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中古車の選び方!故障していないねらい目の車を安く手に入れる方法!

投稿日:2022年1月26日 更新日:

中古車は新車に比べて価格が安く、同じ予算でも選べる選択肢が豊富にあることから人気が高い車の選び方です。

中古車を購入する場合、年式、車種、状態によって価格に大きな差がでます。当然事故車や不備がある車は安くなるわけです。そのため、安さだけを追い求めてしまうと失敗しやすい難しさもあります。

選び方をしっかりと学んで狙い目の車をお得に入手しましょう!

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購入の流れをざっくりおさえよう

中古車の購入はざっくりと以下のような順に進めます。

  1. 車種、予算を決定する
  2. 希望の自動車を探す
  3. 見積もりを入手する
  4. 店舗で自動車の状態を確認する
  5. 契約に必要な書類を集める
  6. 契約する
  7. 保険の加入や保険対象車両の変更をする
  8. 費用を支払う
  9. 納車

新車を選ぶ際との大きな違いは中古車は新車に比べて圧倒的に選択肢が多いという点にあります。

同じ車種、同じ年式であっても、状態によって価格に大きな差があり、さらに購入店舗によっても価格や状態にも差があるわけです。

そのため車種や予算を決める際に条件を決めておくことが中古車選びのカギとなります。

中古車の購入にかかる諸費用

中古車の購入で必要な料金は車体の購入料金だけではありません。

ざっくりと中古車の購入には以下の料金がかかります。

  • 車の本体価格
  • 税金や保険などの法定費用
  • 登録の手続きにかかる手数料

また、中古車を買った後も所持し続けるための税金、メンテナンス費用、燃料費、駐車場代など様々な料金がかかります。

これらの料金は車種によって大きな差があるため詳しい説明は省きますが、中古車を手に入れるための料金は車の本体価格だけではなく諸費用も含めたトータルの金額で考えるようにしましょう。

購入する前にしておきたいこと

クルマが欲しい理由を明確にしよう

中古車を購入する際は購入の理由がカギです。

あなたは何故車が必要ですか?例えば「かっこいい車で恋人とドライブしたい」、「家族でキャンプに行くときに使いたい」、「仕事で通勤に使いたい」、「スーパーまでの買い物に使いたい」のように様々な理由があると思います。また家族の人数など乗せる人数によっても選択肢は必然的に狭まってくるはずです。

中古車は特に選択肢が多いです。ですから、何のために車が必要なのかを明確にしなければ一向に車を購入できない、もしくは衝動買いで車選びに失敗してしまいます。中古車を選ぶ際は必ず購入の理由を明確にしてからにしましょう。

予算を決めよう

中古車選びの際、中古車を買う理由とともに大切なのが予算です。

中古車の購入は安くはありません。中古車の購入にかかる諸費用で述べたように、中古車の購入の際の費用は中古車の本体価格だけではないからです。また、生活には食費や光熱費などのお金もかかるわけです。

それだけに、身の丈に合わない金額の中古車を購入した場合家計を圧迫してしまう可能性もあります。ライフステージに合わせて、貯金に合わせて、給料に合わせて無理のない金額で予算を決めましょう。

予算を決める際には中古車を購入した場合のシミュレーションをすることをおすすめします。

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中古車をお得に購入するためのポイント

中古車には安いタイミングがある

中古車には安くなるタイミングが年に数度あります。需要期の直後と決算期です。

車の市場は新車、中古車で変わらず、新生活が始まる2~3月頃の需要が高い傾向にあります。そのため需要期の直後4~5月にかけて需要が落ち込む関係上売れ残った車の値下げが始まるため、価格が安くなりやすいです。

また決算期である3月9月もねらい目です。この時期は中古車業者も1台でも多く車を売ろうと値下げをすることがあります。

少しでも安い価格で買いたいのであれば衝動買いをせずにタイミングを待つのがポイントです。

フルモデルチェンジ後の車は狙い目

自動車には5年~10年でフルモデルチェンジがあります。フルモデルチェンジというのはすべての内外装、設備を一新することで、コンセプトは残しつつ前モデルの車を明確に古いと宣言することです。

