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自動車保険の3年契約は途中解約できる?メリットとデメリットを解説

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自動車保険は通常1年契約ですが、保険会社によっては1年超の長期契約を設定しています。長期契約の代表的な年数は3年契約ですが、加入にあたってどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。また、3年間の契約期間中に、途中解約できるかどうかも気になるところです。

この記事では、自動車保険の契約期間の種類と3年契約のメリット・デメリットのほか、途中解約の可否について解説します。

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自動車保険の契約期間の種類

自動車保険は、保険会社によるものの、契約期間を選ぶことができます。まずは、自動車保険の契約期間の種類について解説します。

1年契約

自動車保険の契約期間として一般的なのが、1年契約です。厳密には、補償が始まる「始期日」の午後4時から、補償が終わる「満期日」の午後4時(保険会社によっては午後3時59分)までの1年間となります。ただし、希望があれば始期日の午前0時から補償が始まるように契約することも可能です。

3年契約(長期契約)

一般的に、自動車保険の契約期間が1年超のものを「長期契約」といいます。長期契約の契約期間は、3年のものが中心的ですが、保険会社によっては5年や7年の契約期間もあります。この記事では、代表的な「3年契約」を中心に扱います。

長期契約の契約内容は、期間以外は短期契約と大きな違いはありません。ただ、電話やウェブを介して申し込む「ダイレクト型」の自動車保険には設定されておらず、保険代理店担当者を通して加入する「代理店型」の自動車保険での取り扱いに限られます。

代理店型の詳細については、下記の記事で紹介しています。ぜひご確認ください。

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自動車保険の3年契約は途中解約できる?

自動車保険の3年契約は、契約期間の満期日を迎える前に途中解約することが可能です。また、途中解約後に他社への乗り換えもできます。ただし乗り換えの場合、始期応当日(例えば9月1日に契約開始の場合、2年目や3年目などの9月1日)での乗り換えでないと等級の進みの面で不利になります。

乗り換え時の等級について

長期契約を途中解約して他社に乗り換える場合、等級と事故有係数適用期間も他社に引き継がれます。無事故の場合、始期応当日を迎えるごとに1等級上がった等級での乗り換えとなります。例えば、3年契約の開始時が10等級で、無事故で2年後の始期応当日に乗り換えた場合、12等級での契約となります。

始期応当日以外での乗り換えの場合、1年契約で途中解約した場合と同じように、始期応当日から経過した期間については考慮されません。先ほどと同様に開始時が10等級の3年契約で、無事故で1年10カ月後に乗り換えた場合、乗り換え後の等級は11等級です。そして、12等級に上がるのは2カ月後ではなく、乗り換えてから1年経過した後となります。

乗り換えまでに事故があった場合は事故の種類や回数に応じてダウンした等級での契約となります。

解約返戻金について

一括払いや長期年払で加入していた3年契約を途中解約した場合、すでに支払っている保険料については、「解約返戻金」という形で受け取れます。ただし、満期日までの全額が、必ず返金されるわけではありません。

計算方法は保険会社によって異なりますが、残りの契約期間分に対し、「短期率」という割合で計算された金額が返金される場合、その額は月割りで計算した額よりも少なくなります。また、月割りで計算される保険会社でも日割りでの計算は行われないので注意してください。

自動車保険の3年契約のメリット

自動車保険の3年契約には、どのようなメリットがあるのでしょうか。自動車保険の3年契約の具体的なメリットは、下記のとおりです。

契約期間中は事故を起こしても等級と保険料に影響がない

自動車保険の3年契約のメリットとして、契約期間中の事故によって保険を使っても、次年度の保険料に影響がないことが挙げられます。

通常の1年契約の場合、契約期間中の事故や保険使用の有無によって、次年度の等級がアップまたはダウンし、それに伴って保険料も変わります。一方、3年契約の場合は、「3年間無事故である」ことを前提に、3年分の保険料を算出します。ですから、3年間は等級と保険料が増減しないのです。

もし、10等級で1年目に3等級ダウン事故を起こした場合、等級は1年契約と3年契約では次のようになります。

1年目に3等級ダウン事故を起こした場合の等級の変化
契約期間1年目2年目3年目4年目
1年契約10等級7等級8等級9等級
3年契約10等級10等級10等級9等級

また、保険会社による自動車保険料率改定によって、次年度の保険料が上がった場合にも、3年契約であれば契約時の保険料のままであり、影響を受けないのもメリットといえるでしょう。

保険料を一括払いすれば割引される場合がある

保険会社によっては、自動車保険の3年契約において保険料の一括払いをすると、1年あたりの保険料が割引になる場合があります。 3年分の保険料の一括払いをする必要があるため一時的な負担は大きくなるものの、トータルの支出で考えた場合のメリットは大きいといえるでしょう。

