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車のアルファベット入りナンバープレートとは?意味と取得方法を解説

投稿日:2024年2月22日 更新日:

日本の車のナンバープレートは、基本的に数字と漢字のほか、ひらがなで構成・表示されてきました。それが2018年より、「58A」や「30A」といったように、アルファベットも使われるようになっています。では、アルファベット入りナンバープレートを取得したいと思ったら、どのような手続きを踏めばいいのでしょうか。

この記事では、車のアルファベット入りナンバープレートが導入された理由や取得する方法のほか、希望ナンバーの取得方法について解説します。

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2018年より交付されているアルファベット入りナンバープレート

国土交通省は2016年末に、道路運送車両法施行規則等の一部を改正する省令を公布し、2017年1月1日より施行しました。これにより、普通車は2018年1月1日からアルファベット入りナンバープレートが交付されています。このナンバープレートは、「品川」「なにわ」など地域名の右横にある上段3桁の「分類番号」に、アルファベットを含むのが特徴です。

分類番号とは「502」「330」といったナンバープレート上部の数字で、車の種類や用途を表しています。このうち下2桁が場合によってアルファベットとされ、例えば「58A」や「30A」のようになります。

下段のアルファベットは米軍関係者の私有車を意味する

2019年から交付されているアルファベット入りナンバープレートは、上段の「分類番号」の下2桁にアルファベットが割り振られます。一方で、沖縄県などでは下段左端のひらがながアルファベットになっている車を見かけることもあります。

これは、駐留する米軍関係者やその家族が使う私有車を示すナンバーの表記です。ひらがなの代わりに「Y」が普通車に、「A」「B」が軽自動車に用いられています。なお、ごく少数ですが、米軍関係者が輸入した私有車については、「E」「H」「K」「M」が割り振られます。

アルファベット入りナンバープレートが導入された理由

日本においてアルファベット入りナンバープレートが導入された理由は、特定の番号の枯渇問題に対応する必要があったからです。

ナンバープレートの正式名称は、「自動車登録番号標」です。ナンバープレートに表示される登録番号(ナンバー)は、「漢字(登録運輸支局や使用地などの地域名)+数字(分類番号と一連指定番号)+ひらがな(自家用・事業用などの区別)」の組み合わせによって構成されています。
大前提として、ナンバーは使い回しできません。仮に、ナンバーがついた車を廃車にしても、同じ組み合わせのナンバーを別の車に交付することはないのです。

ナンバーの組み合わせ要素のうち、下段4桁の一連指定番号は、車の持ち主が希望の数字を選ぶことができます。この「希望ナンバー制度(希望番号制度)」は1999年から(軽自動車は2005年から)始まり、特定の番号に人気が集中しました。
結果として組み合わせ可能なパターンが枯渇し、アルファベットを活用することになったのです。

アルファベット入りナンバーに使用されるアルファベット

アルファベット入りナンバープレートに用いられるアルファベットは、10種類に限定されています。

普通車のナンバープレートに割り振られるのは、「A」「C」「F」「H」「K」「L」「M」「P」「X」「Y」です。
一方、軽自動車の場合には、分類番号の2桁目に「P」「X」「Y」の3文字が割り振られ、3桁目には同じく「A」「C」「F」「H」「K」「L」「M」「P」「X」「Y」の10文字が用いられます。

なお、「B」や「I」「O」など、16種類のアルファベットは意図的に含まれていません。これは、数字の「8」や「1」「0」、あるいは別の文字などと混同されるおそれがあるというのが理由です。ただし、今後の状況では、除外されたアルファベットも利用されていく可能性があります。

アルファベット入りの車のナンバープレートを取得する方法

アルファベット入りナンバープレートにアルファベットを割り当てるのは、車の登録・検査を行う運輸支局あるいは軽自動車検査協会です。下2桁の数字を使い切り次第、アルファベット使用に移行する仕組みとなっています。なお、アルファベットは昇順で、「A」から割り振られます。

つまり、アルファベット入りのナンバープレートを取得する際、車の所有者が特定のアルファベットを指定することはできません。
ただ、アルファベット入りになる可能性が高い下段4桁の一連番号を、希望ナンバー制度を利用して選べば、アルファベット入りナンバープレートの獲得率を高くすることが可能です。

なお、希望ナンバーは、下記の理由がある場合に取得することができます。

<希望ナンバーの取得条件>

  • 新車登録する場合
  • ナンバーを装着していない中古車の新規登録をする場合
  • 車の移転登録(名義変更)を行う場合
  • 住所変更を行い、管轄する運輸支局・軽自動車検査協会が変わる場合
  • 使用しているナンバープレートが破損あるいは汚損した場合

人気の希望ナンバー

人気のある希望ナンバーを選べば、分類番号の下2桁の数字が枯渇しているため、アルファベット入りナンバープレートを獲得するチャンスが高くなるといえます。人気のある希望ナンバーは地域や車種によって異なりますが、下記のものが挙げられます。

