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車のエンジンがかからないときはどうしたらいい?原因と対処法を解説

投稿日:2024年2月29日 更新日:

車のスタートボタンを押してもエンジンがかからなかったり、かかりが悪かったりした経験がある人はいるのではないでしょうか。エンジンがかからない理由には、部品の劣化などによる車自体の問題のほか、運転者の操作上のミスや勘違いによるものが考えられます。万が一、エンジンがかからない場合には、自動車保険のロードサービスに救援依頼する以外にもいくつかの対処法があります。

この記事では、車のエンジンがかからない原因と対処法のほか、エンジンがかからないトラブルへの備え方について解説します。

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車のエンジンがかからない原因とは?

車のエンジンがかからないときには、いくつかの原因が考えられます。まずは、車のエンジンがかからない原因について解説します。

バッテリーに問題がある

エンジンがかからない場合、車に搭載されるバッテリーに問題があるケースが考えられます。具体的には、次のような原因が挙げられます。

バッテリーが上がっている

バッテリー上がりは、車のエンジンがかからない原因の代表例です。バッテリー上がりは、バッテリー内に蓄えられている電気が不足している状態のことで、バッテリー内の電力不足により、セルモーターを動かすことができなくなります。

バッテリー上がりは長いあいだ車を動かさなかったり、室内灯やハザードランプをつけっぱなしにしたりするといったことで起こるので、注意が必要です。

バッテリー性能が低下している

バッテリー上がりを繰り返したり、長期間放置したりすると、バッテリー自体の性能低下を早めます。

また、夏場の暑さや冬場の低い気温はバッテリーに大きな負担をかけ、バッテリーの放電が適切に行われなかったり、バッテリー上がりを誘発させたりする可能性があるので注意が必要です。

バッテリーが交換時期を迎えている

バッテリーは消耗品であり、時間の経過とともに性能は低下していきます。車の使用状況にもよりますが、使用開始から約2、3年経過すると、バッテリー自体が寿命を迎えることがあるので、注意してください。

バッテリーの定期的な点検と、適切なタイミングでの交換がポイントです。

スマートキーの電池が消耗している

最近の車には、ポケットやバッグに入れたままでドアの開閉ができたり、エンジンの始動・停止ができたりするスマートキーが搭載されています。しかし、スマートキーに内蔵されている電池が消耗している場合、エンジンがかからないことがあるのです。

車のエンジンがかからない場合、スマートキーの電池切れも疑いましょう。

ヒューズが切れている

ヒューズとは、電気回路内に備わる安全装置で、車の電子部品を火災や溶解から保護する役割を果たしています。決められた数値以上の電流が流れると切れるようになっており、ヒューズが切れていると、エンジンを含む車の電気系統は正常に作動しなくなるのです。

ヒューズが切れるのは電飾品を後付けしたときに配線ミスをした、電飾品をつけすぎて許容量を超えたといった原因が考えられます。思い当たる場合は、ヒューズボックスを確認し、ヒューズが切れていないかチェックしましょう。もし切れているヒューズがあれば、交換する必要があります。

セルモーターやオルタネーターが故障している

セルモーターは、エンジンを始動させるための電動機で、スターターモーターとも呼ばれます。このセルモーターが故障すると、エンジンを始動させようとしても、「ガガガ」「カチカチ」といった異音が生じるものの、エンジンがかからないことがあります。

また、オルタネーターは車の走行中にエンジンと連動した発電機で、バッテリーに電力を供給する役割を担っています。オルタネーターの故障も、エンジンがかからない原因のひとつです。異音や動作不良があれば、整備士に診てもらいましょう。

ガソリンや軽油など燃料が切れている

車の燃料であるガソリンや軽油などが不足していると、当然のことながらエンジンはかかりません。燃料計を確認し、必要であれば給油する必要があります。

車のエンジンがかからないときの対処法

車のエンジンがかからない場合には、どのように対処すればいいのでしょうか。ここでは、車のエンジンがかからないトラブルが起きたときの対処法について解説します。

バッテリーを充電あるいは交換する

車のバッテリーは、エンジンがかからない原因となることが多い部品です。バッテリー上がりを起こしている場合、一時的にバッテリーに電力を供給する「ジャンプスターター」を使用すれば、バッテリーに一定量を充電できるので、エンジンを始動させることができます。

