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自動車保険の「使用目的」とは?どのように選ぶのがいい?

投稿日:2018年12月19日 更新日:

自動車保険の見積もりや契約をする際に聞かれる項目の一つに「使用目的」があります。保険料を決める要素の一つであり、正確に申告する必要がありますが、「普段は買い物に使う程度だが、通勤に使うこともある」などどのように選べばよいのか迷うこともあります。こうした場合、どのように選べばよいのかなど、「使用目的」について解説していきます。

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使用目的によって保険料の料率が変わる!

自動車保険の使用目的とは?

自動車保険の使用目的は保険会社が保険料を算出する際の一つの条件となっており、契約時に契約者の申告によって適用されることになります。多くの保険会社で「日常・レジャー」、「通勤・通学」、「業務」の3つから選ぶ形になっており、車に乗る頻度を確認し自動車事故等のリスクを保険料に反映させるために必要な項目となっています。使用目的を間違えると適正額より高い保険料を支払うことになりますので注意しましょう。

3つの使用目的から選択!

「日常・レジャー」、「通勤・通学」、「業務」の3つから選ぶ形式の保険会社が多いです。「業務」→「通勤・通学」→「日常・レジャー」の順で条件に当てはまるか判断していきます。

業務使用

対象の自動車を年間を通じて週5日以上、または月15日以上業務に使用する場合、業務使用を選択する必要があります。例えば契約車で営業先へ訪問する場合や自営業の方が作業現場へ向かう場合に利用するなどです。

通勤・通学使用

対象の自動車を業務使用に該当しない使い方で、年間を通じて週5日以上、または月15日以上通勤や通学に利用している場合に選択します。ご家族を毎日駅まで送迎するために利用している場合などについては保険会社によって判断が異なっていますので注意しましょう。

また、幼稚園・保育園の送り迎えに利用する場合、幼稚園は学校教育法で定められた学校のため「通勤・通学」にあたるものの、保育園はそうではないため「日常・レジャー」使用で問題ない、というような少しややこしいこともあります。

日常・レジャー使用

業務使用、通勤・通学使用のいずれにも該当しない場合には日常・レジャーを選択しましょう。主に買い物や週末のお出かけなど日常生活での利用用途で日数の制限などはありません。

「使用目的」別保険料の違いは?

総合的な運転機会の多さや走行距離などの判断から事故に合うリスクで保険料を決定しています。

業務使用での使用が最も保険料が高くなる傾向にあり、次いで通勤・通学使用になります。日常・レジャー使用が使用目的の中では最も保険料が安くなります。

使用目的を変更することになったら?

保険期間中に使用目的が変更になる場合には、ご契約内容の変更手続きが必要となります。例えば、自動車保険契約の時には主に休日のレジャーで利用していた自動車をライフスタイルの変化などにより契約者が主に業務使用で利用することになった場合などは使用目的の変更の通知が必要です。

使用目的は告知義務だけでなく通知義務もあるため使用用途が変更になった時には速やかに保険会社や代理店に連絡し変更の手続きを行いましょう。使用目的の変更を行った場合、保険料が新しい使用目的の内容で再計算となり、必要に応じて保険料の差額の返金や追加徴収が行われます。

使用目的を虚偽報告したら?

使用目的の選択によって保険料も変わってくる自動車保険。保険料を安くしたいからと言って虚偽の申告をするとどうなるのでしょうか。

使用目的の申告は自動車保険加入の時の告知事項になっており契約者には告知義務があります。事実と異なる使用目的で契約すると保険金が支払われないケースもあるため必ず正確な申告を行いましょう。もし選択に困ったときは保険会社に相談しましょう。事故にあった時は保険会社や調査会社が実用実態を調査することになっているため、使用目的の申告が虚偽だと分かると保険金が支払われない可能性があります。

たまたまの利用で事故にあった場合は?

「日常・レジャー」使用で保険契約をしていて、雨の日にたまたま通勤利用をしたときに事故にあってしまったというように、たまたま異なる使用目的で運転中に事故にあった場合も保険金を受け取ることができます。

これはもちろん「たまたま」の利用で事故にあった場合であって、月15日以上通勤に利用することが常態化している場合などでは保険金が支払われない可能性があります。事故にあったときの使用状況ではなく契約上の使用目的と現実の使用実態が合致しているかが重要となるので注意しましょう。

自動車保険料の見直しには使用目的を明確に!

自動車保険の保険料節約のポイントはさまざまありまますが「使用目的」にも注目しましょう。使用目的が同じでも保険料は保険会社によって異なります。業務使用や通勤・通学使用でも安い保険会社を探したい方、日常・レジャー使用でもっと保険料を安くしたい方は一括見積もりを利用しましょう。

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付加情報

使用状況の項目で使用目的を選択

■日常・レジャー■
買い物や旅行など、主に日常生活のみで使用する場合
下記の使用用途に当てはまらない場合は日常・レジャーを選択

■運動・通学■
年間通じて月に15日以上または週5日以上通勤、通学等で使用する場合

■業務■
年間通じて月に15日以上または週5日以上業務、配送等仕事で自動車を使用する場合

使用目的

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