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雨の日の運転が怖いと感じる理由は?運転時のリスクを減らす方法

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雨の日の車の運転が「怖い」と感じる人は、少なからずいるはず。これは、主に視界の悪さや滑りやすさなどによるものです。では、雨中の悪条件でも他車や歩行者などとの事故リスクを減らすには、どのように運転したり、対策を講じたりすればいいのでしょうか。

この記事では、雨の日の運転が怖いと感じる理由と雨中の運転時のリスク軽減方法のほか、雨の日対策のメンテナンスについてご紹介します。

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雨の日の運転が怖いと感じる理由

雨の日の運転を、怖いと感じるのはなぜでしょうか。ここでは、雨の日の運転が怖いと感じる理由について解説します。

水滴・くもり・反射・水しぶきによって視界が悪い

雨の日の運転が怖いと感じる理由に、ガラス面に付着する水滴やガラス面の曇りによって視界が悪くなることが挙げられるでしょう。

水滴をどれだけワイパーで拭き取っても、それ以外の部分やドアミラーなどには水滴が残り、視界を悪化させます。また、ガラス面の曇りも視界に悪影響を与える要素です。これは、車内外の温度差によって生じるものです。

さらに、雨や路面にたまった雨水に、自車や対向車のライトなどが乱反射して視界を悪くすることも、雨の日の運転が怖いと感じる一因といえます。大雨の際に先行車や対向車があげる水しぶきも、視界を遮るので注意が必要です。

路面の水たまりなどで滑りやすい

路面にできた水たまりなどで車のタイヤが滑った経験を持つ人は、「雨の日の運転は怖い」と感じるでしょう。これは、雨の日の路面とタイヤのあいだの摩擦係数が雨水によって低下するのに伴い、タイヤのグリップ力も下がるのが理由です。

特に、摩耗が進んで溝が減ったタイヤや空気圧が低下しているタイヤは、雨の日の路面で滑りやすくなり、制動距離も長くなる傾向があるので、細心の注意が必要といえます。

タイヤの状態・路面状況・時速別の制動距離
タイヤの溝直線路面ドライ直線路面ウェット
60
km/h
100
km/h
60
km/h
100
km/h
夏用タイヤ
(10分山)
17.0m47.5m16.7m47.6m
夏用タイヤ
(5分山)
16.3m44.1m16.7m50.8m
夏用タイヤ
(2分山)
15.8m42.6m18.0m70.5m
スタッドレスタイヤ
(プラットホーム出現)
18.8m51.1m20.3m72.2m

出典:摩耗タイヤの検証(JAFユーザーテスト)

歩行者や自転車に気づきにくい・気づかれにくい

雨の日は周囲が薄暗くなる上に、窓ガラスの水滴やくもりなどで視界が悪くなり、歩行者や自転車に気づきにくくなります。運転中に歩行者の発見が遅れ、ヒヤッとした経験がある人も少なくないでしょう。

さらに、雨の日には「グレア現象(蒸発現象)」が起きやすくなる点にも注意が必要です。グレア現象とは、自車と対向車のライトの光が重なって反射し合うことで、そのあいだにいる歩行者や自転車が蒸発して消えたかのように見えなくなる現象を指します。

また、傘を持った歩行者や雨具を着用した自転車は、視野が狭くなるために接近する車に気づかないことがあります。自転車がふいに自車の前に飛び出すこともあるため、接触してしまわないか心配になる人もいるはずです。

他車の運転も不安定になる

雨の日の運転が怖いと感じる理由のひとつに、他車の動きがあります。雨の日には自車と同様に、周囲の車も視界が悪くなったり滑りやすくなったりするためです。不安定な運転をする他車に接触されそうになって、肝を冷やした経験がある人もいるでしょう。

雨の日は、周囲のドライバーも視界不良や路面の滑りやすさに影響され、判断を誤ることがあります。たとえ自分が注意を払っていても、制動距離を見誤るなどにより、他車に追突されるリスクもあるのです。

雨の日の運転のリスクを減らす方法

雨の日の運転を怖いと感じることなく、安全なものにするには、いくつかの方法があります。ここでは、雨の日の運転のリスクを減らす方法について解説します。

車間距離を多めにとる

雨の日の運転のリスクを減らすには、車間距離を通常よりも長めに確保するのがおすすめです。雨の日は路面が滑りやすく、短い車間距離だと追突事故のリスクが高まるためです。

目安としては、晴天時の2倍の車間距離を確保しましょう。また、タイヤの残り溝や空気圧の管理など、リスク要因についての日常的なメンテナンスも重要です。

晴れている日より車の速度を落とす

雨天時は、晴れた日より車の速度を落として走行することが、事故のリスクを低減するためにも重要です。特にカーブ手前ではスリップしやすいため、早めかつ十分な減速が不可欠です。