また、周囲に車がいれば、他車と自車のバッテリーを「ブースターケーブル」でつないで電力供給をしてもらい、エンジン始動に必要なバッテリーの電力を一時的に得ることが可能です。

ただし、ジャンプスターターやブースターケーブルは、応急処置にすぎません。1時間程度走行し、バッテリーに充電する必要があります。バッテリーが劣化している場合には、交換を検討してください。

スマートキーの内蔵電池を交換する

スマートキーに内蔵されている電池残量が不足していると、車側でスマートキーからの通信を受け取れないため、エンジンがかからなくなります。内蔵されている電池を新しいものに交換することで、問題を解決できる可能性は高くなるでしょう。

メカニカルキーで開錠し、スマートキーをスタートボタンにかざす

スマートキーは、ケースの中にメカニカルキー(金属製のキー)が格納されています。スマートキーが作動しない場合、まずはメカニカルキーでドアを開錠させてください。その後、シフト位置が「P(パーキング)」にあることを確認し、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンにスマートキーをかざすことにより、エンジンが始動可能になります。

ただし、自動車メーカーや車種によって、エンジンをかける方法や手順は異なります。また、一連の作動時にアラーム音が鳴る場合もあるので、取扱説明書などで確認するようにしましょう。

ガソリンや軽油などの燃料を補充する

車の燃料切れによるガス欠状態は、エンジンが始動しない理由のひとつです。燃料が不足している可能性がある場合、ガソリンや軽油を補充しましょう。

ただ、燃料の残量を測る燃料計は、エンジン始動時かACCモードになっているときにしか作動しないことに注意してください。

JAFや保険会社のロードサービスに救援依頼する

車のエンジンがかからない場合、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)や自動車保険に付帯しているロードサービスに救援依頼するのもひとつの方法です。ロードサービスとは、事故や車のトラブル時に迅速に対応してくれ、現場での応急処置や最寄りのカーディーラー、自動車整備工場などへのレッカー牽引などを行ってくれるものです。

特に、スマートキーの電池切れの場合や燃料切れの場合はエンジンがかけられず、ガソリンスタンドまで自走もできないので、JAFや保険会社のロードサービスに連絡し、救援してもらう必要があるでしょう。バッテリー上がりを起こしたときにも、ブースターケーブルでバッテリーに充電してくれるのは大きなメリットです。

操作ミスによって車のエンジンがかからないことも

車のエンジンがかからない原因には、運転者のミスや勘違いによるものもあります。ここでは操作上のミスによる車のエンジンがかからない原因と、その対処法をご紹介します。

シフトレバー(シフトボタン)を「P」ポジションにセットしていない

最近の車は、誤発進防止のためにシフトレバー(車種によってはシフトボタン)が「P(パーキング)」ポジションあるいは「N(ニュートラル)」ポジションに位置していないと、エンジンが始動しない仕組みになっています。エンジンがかからないのは、前回の停車時に「D」ポジションなどに誤ってセットした可能性があります。

発進時には、シフトレバーあるいはシフトスイッチを確実に「P」ポジションにセットしてから、再度エンジン始動を試みましょう。

ブレーキペダルを踏んでいない

最近の車は、安全上の理由でエンジン始動時にブレーキペダルを踏む必要があります。仮にブレーキペダルを踏んでいない場合、車の誤発進防止のため、エンジンがかからないようになっているのが一般的です。ブレーキペダルをきちんと踏み込んでから、エンジンを始動させてください。

また、マニュアル(MT)車ではエンジン始動の際に、クラッチペダルを完全に踏み込む必要があります。

ハンドルロックがかかっている

ハンドルロック機能とは、車の盗難防止機能のひとつです。キーを差し込まずにハンドルを動かしたり、ハンドルを大きく回した状態でエンジンを切ったりすると、ハンドルが固定され動かなくなります。このとき、同時にエンジンも始動できなくなるのです。

ハンドルロックを解除するには、ハンドルをゆっくりと左右に回しながら、キーを差し込んで回しましょう。すると、ハンドルのロックを解除できて、なおかつエンジンを始動させることができます。

なお、ハイブリッド車など電気的にシフトチェンジを行うエレクトロシフトマチック車では、車内にスマートキーがある状態でエンジンをかけないと、シフトレバーを「P」ポジションから動かせないため、シフトロック機能が備わっていません。