車名は同じでも型式が変わり、前モデルと新モデルでは全く別物の車になります。当然ですが前モデルの需要は一気に減退し価格も下がります。

このタイミングで前モデルから新モデルに買い替えするユーザーも多く、中古自動車市場では前モデルの在庫が増えるのが通例です。そのためフルモデルチェンジ後は前モデルの中古車を安く購入できるチャンスとなります。ほしい車のフルモデルチェンジが近いならフルモデルチェンジ後を狙いましょう。

車の耐用年数にも注目

新車登録からの税法上の耐用年数にも注目しましょう。小型車や普通車は新車登録から6年、軽自動車は4年で減価償却期間を終え値段が途端に落ちます。耐用年数を終えた車両のうち状態がいい車があればいい車を安く入手するチャンスです。積極的に狙っていきましょう。

試乗車落ちは状態がいい

試乗車とは、ディーラーや販売店などで車の購入を検討している人に実際に公道を走ってもらうために用意された車です。公道で走るためにナンバープレートを取り付けて新車登録も行っているので一般的に1年ほど試乗のために使われてから中古になって売りに出されることが多いです。

試乗車を選ぶメリットは走行距離が少なくきちんと整備された状態のいい比較的新しい車を新車よりも安く買えることにあります。またフルオプションやグレードの高い車種も多いです。

とはいえ状態が必ずしも万全とは限りませんので試乗時には自分の目で状態を確認するようにしましょう。

人気車や人気カラーを避けると安い

当然ですが人気カラーや人気車を避けることも中古車をお得に購入するポイントです。

中古車販売店側からしても人気のある車種やカラーは売りやすいため価格が高めにつけられるからです。

一方で不人気車は売れ残りやすいため、価格が安くなる傾向にあります。

必要なオプション、グレードを選ぼう

本革シート、純正カーナビ、サンルーフ、自動ブレーキなどなどオプションが付くと中古車の価格は高くなりがちです。

そのため同じ車種でもオプションのない車ほど安く買いやすいわけです。

ただし、オプションの中でもメーカーオプションと呼ばれるオプションは後付けができません。もし必要なオプションがあるのであれば初めからオプションありの車を選ぶ必要があります。それに対しディーラーオプションと呼ばれるオプションは後付けが可能なので購入時点でついているかはさほど気にしなくても問題ありません。

また、グレードも大きな要素です。グレードは高いほど排気量や出力が大きくなり内装や外装が充実します。ですが、グレードが高いほど車の価格も上がってしまうわけです。高速や坂道、雪道のような場所を走るなら出力が大きかったり、四輪駆動の必要性があるかもしれませんがこだわりがないのであれば低いグレードを選ぶことで安く車を入手できます。

必要なオプション、グレードで車を選ぶのもお得に中古車を手に入れるポイントです。

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中古車を見極めるポイント

走行距離

自動車は走れば走るほど部品が消耗していくため故障のリスクが高くなります。そのため走行距離が長ければ長いほど価格も安くなりやすいです。一方低年式(年式の古い車)に関わらず走行距離が短い場合はガレージで放置された場合や短い距離の走行しかしてない場合もありかえってエンジンの状態が悪い場合もあります。

走行距離の目安は1年で1万km。3年であれば3万km、10年であれば10万kmになります。車は機械製品ですから適度な距離を走っている方が調子が良いことも多いです。選ぶ際には、年数×1万kmを走行した車を選ぶのがよいでしょう。ただし年式に対して走行距離が長い場合は高速道路の利用が多いためと考えることもできます。高速道路の運転は速度が一定であることからエンジンの負担は少なく走行距離に対して状態の良い車という場合も多いです。

また走行距離がある一定の大台に乗ると価格が安くなります。その大台が3万km、5万km、10万kmです。特に10万kmを走っている車は故障のリスクが高まることから極端に価格が下がる傾向にあります。

とはいえ、10万km走っているからといって必ずしも状態が悪いとは限りません。車の寿命が10年10万kmというのは過去の話であり、適切にメンテナンスされていれば10万kmオーバーの車でも問題なく走行できます。

