多くの自動車保険にはロードサービスがセットされています。ロードサービスは、いざという時に現場に駆けつけてくれる心強いサービスですが、サービスを利用すると等級に影響するようなことはあるのでしょうか。
自動車保険のロードサービスを利用しても等級は下がりません!
自動車保険のロードサービスは契約している保険会社によってサービスの内容はまちまちですが、何を利用しても等級に影響することはありません。自動車保険の契約者に対して各保険会社が設けている「サービス」なので、車のトラブルでロードサービスを利用したい時には遠慮なく保険会社に連絡しましょう。しかし、サービスによっては、利用できる回数や燃料補充の量が決められていたり、別途実費の支払いが必要だったりとそれぞれ細かい規定がありますので事前に確認しておきましょう。
多くの自動車保険でロードサービスは自動付帯となっています。インズウェブの調査ではロードサービスを利用したことが「ある」と答えた方は半数程度となっており、自動車保険のロードサービスは自動車保険にはなくてはならないものとなっているでしょう。また、ロードサービスの内容は各保険会社によって特徴がそれぞれ違うので、自動車保険を選ぶ時のポイントにもなります。
自動車保険ロードサービス一覧表
万が一の事故があったときに、自動車を修理工場まで引っ張るレッカーや臨時にかかる費用。 保険会社がどのようなサービスを提供しているか、一覧で比較検討ができるようにインズウェブが独自調査をしました。 ミス ...
ロードサービスは等級を気にせず使おう!
自動車保険のロードサービスは自動車保険の契約者が保険会社のサービスで利用することができます。一般道路でのJAFの救援データをみると過放電バッテリー(バッテリーあがり)やタイヤのパンク・バースト・エアー圧不足といった比較的身近なトラブルが上位をしめています。高速道路でもタイヤのパンク・バースト・エアー圧不足による救援が1位で次いで燃料切れとなっています。(JAF:2022年度情報)
このようなトラブルにも、利用回数の制限がある内容もありますが、多くの保険会社でロードサービスのサービス対象となっています。起こりがちなトラブルに対する救援サービスが自動車保険の契約で自動付帯になっているのはとても心強いです。等級には関係なく利用できるため、万が一の時には保険会社に連絡しロードサービスを利用しましょう。
自動車保険のロードサービスも確認しておこう!
最近では、どの自動車保険でもロードサービスが自動付帯となっている事がほとんどになってきました。ロードサービスとは、車の運転中に起こる事故以外のトラブル「タイヤのパンク」や「ガス欠」など様々なカートラブ ...
ロードサービス利用時の注意点
ロードサービスを利用する時には、必ず自動車保険のロードサービスセンターなどに事前に連絡しましょう。保険会社に連絡する前に、業者を手配したり、修理などを受けてしまうとサービス対象外となってしまいます。また、一部の保険会社では、ロードサービスが特約となっていたり、自動付帯ではない場合もありますので注意しましょう。ロードサービスを利用する時の一般的な流れは下記になります。トラブルはいつ起こるか分からないので、保険証券のコピーなどを車に保管しておくと便利です。ロードサービスを利用しても等級は下がらないので気にせず利用しましょう。
利用する時の流れ
- 自動車保険のロードサービスセンターに連絡
- ロードサービスセンターの受付担当の指示を受ける
- 保険会社の提携先レスキューを待つ
ロードサービスセンターに伝える内容
- 保険証券の番号
- 契約者の氏名
- 車の登録番号
まとめ
自動車保険のロードサービスを利用しても等級に影響することはありません。万が一、車の走行中や車での外出中にトラブルが生じてしまった場合には、自動車保険のロードサービスセンターに連絡し対応の相談をしましょう。ロードサービスのサービス内容は契約する保険会社によって異なっています。救援内容に関しても利用制限や対応範囲など各保険会社でサービス内容が違うようですので自分の契約する保険会社のロードサービスの内容を確認しておきましょう。また、ロードサービスの内容は自動車保険を選ぶポイントでも重要視されているようです。一括見積もりサイトなどを利用し、各保険会社を比較してみましょう。
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