バッテリートラブルを確かめる方法

JAFが発表した「2022年度 JAFロードサービス出動理由TOP3」によると、一般道路と高速道路での四輪・二輪合計の出動理由の1位はバッテリー上がりでした。車のエンジンがかからない主な要因として、バッテリー上がりをはじめとしたバッテリートラブルが考えられるでしょう。

ここでは、自分の車がバッテリートラブルかどうかを確かめる方法を解説します。

ACCモードにする

車のエンジンがかからない場合、ブレーキを踏まずにスタートボタンを押し、ACCモード(アクセサリーモード)にしてみましょう。キーを差し込むタイプの車の場合には、「ON」の位置まで回してください。

ACCモードではエンジンは始動しませんが、カーオーディオやカーナビ、室内灯などの電気系統は動きます。

しかし、ACCモードにしてもカーオーディオやカーナビが作動しない場合、電力供給がされていないので、バッテリートラブルである可能性が高いと判断できます。

室内灯やヘッドライトを点灯させる

車の室内灯やヘッドライトを点灯させてみてください。室内灯がつかなかったり暗かったりした場合、バッテリーの容量が不足しているか、バッテリーが劣化している可能性があります。

パワーウインドウを作動させる

バッテリーの状態を確かめるために、パワーウインドウを作動させるのも有効な方法です。パワーウインドウが動かない、または開閉の動きが遅い場合は、バッテリーの劣化を疑ったほうがいいでしょう。

エンジンがかからないトラブルへの備え方

「車のエンジンがかからない」というトラブルは、いつどこで起きるかわかりません。エンジンがかからないトラブルに対処するためには準備が必要です。ここでは、エンジンがかからないトラブルへの備え方を解説します。

日頃からバッテリーなどを点検する

エンジンがかからない代表的な原因のひとつが、バッテリー上がりをはじめとするバッテリートラブルです。バッテリーの定期的な点検は、突然エンジンがかからないといったトラブルを未然に防ぐのに効果的です。バッテリーの交換時期は2、3年とされていますが、使用状況によってはもっと早いタイミングで交換が必要になる場合もあります。

エンジン始動時にかかりが悪かったり、ヘッドライトや室内灯が暗かったりするなどの兆候が見られた場合は、整備士による点検を実施しましょう。

ジャンプスターターやブースターケーブルを準備しておく

バッテリー上がりが原因でエンジンがかからない場合、ジャンプスターターを使用することで一時的な充電ができるので、エンジン始動が可能になります。あるいは、ブースターケーブルを使って、救援車のバッテリーから電力を得て、一時的にエンジンをかけることもできます。

これらのグッズは車内やガレージに常備しておくと、緊急時に対応することができるでしょう。

加入保険会社のロードサービスのサービス内容や連絡先の確認をしておく

万が一のトラブルに備え、自動車保険に付帯されているロードサービスの内容を確認し、必要な連絡先をチェックしておくことも大切です。

ロードサービスはバッテリー上がりだけでなく、ガス欠やキー閉じ込みのほか、タイヤパンクなどのトラブルにも対応してくれる場合が多いため、加入する自動車保険のサービス内容を把握しておくことは、安心・安全なカーライフのために必要不可欠といえます。

ロードサービスの内容で各社の自動車保険を比較・検討しよう

車のエンジンがかからないというトラブルは、スマートキーやバッテリーなどの問題のほか、ガス欠などによって起こります。また、シフトポジションを「P」に入れていなかったり、ブレーキペダルを踏んでいなかったりする操作上のミスでも始動できないことがあるので注意してください。

エンジンがかからない事態は、バッテリーの日常点検などで防げることもありますが、スマートキーの電池切れやガス欠など、自力ではどうにもならないこともあります。

その場合はJAFや自動車保険に付帯するロードサービスを活用しましょう。自動車保険にはほとんどの場合、ロードサービスが付帯しています。ただし、無料でレッカー牽引してくれる範囲や宿泊・帰宅費用の限度額などは保険会社ごとに異なるので、ロードサービスの内容によって保険会社を乗り換えるのもひとつの手です。

複数の自動車保険を比較・検討する際には、インズウェブの「自動車保険一括見積もりサービス」が便利です。複数社の見積もりが一度に取れるので、比較・検討がしやすくなります。ぜひ、「自動車保険一括見積もりサービス」をお試しください。

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