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車の塩害対策は必要?リスクと対処法・予防策について解説

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車の塩害対策は、海に近かったり降雪が多かったりする地域に住んでいる場合には必須です。また、海沿いをドライブしたり、スノーレジャーを楽しんだりしたあとにも、十分な対処が求められます。対処や予防をしないと、車に深刻な影響が残る可能性があるため、事前に塩害に対する知識を得ておきましょう。

この記事では、車の塩害が発生する理由と発生しやすい場所のほか、リスクと対処法・予防策について解説します。

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車の塩害が発生する理由

車の塩害は、塩分が車に付着し、鉄などの金属部分にダメージを与えることです。通常、金属は水分に触れると酸化反応を起こして腐食します。塩は吸湿性が高く、周囲の水分を引き寄せます。また、塩水は電気を通しやすく、それにより錆びを発生させる反応を早くします。

したがって、潮風や道路上の融雪剤など塩分を含む水分が車に付くと、金属部分の酸化反応を加速させ、腐食による錆びなどのダメージとなるのです。

車の塩害が発生しやすい場所

車の塩害は、どのような場所で発生するのでしょうか。ここでは、車の塩害が発生しやすい場所について解説します。

海の近く

海の近くは、車の塩害が発生しやすい場所です。海から陸へ吹いてくる塩分を含んだ潮風が車の鉄の部品に付着し、錆びを発生させる可能性があります。海岸近くに住んでいる場合や、海沿いをドライブしたり、海岸近くに長いあいだ駐車をしたりしても、塩害のリスクは高まります。

なお、塩害の影響を受ける範囲は、海岸からの距離でおよそ2km以内といわれますが、風の強い地域では7km以内まで広がるとの調査結果もあるため、注意が必要です。

また、台風による強い風雨に含まれた塩分も、車にダメージを与えかねません。2018年の台風24号の際には、海水を巻き上げた風雨によって、東京西部や埼玉などにも塩害をもたらしました。そのため、たとえ内陸部であっても、塩害のおそれがあることに留意しておきましょう。

降雪地帯

車の塩害が発生しやすい場所として、降雪地帯にも注意しなければなりません。
降雪地帯では、道路上の雪をとかす融雪剤や路面が凍るのを防ぐ凍結防止剤が散布されます。これらの成分である塩化ナトリウムや塩化カルシウム、塩化マグネシウムによって、道路を走った車の下回りに影響を与えるおそれがあります。

降雪地帯に住んでいる方はもちろん、そうでない方もスノーレジャーや帰省などで降雪地帯を走った場合には、車の下部の錆びの発生に注意が必要です。

車の塩害によるリスク

塩害によって、車にはどのような影響があるのでしょうか。ここでは、車の塩害によるリスクについて解説します。

部品が錆びる

車の塩害によるリスクとして、各部品が錆びることが挙げられます。
車の部品の多くは、鉄などの金属でできています。新車時に防錆処理は施されているものの、車の使用に伴って生じる傷部分などに塩分が付着して放置すれば、やがて錆びが発生してしまうのです。

さらに、一度できた錆びは周囲に広がる性質を持っています。錆びが広がることで、ボディやさまざまな部品に影響を与える可能性がある点に、注意しなければなりません。

部品の劣化による故障

錆びによる部品の劣化は、結果として車の故障などを招くおそれがあります。これも、塩害によるリスクのひとつです。

具体的には、車のボディやマフラーなどの部品が欠損したり、穴が開いたりすることがあります。配線やコネクタなど電気系統へのダメージも不安材料です。

このような故障は、走行中の部品脱落といったリスクをはらんでいます。また、車のフレーム(骨格)やサスペンションなどの足回りに錆びが生じると、走行時の安全性に大きな影響を与えかねません。

錆びのダメージによる市場価値の低下

車の塩害によるリスクとして、錆びのダメージによる市場価値の低下も挙げられるでしょう。
車の塗装のはがれや小さな傷がある箇所は錆びやすく、放置すれば錆びはさらに広がっていきます。ボディの錆びが目立つ車は見た目も悪くなり、買取業者の印象も悪くなる可能性があります。

また、フレームやマフラーといった下回りなどが錆びている車は交換部品も多くなるため、査定価格に大きな影響を及ぼしかねません。特にフレームの錆びによるダメージはその程度によって、「修復歴あり」と判断されるおそれもあるので注意が必要です。

車の塩害に対する具体的な対処法

海沿いでのドライブやスノーレジャーを楽しんだあと、車の塩害に対処する場合には、下記の対処をしてください。

<塩害の対処法>

  • 洗車を行い、水滴をしっかり拭き取る
  • 錆が発生した場合には早めに除去し、防錆効果のある塗料を塗る

塩分を含んだ水分は、錆びを発生しやすくします。そのため、ボディや下回りなどに付着した塩分を洗い流した上で、水滴をしっかり拭き取るようにしてください。

もし、小さな範囲で錆びが発生していた場合には、カー用品店で錆び取り剤やサンドペーパーを購入して、錆びを取り除きましょう。その後、防錆効果のあるタッチペンなどで塗装します。

車の塩害に対する具体的な予防策

海沿いや降雪地帯に住んでいて車の塩害に備えるには、どのようにしたらいいのでしょうか。最後に、車の塩害に対する具体的な予防策について解説します。

こまめに洗車する

こまめに洗車することで、塩害による錆びなどのリスクを前もって軽減することが可能です。
ボディや下回りに付着した塩分を取り除くことを意識して、2週間~1ヶ月に一回程度の洗車を行いましょう。

ボディカバー使用・ガレージ保管

車にボディカバーをかけたり、車をガレージ内で保管したりすることは、塩害に対する有効な予防策に挙げられます。これらの予防策は、塗装などにダメージを与える紫外線や花粉・黄砂に対しても効果を発揮します。

ボディカバー使用時に注意したいのは、必ず車を乾かした状態でかけることです。洗車後に濡れた状態でボディカバーをかけると湿気がこもり、錆びや塗装のシミ・はがれなどを発生させる可能性があるからです。

車のコーティング

車のコーティングも、塩害に対する予防策として有効です。
コーディングはボディに施す場合と、下回りに施工する場合の大きく2種類に分けられます。
下回りに付着した塩分は、洗車でもなかなか落とせないため、海の近くや降雪地帯で車を保管している場合は、「アンダーコート」と呼ばれる下回りのコーティングがおすすめです。

アンダーコートの効果は、基本的には1年程度維持できます。年に1回は、カーディーラーやカー用品店でコーティングし直すといいでしょう。

車に長く乗るなら塩害対策は必須

車の塩害は、ボディだけでなく下回りやフレームなどに錆びによるダメージを与えかねないものです。しかし、錆びが発生したからといって車両保険が適用されるわけではありません。こまめに洗車をしたり、アンダーコートを施したりするなど、日頃から十分な対処や予防を行うようにしましょう。錆びが進行してからでは修復費用が大きくなったりリセールバリューが低下したりしてしまいます。

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