよく考えて契約するようにしましょう。

免責金額を高くする

車両保険を契約する際には免責金額(自己負担額)も設定します。例えば修理費用が50万円で免責金額が5万円の場合、45万円が車両保険の保険金として支払われます。免責金額を高く設定すれば事故時の自己負担額が上がりますが、保険料も安くなります。自己負担額と保険料のバランスを考えて設定するのがよいでしょう。

免責金額0-0万円(自己負担額なし)高い↑保険料↓安い
0-10万円
5(車対車免ゼロ)-10万円
5-10万円
10-10万円

※ハイフンの左側の数字が1回目の事故での免責金額、右側の数字が2回目以降の事故での免責金額です。契約(更新)してから満期日までの1年間での車両事故の回数をカウントします。
※車対車免ゼロとは、1回目の車両事故で、相手方の車が確認できるほかの車との衝突・接触事故の場合のみ、免責金額をゼロにする特約です。

中古車を購入して修理費用は割り切る

中古車を購入して車両保険は付けず、事故を起こしてしまった場合の修理費用については割り切る、というのも一つの考え方ではあります。ただし、ローンを組んで購入する場合は返済のことも考えて車両保険を付けておいた方がよいでしょう。

運転スコアで自分の運転を振り返ることができる保険もある!?

最近の自動車保険の中にはドライブレコーダーや小型のセンサーで運転の仕方を測定し、急ブレーキや急ハンドルなどの危険な運転をしていないか確認できるサービスを提供しているものもあります。

主な計測項目

運転後に「運転スコア」という形で客観的に自分の運転を振り返ることができ、サービスによっては危険な運転をした場所も分かるので運転の上達につながります。機械による計測で判定された結果なので「夫に指摘されたけど内心ムカツク」、「妻に指摘されたけど怖がりすぎでは?」などと思うようなこともありません。

また、こうしたレポートは初めは確認しても次第に見なくなってしまいますが、安全運転を続けると保険料が安くなったりコンビニのスイーツやコーヒーなどがもらえたりするのでモチベーションも維持しやすいです。社会のためにも自分のためにもなる設計となっています。

こうしたサービスは「テレマティクス保険」、「テレマティクスサービス」として提供されています。気になったら調べてみましょう!

事故を起こしてしまっても安心

テレマティクス保険について事故を起こさないための取り組みを紹介しましたが、事故を起こしてしまった場合についても安心できる内容となっています。サービスの内容は提供する保険会社で異なりますが、主に以下の2つのサービスが提供されています。

事故検知で緊急通報

ドライブレコーダーやセンサーで事故時の大きな衝撃を検知すると、自動で保険会社に通知したり、簡単に事故連絡ができるようにスマホにプッシュ通知が届いたりします。事故後にパニックになって保険会社への連絡が遅れてしまうということを避けることができますし、対応が必要なことの指示を受け取れるので落ち着いて対処できます。

事故前後の運転データをもとにスムーズな事故対応

事故が発生したら保険会社へ自動的に事故前後の運転データが共有されます。これにより事故時の客観的な状況が分かりますので、保険会社にうまく事故時の状況を伝えられなかったり事故相手が嘘をついたりした場合でもスムーズな事故対応が期待できます。

まとめ

久しぶりに運転する必要があるというときにはいきなり公道に出るのではなく、まずは駐車場などで車の基本操作や車両感覚を思い出すようにしましょう。基本的なことですがしっかりと思い出しておくことで事故やトラブルのリスクを減らすことができます。運転に不安がある場合は家族や友人に同乗してもらったり、ペーパードライバー講習を受けたりして事前に練習しておくとよいでしょう。

車を運転するなら自動車保険の加入が必要です。補償範囲をしっかりと確認して事故時に確実に補償を受けられるようにしましょう。また、最近では「テレマティクス保険」といって、運転の仕方を計測して安全運転をしていると特典を受け取れる自動車保険も出てきています。危険な運転をしていないか客観的に振り返ることができるので運転技術の向上にも役立ちます。計測データを活かして事故対応も充実していますので、従来の自動車保険だけでなく、新しい自動車保険の形であるテレマティクス保険も検討してみましょう。

テレマティクス保険特集

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(注)当ページは自動車保険に関する一般的な内容を記載しています。個別の保険会社に関する内容は各保険会社様へお問い合わせください。

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