安く買いたいのであれば適切な走行距離を走っていて、かつ大台に乗っている車を選びましょう。

年式

車検の直前に手放された車は安く手に入れられる可能性があります。そのタイミングが3年落ち、5年落ち、7年落ちのタイミングです。これらの車は車検のために10万円ほど車両価格とは別に出費が発生する可能性もありますが、その分安く入手できる可能性があります。見た目がきれいな車を安く手に入れたい場合、3年落ちの車を選ぶのがいいでしょう。

また、車検が済んでいない状態の車を買う際には同条件の車検済みの車に比べ10万円以上安いかどうかで考えましょう。車検には普通車でおおよそ10万円程度のお金がかかるからです。

加えて、低年式であればあるほど複数のオーナーが乗っていた場合もあります。複数のオーナーが乗った車は傷みやすい傾向にありますのでなるべくワンオーナー車を選ぶのもポイントです。

外装・内装の状態

外装・内装の状態が元の状態に比べて劣化していればいるほど価格は安くなりやすいです。

一方で購入してから傷や内装の修復を検討する場合その金額を車両価格に上乗せして考える必要があり、結果的に割高になってしまうこともあります。

中古車を購入する際はそういった外装内装の劣化を気にしないのであればかなりお得に買うことも可能です。

ただし、そういった外装内装の劣化が進んでいる車は雑に扱われていた可能性もあります。いくら外装や内装の劣化が気にならないとはいっても必ず試乗して問題ないか確認してください。

タイヤの状態

タイヤの状態はかなり重要なポイントです。タイヤの溝が1.6㎜あるかを目安にしましょう。

1.6㎜というのはスリップサインの盛り上がり部分の高さです。仮に溝が1.6㎜未満、スリップサインが出ている場合車検に通すことができません。そのためタイヤを交換する必要があります。そのため車両購入代、車検代のほかにタイヤ交換費用がかかるわけです。

ちなみにですが、スリップサインが出ている状態では法律違反になってしまうため走ることはできません。仮に車検の残期間があったとしても必ずタイヤを確認するようにしましょう。

定期点検整備記録簿の有無

定期点検整備記録簿というのは法定点検の整備記録のことです。車を購入する際に車検証と同時に受け取るものになります。自家用車の場合は1年ごとにある12カ月点検と2年ごとにある24ヵ月点検があり、この点検を記録することで過去の点検整備記録を確認ができ、自動車の維持管理に役立てることができます。

この点検記録を見ることでどういった部品を交換しているか、事故や故障の履歴がわかるので車の状態がわかりやすくなり中古車選びの支えになるでしょう。

一方、定期点検記録簿がない場合、車の修復歴や点検歴が見えないため購入の際にリスクが高まります。ない場合は必ずしも状態が悪いとは言えませんがなるべく定期点検調査簿のあるものを選ぶのが無難です。

第3者の事前評価

中古車販売店や車の販売者が行う車の評価は、より高く売りつけるためにも判断基準が甘くなっている場合があります。第3者の事前評価があればより信頼できる情報のある自動車であると考えられるため購入の際の安心感が増すでしょう。できる限り、第3者の評価を公開している自動車を選ぶのをおすすめします。

修復歴の有無

修復歴というのはフレーム部分を交換、あるいは修復した車のことを指します。修復歴がある中古車はない中古車に比べ格安で入手が可能です。

一方で破損されたパーツが交換されたり修復されたとはあっても場合によっては少しずつ骨格が曲がってしまうなどの後遺症を残している場合もあります。

安いからといって購入すると、のちに大きな整備修理が必要となり割高になってしまう場合もあります。修復歴車を選ぶ際はそういったリスクがあることを踏まえたうえで選びましょう。

冠水車、塩害、融雪剤に注意

水につかってしまった冠水車、塩害や融雪剤の被害にあった自動車には注意しましょう。

冠水車の場合、水につかってしまった影響で車内にカビが発生していたり、内部が劣化、電気系統のトラブルが起きやすくなっている場合もあります。当然ですがそういった車は時間がたつにつれ故障のリスクが通常よりも高くなります。車体の下部やエンジンルームのさびや異臭があるかで判断できます

