SBIホールディングス運営 自動車保険一括見積もり比較サイト

保険の窓口インズウェブ

くるまの雑学王~中級編~

アメリカでは子どもが車に轢かれる事故が多い。

アメリカでは駐車場では前止めが基本のため、スーパーマーケットなどから出るときに後方を歩いている子供が轢かれてしまう事故が多いです。
SUVやピックアップトラックなど大型車が多いこともあり、後方視界が悪い車が多いことも原因として挙げられています。

そこで、KT法"Kids and Transportation Safety Act"が制定されました。
この法律に基づき、アメリカ運輸省が2014年9月までに米国で販売するすべての車に、後方の視界を車内モニターで確認できる「バックモニター」の搭載を義務付ける方針を発表しましたが、これまでに運輸省は発表を数回延期しているので、実際に義務付けされるのか気なります。

事故を起こした車を運転していなくても、損害賠償責任を負うことがある。

自動車損害賠償保障法3条で、交通事故(人身損害に限る)が発生した場合に損害を賠償しなければならない者を、「自己のために自動車を運行の用に供する者」と定められており、これを運行供用者といいます。

運行供用者は、その自動車の運行支配と運行利益の帰属するものとしていますが、判例の傾向として、運行利益よりも運行支配の比重が高まっています。
「運行支配権」を有する者とは、自動車を「支配」「使用」「占有」する者のことで、自動車の所有者が該当します。

運行供用者が損害賠償責任を負うのは人身事故に関してのみです。 会社の自動車を社員が業務のために運転していたときに事故が起き、第三者を負傷させた場合は、会社は会社の車を業務のために使用させていたのですから、「自己のために自動車を運行のように供していた」といえますので、会社も損害賠償責任を負うことになります。
運行供用者責任においては、加害者に故意または過失がなくても損害賠償責任が発生します。

運行供用者責任の要件
①自己のために自動車を運行の用に供する者である(運行供用者)
②他人の生命又は身体を害した(結果)
③自己及び運転者が自動車の運行に関し注意を怠らなかったこと、被害者又は運転者以外の第三者に故意又は過失があったこと、自動車に構造上の欠陥又は機能の障害があったこと(免責事由)がないこと。

運行供用者の範囲
・自動車を貸した人と借りた人
・夫名義の車を妻が運転して事故を起こした場合の夫
・マイカーを業務に使用している場合で、それを会社が容認していた場合の社員と事業者
・車の管理に落ち度があり盗難された場合の車の所有者
・子会社が親会社専属で業務を行っている場合の親会社
・車の所有権を移転した後、名義の変更を怠っていた場合(名義残り)は、運行供用者責任は否定
・運転手が事故を起こした場合のバス会社、タクシー会社等
・運転代行業者
・レンタカーの営業主

車を泥棒に盗まれて事故を起こされた場合、自動車の保管が十分になされていれば責任を負わされることはありませんが、自動車の保管・管理に過失がある場合は、責任を認められる可能性がありますので、日ごろからきちんと管理しておきましょう。

ディズニーリゾートの駐車場は、入園制限がかかると駐車料金が無料になる。

1983年にオープンした東京ディズニーランドが30周年を迎えました。
週末や大型連休となると多くの人々者が詰め掛けますが、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、混雑状況に応じて入園制限を実施することがあります。一説には1つのパークに7万人が入場すると制限がかかるともいわれています。

ディズニーリゾートの駐車場は、臨時駐車場を含めると約2万台収容可能ですが、1日2,000円(普通車)の駐車料金を払って駐車したにもかかわらず、入園制限でパークに入れなかったら損ですね。入園制限となった後に駐車場に到着した場合、そのことをトールゲートのキャストから伝えられますが、「入園制限解除まで待つ」旨を伝えると駐車場には無料で駐車することができます。
もちろんこれは入園制限となっているパーク向けの駐車場に限ってのことで、東京ディズニーランドのみが入園制限中の場合、東京ディズニーシーやイクスピアリ用の駐車場では通常の駐車料金を払う必要があります。

まもなく入園制限になりそうな時は予めトールゲート(料金所)で『入園制限になっても当日券を購入できる』ことを証明する用紙が配られます。これを持っていれば仮に駐車場から入園口への移動中に入園制限になっても、チケットブースで当日券を購入することができます。

ちなみに、日付けが指定してあるチケットさえあれば入場制限の中でも入場できますので、事前にディズニーeチケットを購入しておくとよいでしょう。

アメリカでは自動運転の免許証がある。

2012年05月に全米で初めてGoogleが開発した自動運転の車に免許証が発行されました。 人ではなく、車に免許証が発行されたことになります。自動運転技術については、自動車メーカーがしのぎを削って開発を行っているようです。公道で運転すると事故が起きた時の問題などいろいろな問題がありそうです。

現在ではカリフォルニアとフロリダ州でも自動運転車が「合法化」されていて、Googleの自動運転の車が走っているようです。

ロシアではドライブレコーダーの普及率が高い。

2013年2月15日、ロシアのチェリャビンスクに隕石が落下しました。そのとき上空を飛ぶ光る隕石の姿を、多くの車が映像でとらえていますが、それはなぜかというとロシアではほとんどの車のダッシュボードにカメラが搭載されているからです。

同国での2012年のドライブレコーダ売上げは前年比5倍の130万~150万台と売れに売れており、ロシアは世界で一番ドライブレコーダーが普及している国といえます。

所得水準が決して高いとはいえないロシアで、これほど普及している理由は、広大な国土に加え職務怠慢な警察や腐敗が横行し、衝突事故で目撃証言が有利に働くことがほとんどない法制度のために、当たり屋といわれる犯罪が常習的に行われているからです。
ドライブレコーダーは、事故に遭ったとき自らの正しさを証明するために車を運転する上で必要不可欠なものになっています。

では、日本での普及率はどうでしょう。国土交通省によると2012年のドライブレコーダーの普及率はタクシー等の運送事業者が50%を越したのに対し、一般個人の普及率は1%以下とほとんど普及していないのが現実です。

いざというとき、動かぬ証拠がなければ自分の正しさを証明することはできません。ドライブレコーダーが普及する事により安心・安全な交通社会になることを望みます。

次のページへ >

投稿日:2018年9月11日 更新日:

Copyright© SBI Holdings Inc. All Rights Reserved.

\自動車保険は比較で安くなる!/

このボタンから限定!マチカフェドリンク(120円)×2プレゼント中!
キャンペーン概要を必ずご確認ください

マチカフェドリンク(120円)×2プレゼント中!
キャンペーン概要を必ずご確認ください