なお、速度域の高い高速道路では、タイヤが路面から浮いてスリップする「ハイドロプレーニング現象」が起きやすくなります。実際、首都高速道路が発表した「雨の日に事故が多発しています」によれば、晴れた日と比較して、雨の日のほうが事故は多く発生しています。1時間あたりの道路施設への接触事故は約7倍、死傷事故は約4倍の割合で発生していることがデータで示されているのです。

わだちを避けて走行する

わだちを避けて走行することも、雨の日の運転リスクを低減するために必要です。わだちとは、アスファルトの道路に付いた車輪の跡のことです。大雨の日には深いわだちに水がたまりやすく、高速道路にできたわだちの場合、ハイドロプレーニング現象を引き起こす可能性が高まります。

雨の日に交通量の多い高速道路を利用する際には、できる限り深いわだちを避けて走行するようにしましょう。

急が付く動作を避ける

雨の日の運転リスクを減らすには、「急」が付く動作をできる限り避けるのが効果的です。具体的には、急ブレーキや急アクセル、急ハンドルなどが挙げられます。

このような急が付く動作は、グリップ力に乏しい状態の車のスリップを誘発し、事故の原因になる可能性が高いので注意しましょう。

デフロスター、リアデフォッガーを使う

雨の日の車の窓ガラスのくもりによる視界不良を防ぐためには、「デフロスター」と「リアデフォッガー」が効果を発揮します。
車のフロントガラスには、ガラス面に乾いた温風を当てるデフロスターが備わっており、リアガラスには内蔵された電熱線で車内側の結露を除去できるリアデフォッガーが装備されています。

いずれの機能も、車のダッシュボードに備わる「折れ曲がった3本の矢印」のマークが付いているスイッチで操作してください。

ヘッドライトを早めに点灯する

薄暗く視界が悪い雨の日には、日中であってもヘッドライトを早めに点灯するようにしましょう。ヘッドライトを点けて周囲の車や歩行者、自転車に自社の位置や存在を気づかせることで、無用な接触や飛び出しなどのリスクを減らすのに役立ちます。

車にオートライト機能が備わっていれば、雨の日の日中でも暗くなると自動的にヘッドライトが点灯するので便利です。

雨の日対策のメンテナンス

雨の日の運転に備えるには、適切なメンテナンスが必要です。ここでは、雨の日対策の車のメンテナンスについて解説します。

くもり止めスプレーやはっ水剤をガラスに使用する

雨の日対策の車のメンテナンスとして、まずはくもり止めスプレーやはっ水剤をガラスに使って良好な視界を確保することが挙げられます。

ガラスの内側が汚れているとほこりが付着してくもりが生じやすくなるため、くもり止めスプレーを車内側から噴きつけ、布で拭き取ります。また、ガラスの外側にはっ水剤をコーティングすることにより、被膜が形成されて雨の水滴が流れやすくなるため、雨中でも視界を確保しやすくなるでしょう。

ワイパーゴムを交換する

ワイパーゴムを新しいものに替えることで、視界を確保でき、雨の日の運転のリスク軽減が期待できるでしょう。そもそもワイパーゴムは消耗品であり、紫外線などによって劣化すると、本来のはっ水性能を発揮できなくなるからです。

ワイパーゴムを6ヵ月~1年のスパンで交換することにより、拭き残しや拭きムラがなくなり、良好な視界を維持できるようになります。ゴムのひび割れやビビリ音が生じたら、交換のサインです。

タイヤの空気圧と残り溝を定期的に確認する

タイヤの空気圧をチェックすることは、雨中の高速走行時のハイドロプレーニングのリスクを軽減するための重要なポイントです。1ヵ月に1回程度は、タイヤの空気が適正空気圧を満たしているのかどうかを確認しましょう。

また、タイヤの残り溝を確認し、残り溝が1.6mmになったことを意味する「スリップサイン」が露出していた場合は、すみやかにタイヤを交換することで、雨の日の運転リスクを減らすことができます。なお、残り溝が1.6mm未満になると保安基準に不適合となるので、注意が必要です。

雨の日の事故に備えて保険はしっかり選ぼう

雨の日の運転は、視界の悪さや路面の滑りやすさなどによって「怖い」と感じやすいものです。車間距離を多めに確保したり、視界を確保できるグッズを使用したりして、リスク軽減に努めたいところです。それでも万が一、事故に遭った際には、適切な事故対応を行いましょう。

なお、自動車保険の補償内容は、保険会社によって異なります。自身に合った補償内容を探すには、複数の保険会社に見積もりを依頼して、比較・検討してください。
難点としては、各保険会社のウェブサイトで見積もり依頼はできるものの、手間や時間がかかること。そこで、自動車保険の一括見積もりサービスを利用して、手軽に見積もりを依頼するのがおすすめです。

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