また塩害や融雪剤が車の塗装のない部分に付着した場合、車がさびることがあります。さびから腐食に発展する場合もありますので特に車体下部のさびには注意しましょう。

こういった車を選んでしまった場合、後に修理が必要になります。もし購入価格が安かったとしても結局割高になってしまうので気づいたら避けることをおすすめします。

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試乗のポイント

中古車を購入する際はできる限りアポイントを取り現地に訪れて試乗しましょう。写真で見ていた車が現地で見るとくたびれているといったこともあります。試乗せずに陸送してもらい、故障だらけなんてこともあるかもしれません。中古車を選ぶ際には失敗しないために必ず試乗しましょう。今回は試乗のポイントを簡単にまとめてみました。

外装の状態を確認

ボディーの傷やへこみ、水漏れ、ランプ、タイヤを確認するようにしてください。

まずボディーの傷やへこみですが光の反射を利用すると簡単にわかります。車体の面になるべく平行になる角度で見てください。小さな傷であれば自分でも補修できるかもしれませんが、場合によっては塗装のやり直しで数10万かかることもあります。

次に水漏れですが車両を下側から覗きオイルとラジエーターの水漏れをチェックします。下に水が垂れていた場合エアコンをつけているわけでなければ内部の破損の可能性があります。これらの場合運転した際にオーバーヒートを起こすなど走行不能になる場合や時には火事に発展することもあります。交換が必要になるため必ず確認しましょう。

ランプ、タイヤの確認も大切です。ランプはヒビが入っていないか、ちゃんと点灯するかを、タイヤはスリップサインが出ていないかをしっかりとすべてチェックします。これらも状態が悪ければ交換や修理が必要になり結果的に中古車が割高になってしまうので必ずチェックしてください。

内装の状態を確認

内装は乗り心地を左右する大きな要素です。実際に座ってシートは座りやすいか、視野は十分確保されているか、触り心地はいいかを確認しましょう。変な匂いがないか、気になるシミがないかもしっかり確認してください。

トランクルームに関しても使用目的に合ったサイズか改めて確認することも重要です。写真で見たときは大きく感じたのに実物を見ると案外狭いなんてこともあります。使用目的に合致したサイズかどうか直接見て確認してください。

電装系の確認

エアコン、カーナビ、カーオーディオ、ミラー、パワーウィンドウ、ルームランプがしっかりと機能するか確認しましょう。

エアコンを回したらかび臭いにおいやたばこのにおいがする、パワーウィンドウやミラーがスムーズに動かないまたヒビが入っている、カーオーディオをかけたらノイズが出る、そもそも動かないなどなど様々な故障や損傷がある可能性もあります。

後から発覚しても自腹で修理するしかないので、購入前に必ず確認しましょう。

エンジンの確認

正常にエンジンがかかるか、異音がしないか、またマフラーから白煙や異臭がしないかを確認しましょう。

もしエンジンに異常があれば購入後すぐに修理が必要な可能性も。エンジンオイルの補充や冷却水の補充ですめばそれほどのコストもかかりませんが、状態によってはオーバーホールといってエンジンを分解して点検洗浄をし必要に応じて再度エンジンを組み立てる必要があることもあります。

もしもオーバーホールが必要になった際は20万円~100万円が目安になるほど高額なコストがかかります。違和感がないか念入りにチェックすることをおすすめします。

走行での確認

アクセル、ブレーキ、シフト、クラッチ、ステアリング、ハンドリングが機能しているか、途中で引っかかってないかを確認します。

また運転のし心地も重要です。もし十分に制御できないような場合は事故につながりかねません。踏み込んだ際の加速感やパワーなども含めてしっかりと確認しましょう。

まとめ

中古車は新車に比べて比較的安く車を購入できる一方、選択肢が多く難しいです。当然ですが新車とは違い全く同じ状態の車などまずありません。中古車選びのポイントは以下の3つです。

  • 目的を明確にすること
  • 予算をしっかりと決めること
  • 試乗して異常がないかを確認すること

自分の中古車を購入する目的を明確にし、ライフステージや維持費なども考慮して予算を組みその条件の中でお気に入りの条件の車を探し出して試乗していきましょう。中古車は新車より安いとはいえ気軽に買える金額ではありません。だからこそ満足できる買って良かったと思える中古車を見つけるまでとことん検討してみてください。

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堀田健太

著者情報

堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。

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