自動車保険料の内訳ってどうなっているかご存知ですか?
毎年払っている保険料も、その仕組みを知っていれば、より自分にあった自動車保険を選べる可能性が広がります。知っているあなたも「節約」のポイントがつかめるかも?!
自動車保険の保険料内訳
あなたの払っている自動車保険料は、すべてが保険金として支払われるわけではないことをご存知でしたか?実はここに、自動車保険を選ぶポイントがあります。実際の自動車保険料の構成を確認してみましょう。
自動車保険料はまず2つの要素から成り立っています。
- 純保険料
契約者に保険金を支払うための原資。
- 付加保険料
純保険料以外に、保険会社を運営する為に必要なコスト。
上記が自動車保険料の内訳になりますが、知っていましたか?
「自分が払っている自動車保険料が、保険金以外にもなっているなんて知らなかった。損した気分だ。」と思う方もいらっしゃるかもしれません。 実は、そんな風に考えているあなたに、自動車保険料を安くする方法をお知らせ致します。
付加保険料の秘密
付加保険料=「保険金として支払われる以外のお金」ということは上で記載したとおりです。
ここからは実際の付加保険料の使われ方、そして付加保険料が保険料の設定にどう関係していくかを学びましょう。
<付加保険料>
- 代理店手数料
代理店が保険会社の代理で保険契約の締結をすることにより支払われる手数料です。
- 社費
広告費、人件費、各地の支店等の物件費などを含む保険会社を運営するためのコストです。
- 利潤
保険会社の利益です。
では、上記の付加保険料が自動車保険料の節約にどのように関わっているのか考えて見ましょう。
保険会社ごとの会社運営スタイルによって、付加保険料は違う!
かつて損害保険業界は金融ビッグバンの流れの一環として保険の自由化を迎えました。保険の自由化により、以前は主に全国各地にある代理店を通じてしか契約できなかった自動車保険業界にも、インターネットや電話(コールセンター)を通じてより簡単に・手早く契約できるいわゆるダイレクト系(通販を主流チャネルとする)損害保険会社が登場し始めました。
ダイレクト系損害保険会社はインターネットや電話を活用し、契約者と直接取引をすることにより、従来かかっていた代理店手数料、人件費や各地の支店等の物件費などの中間コストを抑えることが出来る様になりました。
その結果、一般的にダイレクト系損害保険会社は自動車保険料を安くすることができるようになったのです。
※ダイレクト系損害保険会社でも代理店を有している損害保険会社もあります。
最後に
自動車保険料の差が損害保険会社によってどの様に生まれるのか、理解頂けましたか?
ダイレクト系損害保険会社の最大のメリットは自動車保険料にあると思います。但し、ダイレクト系損害保険会社の中でも、条件によっては保険料は違ってきますので、一括見積もりをしてみましょう。