海外旅行の準備はバッチリと思っていたら当日になって海外旅行保険に入っていないことに気が付いた…、というような場合、海外旅行保険に申し込むことはできるのでしょうか。結論としては当日でも申し込み可能ですが、いくつか注意点があります。当日の海外旅行保険申込みについて紹介します。
目次
海外旅行保険は出発当日でも加入できる
旅行出発の当日に海外旅行保険に加入していないことに気が付いても加入をあきらめる必要はありません。旅行出発当日でも海外旅行保険に加入することは可能です。加入方法としては主に以下の3つがあります。
インターネット経由で契約
海外旅行保険はインターネット上で契約することが可能です。加入していないことに気がついたらスマートフォンで海外旅行保険を検索し、保険会社のサイトなどからそのまま契約することができます。
海外旅行保険は家を出たときから補償が開始されるので、家を出る前に気が付いて加入できるとよいですが、家を出た後でも空港に移動中の電車内など出国するための航空機等に搭乗するまでは契約が可能です(保険会社によっては自宅出発後はインターネット経由では申し込めないことがあります)。また、インターネット経由では補償内容を自分でカスタマイズしやすいので店頭で契約するよりも割安に抑えられることもあります。ただし、保険料の支払いは基本的にクレジットカード払いになることには注意しましょう。
空港のカウンターで契約
国際線が発着するような大きな空港では保険の専用カウンターが設置されていて、そこで海外旅行保険を契約することができます。担当者に説明を聞くことができるので自分1人ではどのようにプランを選んだらよいのか分からないという場合でも安心でしょう。
空港のカウンターで契約する場合の注意点としては、中小規模の空港では選択できる保険会社が少ない場合があるということです。そうした場合、自分に合った補償内容を選びにくいということがあります。また、空港への移動途中は保険に加入前なのでそこでトラブルがあっても補償を受けることができません。海外旅行保険に加入していないということで焦っていると思いますので、移動中にトラブルに巻き込まれないように十分に注意をするようにしましょう。
空港の自動契約機で契約
主要な国際空港ではカウンターのほかにも自動契約機が設置されていて、当日でも手軽に加入手続きを行うことが可能です。時間に余裕がなくて窓口が混んでいる場合などでも手早く加入することができます。
注意点としては、選択できる補償内容が限られている場合があるということとカウンターとは営業時間が異なる場合があること、カウンターと同様に家から空港までの移動中にトラブルがあっても補償を受けることができないということです。移動中のトラブルの可能性は否定できないので、自宅で気が付いた場合はできるだけインターネット経由で加入するのがよいでしょう。
出発当日に申し込む場合の注意点
海外旅行保険は出発当日でも申し込み可能ですが、出発当日に申し込む場合はいくつか注意点があります。出発当日に申し込む場合の注意点を紹介します。
選択できない補償がある
海外旅行保険を旅行当日に申し込むという場合、航空機遅延や旅行キャンセル費用などの旅行当日のトラブルに備える補償を選択することができません。こうした補償も欲しいという場合は次回からは忘れずに事前に加入手続きをするようにしましょう。
保険料の払込手段が限られる
当日にインターネット経由で申し込む場合などではクレジットカード決済のみ可能というように保険料の払込手段が限られる場合があります。海外旅行に行くという場合はクレジットカードのみでの決済で困る人は少ないと思いますが、コンビニ払で保険料を支払いたいというような場合は事前に申し込む必要があります。
家から空港までの補償が受けられない
海外旅行保険は海外旅行を目的として自宅を出発してから自宅に帰るまでの間の補償を受けることができます。しかし、出発当日に空港で海外旅行保険に加入する場合は家から空港までの間にトラブルが起こっても補償を受けることができません。日本にいる間なので大したことは起きないと思うかもしれませんが、旅行当日という気分が高揚している状態や空港で海外旅行保険に入らなければならないと少し焦っているような状態では注意力が散漫になり、普段では考えられない事故が起こる可能性もあります。海外旅行保険に加入していないことに気が付いた時点でインターネット経由で加入するか、それができなければ空港までの間は気を付けて移動するようにしましょう。
まとめ
海外旅行保険は旅行当日でも海外に渡航前であれば加入することができます。インターネット経由や空港のカウンター・自動契約機で契約の手続きを行えます。ただし、当日に空港で加入手続きをするという場合は家から空港までの間に起こったトラブルで補償は受けられないので注意しましょう。また、航空機遅延などの旅行当日のトラブルに対する補償についても契約することができないので気を付けてください。