<人気のある希望ナンバーの例>

  • 「・・・1」「・・・7」など1桁の数字
  • 「2020」「2023」などの西暦
  • 「1188」「2525」などの語呂合わせ
  • 「・・88」「・333」「7777」などのゾロ目

希望ナンバーをウェブで取得する手順

アルファベット入りナンバープレートを取得するには、希望ナンバーを取得するのが最も近道です。では、希望ナンバーを取得するには、どのような手続きをすればいいのでしょうか。
ここでは、自家用車の希望ナンバーをウェブで申し込んで取得する手順について解説します。

1. 希望するナンバーが抽選対象かどうかを確認する

希望ナンバーは、「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」の2種類に大別できます。抽選対象希望番号は人気が高い番号のことで、抽選に当選した人が取得できるのです。一方、一般希望番号については、抽選せずに取得できます。

まずは、一般社団法人全国自動車標板協議会のウェブサイトの「抽選対象希望番号」をチェックしてください。地名と車の種類を選択して、希望するナンバーが抽選対象かどうかを確認しましょう。抽選対象希望番号だった場合には、抽選に申し込む必要があります。

2. 必要情報を入力して申し込む

一般社団法人全国自動車標板協議会のウェブサイトの「新規申込」画面に、情報を入力して申し込みます。必要な情報は下記のとおりです。

<希望ナンバー申込みに必要な情報>

  • 申込者・使用者の氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス(携帯電話のものは不可)
  • パスワード
  • 車台番号
  • 希望ナンバー(4桁)

抽選対象希望番号の場合には抽選が行われます。車台番号の入力ミスがないよう、車検証(自動車検査証)などを準備しておくようにしましょう。

3. 希望ナンバーの当選を確認する

抽選対象希望番号に対する申込みは、毎週日曜日21時まで受け付けています。抽選は翌月曜日に行われ、抽選結果は登録したメールアドレスに通知が届きます。また、全国自動車標板協議会ウェブサイトで照会することも可能です。仮に落選しても、同じ内容で再び申し込むことは可能です。
なお、一般希望番号の場合は、抽選がないのですぐに取得可能です。

4. 期日までに交付手数料を支払う

希望ナンバーを取得したら、交付手数料を支払います。希望ナンバーのナンバープレートは受注製作のため、一般のナンバープレートより製作にかかる料金は割高です。ナンバーの種類やサイズ、地域によって異なるものの、4,000~5,000円を想定しておきましょう。

入金は、ペイジーや銀行振込のほか、郵便振替、現金書留で行います。希望ナンバーの申込み自体は、交付手数料の入金が確認され次第、ナンバープレートの製作を始めるので注意してください。
なお、希望ナンバーの交付は、入金から6、7営業日はかかります。

5. 入金確認メールに記載されている交付可能期間を確認する

交付手数料の入金確認後に、交付可能期間が入金確認メールで通知されます。交付可能期間は、交付可能となった日から1ヵ月間です。

6. 交付可能期間内に希望番号予約センター窓口で予約済証を受け取る

希望ナンバーの交付可能期間になったら、希望番号予約センターの窓口で予約済証を受け取ってください。希望番号予約センターは、各地の運輸支局や軽自動車検査協会の近くに設置されているのが一般的です。
交付可能期間が過ぎた場合、交付が無効となる可能性もあるので注意が必要です。

7. 運輸支局などで車の登録時に予約済証を提示する

予約済証を受け取ったら、近隣の運輸支局あるいは軽自動車検査協会で、登録または届出を行いましょう。この際には主に、下記の書類が必要です。必要書類は地域によって異なるので、事前に確認しておく必要があります。

<希望ナンバーの新規登録・届出時に必要な書類の例>

  • 希望ナンバーの予約済証
  • 車検証(自動車検査証)
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 自動車重量税納付書

8. 交付された希望ナンバープレートを車に取り付ける

交付された希望ナンバープレートを運輸支局または国から委託を受けた封印受託者に取り付けてもらえば、手続き完了です。なお、一連の手続きは、カーディーラーなどに代行を依頼することができます。

車の希望ナンバー取得時には、自動車保険を比較・検討しよう

車のナンバープレートは、2018年からアルファベット入りのものが交付されています。アルファベット入りのナンバープレートに魅力を感じても、申込者が指定することはできませんが、希望ナンバー制度を使って人気のあるナンバーに申し込めば、アルファベット入りナンバープレートを取り付けられる可能性が高くなります。

ただ、既存のナンバーから希望ナンバーに変更した場合、加入する保険会社に連絡する必要があります。仮に、ナンバーの変更を行わないまま事故を起こすと、保険金の支払いを受けられなくなるおそれもあるので注意してください。

車の希望ナンバー取得の際には、同時に加入する自動車保険を比較・検討するのがおすすめです。複数の自動車保険を比較・検討する際には、インズウェブの「自動車保険一括見積もりサービス」が便利です。
複数社の見積もりが一度に取れるので、比較・検討がしやすくなります。ぜひ、「自動車保険一括見積もりサービス」をお試しください。

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