飲酒運転の種類とは?

2007年9月19日の道路交通法改正によって、酒気帯び運転の罰則が、「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」から「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」に、酒酔い運転の罰則が、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」から「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に引き上げられました。 刑罰の内容を見ると、「酒気帯び運転」より「酒酔い運転」のほうが重いことがわかります。

では、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」は、そもそも何を根拠に区分されているのでしょうか。 まず、「酒気帯び運転」。2002年5月末までは、呼気1リットル中0.25ミリグラム以上のアルコールが含まれている状態のことを指していました。しかし、飲酒運転の厳罰化を求める声が高まったため、2002年6月1日から、呼気1リットル中0.15ミリグラム以上に変更。つまり、これまでより少ないアルコール濃度で「酒気帯び運転」とみなされるようになったわけです。 「第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあったもの」

ちなみにアルコール濃度の検知は、ドライバーが風船を膨らまし、その中に集めた呼気を計測する方法が一般的です。 一方、「酒酔い運転」とは、検知されたアルコール濃度には関係なく、ドライバーの言動などから明らかに「酒に酔った状態」と判断された場合をいいます。 具体的には、歩かせてみてふらつくかどうか、視覚が健全に働いているか、など、運動や平衡感覚機能が麻酔されていないか、また言動などから認知能力の低下がないかなどが判断されるのです。つまり、たとえアルコール濃度が0.15に達していなかったとしても、明らかに酒に酔った状態が見られた場合は、「酒酔い運転」として処罰されることになります。

ちなみに、自動車保険の世界では、ドライバーが「酒気帯び運転」や「酒酔い運転」をしていた場合、搭乗者傷害保険、自損事故保険、人身傷害保険、車両保険は支払われません。 お酒を飲んで運転することは絶対にやめましょう。

ジャーナリスト:柳原三佳

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