飛行機が欠航した場合、国内旅行保険で補償される?

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国内旅行で飛行機を使う場合、特に台風のシーズンなどは飛行機の欠航が心配になりますよね。搭乗予定だった飛行機が欠航した場合、国内旅行保険で補償は受けられるのでしょうか?飛行機の欠航がどれくらいの確率で発生するのかも併せて紹介します。

飛行機欠航による宿泊費用が補償される

国内旅行保険では補償内容の中に飛行機の欠航や着陸地変更によって、その日に予定していた最終到着地以外の地でホテル・旅館などに宿泊した場合の宿泊費用を補償する特約を用意しているものがあります。補償される金額は1万円ということが多いです。保険会社によって遅延も含まれる場合や着陸地変更は補償されない場合もあります。台風で飛行機が欠航し、旅行先でもう1泊しないといけないというような場合に役に立ちます。

この補償の注意点としては、旅行出発日の10日前など一定の日付より前に申し込みが必要となることです。国内旅行保険自体はネットやコンビニで旅行当日でも加入できるのですが、飛行機の欠航に対する補償も欲しいという場合は早めに申し込む必要があります。

飛行機のチケットは航空会社が対応

飛行機が欠航になった場合、宿泊費用だけでなくチケットの代金についても気になりますよね。飛行機のチケットについては航空会社の方で対応してくれるので国内旅行保険の補償内容に含まれていなくても安心です。

欠航時の対応は主に返金か振替になります。返金はその名の通りチケットの代金が返ってきますが、目的地に飛ぶことはできません。払い戻しの手続きには期限があるので、振替ではなく返金を選ぶ場合は忘れずに手続きを行いましょう。振替の場合は自社の後日便への振替もしくは他社便への振替が行われます。台風や大雪などの不可抗力の場合は原則的に自社の後日便での振替となります。機材故障などの会社都合の欠航の場合は他車便への振替を行ってくれる場合があります。ただし、LCCなど一部の航空会社は他社便への振替は行っていません。

飛行機の欠航はどれくらい起こる?

台風のときに飛行機が欠航しているのをニュースなどで見聞きしたことがあると思います。実際のところ、飛行機の欠航はどれくらい起きているのでしょうか?国土交通省「平成30年度国内輸送実績(特定本邦航空運送事業者)」より、主要な事業者の平成30年度の飛行機の欠航率を紹介します。

※()内は、前年同期の数字です。

便 数 割 合(%)
天 候 H30.4~6 397 (489) 0.22 (0.27)
H30.7~9 5,119 (2,159) 2.64 (1.13)
H30.10~12 1,066 (1,796) 0.56 (0.97)
H31.1~3 808 (2,323) 0.44 (1.27)
H30年度 7,390 (6,767) 0.98 (0.91)
機材故障 H30.4~6 125 (152) 0.07 (0.08)
H30.7~9 115 (117) 0.06 (0.06)
H30.10~12 162 (123) 0.09 (0.07)
H31.1~3 141 (123) 0.08 (0.07)
H30年度 543 (515) 0.07 (0.07)
機材繰り H30.4~6 314 (447) 0.17 (0.24)
H30.7~9 693 (414) 0.36 (0.22)
H30.10~12 616 (460) 0.33 (0.25)
H31.1~3 441 (618) 0.24 (0.34)
H30年度 2,064 (1,939) 0.27 (0.26)
その他 H30.4~6 115 (73) 0.06 (0.04)
H30.7~9 3,039 (70) 1.57 (0.04)
H30.10~12 352 (134) 0.19 (0.07)
H31.1~3 126 (179) 0.07 (0.10)
H30年度 3,632 (456) 0.48 (0.06)
H30.4~6 951 (1,161) 0.52 (0.64)
H30.7~9 8,966 (2,760) 4.62 (1.44)
H30.10~12 2,196 (2,513) 1.16 (1.35)
H31.1~3 1,516 (3,243) 0.82 (1.78)
H30年度 13,629 (9,677) 1.81 (1.30)

※割合については、運航予定便に対する割合です。
※特定本邦航空運送事業者とは、客席数が100又は最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して行う航空運送事業を経営する事業者をいいます。日本航空、全日本空輸、日本トランスオーシャン航空、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー、Peach Aviation、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、春秋航空日本、エアアジア・ジャパンが含まれます。

出典:国土交通省「平成30年度国内輸送実績(特定本邦航空運送事業者)」

平成30年度は全体でみると運航予定便の1.81%、7月~9月に限ると運航予定便の4.62%の欠航がありました。前年度の数字よりも大きいですが、台風の進路など自然環境の状況によっては大きな欠航率となると考えておくのがよいでしょう。また、台風の影響を受けやすい沖縄や大雪の影響を受けやすい北海道、空港設備が大都市の空港と比べて弱い離島路線や地方路線では欠航率が高くなりがちなので、こうした路線での旅行を予定しているのであれば国内旅行保険で備えておくのもよいかもしれません。

まとめ

台風のときなど乗る予定だった飛行機が欠航してしまうことがあります。飛行機が欠航してしまって予定外の地で宿泊が必要となった場合には国内旅行保険で補償を受けることができます。台風シーズンに旅行する場合など欠航が心配ならば国内旅行保険を検討してみてはいかがでしょうか。ただし、飛行機の欠航に対する補償が欲しい場合は10日前までなど事前の申し込みが必要なことには注意してください。

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