更新手続きの手間が省け、更新忘れのおそれが少なくなる

自動車保険の3年契約に加入すれば、通常は1年ごとに行う更新手続きの手間が省けるメリットがあります。
一般的に自動車保険の更新は、代理店や保険会社から案内が届くため、その手順に従って更新手続きを行います。3年契約であれば、毎年やってくる更新手続きに追われずに済むでしょう。3年契約は、多忙な人ほどメリットが大きいといえます。

自動車保険の3年契約のデメリット

自動車保険の3年契約はメリットばかりではなく、いくつか注意したいこともあります。ここでは、自動車保険の3年契約のデメリットについて解説します。

自動車保険料の値下げ改定やゴールド免許割引が反映されない

通常、保険会社は、損害保険料率算出機構が算出・検証する「参考純率」の改定に伴って、自動車保険料率を変更します。参考純率は2024年6月に届出がされた、平均5.7%アップの改定のように、事故件数の増加や修理費用の高額化によって引き上げられるケースが多いですが、2021年の届出のように事故件数の減少によって引き下げられることもあります。

3年契約の場合、契約期間中に損害保険料率算出機構の参考純率が引き下げられたことを受けて保険会社が保険料を値下げしても、その恩恵をすぐに受けられないことがあるでしょう。
また、契約期間中に運転免許証の更新に伴って、帯の色がブルーまたはグリーンからゴールドに変わっても、3年契約では保険会社が設定する「ゴールド免許割引」の適用を、すぐに受けられないことがあるのです。

契約更新の際に等級が一気にダウンし、負担に感じる場合がある

自動車保険の3年契約は、契約更新時に等級が一気にダウンする場合があるのは、デメリットといえるかもしれません。
契約更新時に等級が一気にダウンするのは、契約期間中に複数回の事故によって何度も保険を使った場合です。もし、3年間で3等級ダウン事故を2回、1等級ダウン事故を起こした場合の等級の変化は、下記のようになります。

1・2年目に3等級ダウン事故を各1回、3年目に1等級ダウン事故を1回起こした場合の等級の変化
契約期間1年目2年目3年目4年目
1年契約10等級7等級4等級3等級
3年契約10等級10等級10等級3等級

最終的な4年目の等級に違いはないものの、毎年等級がダウンする1年契約に比べ、3年契約は3年目とのギャップが大きいのが特徴です。

3年間の保険料をトータルで見れば3年契約はメリットがあるものの、このようなケースでは等級が一気にダウンすることで保険料も急に上がります。そのため、進学や転居など家計的にちょうど出費が多いタイミングが重なると、負担感が強くなる点には注意してください。

3年契約でも保険料は、ダイレクト型より割高な傾向がある

自動車保険の3年契約は、代理店型の保険会社におけるサービスです。しかし、代理店型の自動車保険は、人件費などの中間コストがかかるため、ダイレクト型の自動車保険に比べて、そもそも保険料が高めに設定されているというデメリットがあります。

そのため、3年契約で一括払いをした場合でも保険料は比較的高く、トータルの保険料を安く抑えたいと考えると、保険料が割安なダイレクト型を選んだほうがいい場合があるのです。

自動車保険の3年契約は、十分に比較・検討しよう

自動車保険で3年契約をはじめとする長期契約に加入すると、事故で保険を使っても契約期間中は保険料が変わらなかったり、毎年の更新手続きの手間がかからなかったりといったメリットがあります。ゴールド免許割引によって保険料の割引率が高い、ゴールド免許保有者などには向いているといえます。

ただし、契約更新の際の自動車保険料の値下げ改定や、保険会社が設けたゴールド免許割引が反映されなかったり、契約更新時に等級が一気にダウンしたりといったデメリットも。そのため、加入してから途中解約するのもひとつの手です。
とはいえ、3年契約の自動車保険を途中解約した場合、保険会社や解約のタイミングによっては、まえもって支払った保険料がそのまま戻ってこない場合もあります。そのため、自動車保険を1年契約にするのか、3年契約に加入するのかは、十分に比較・検討してからにするのがおすすめです。

このように、自動車保険の契約期間や補償内容は、保険会社によって異なります。自身に合った自動車保険を探すには、複数の保険会社に確認する必要があります。加入や更新の際には、複数の保険会社に見積もりを依頼して、比較・検討してください。
難点としては、各保険会社のウェブサイトで見積もり依頼はできるものの、手間や時間がかかること。そこで、自動車保険の一括見積もりサービスを利用して、手軽に見積もりを依頼しましょう。

自動車保険の保険料を複数の保険会社で比較・検討する際には、インズウェブの「自動車保険一括見積もりサービス」が便利です。複数社の見積もりが一度に取れるので、比較・検討がしやすくなります。
ぜひ、インズウェブの「自動車保険一括見積もりサービス」をお試しください。

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