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車両保険でタイヤのパンクや盗難は補償してもらえる?

投稿日:2020年1月17日 更新日:

自動車が唯一地面と接触している箇所はタイヤです。走行中のパンクやバースト(破裂してしまう現象)などのトラブルを防ぐために日ごろからタイヤの状態を確認し、適度なタイミングで交換をすることが必要です。しかし、メンテナンスや管理を行っていても起こってしまう事があります。そうした場合のタイヤの修理費用やタイヤが盗まれてしまったという場合に車両保険は利用できるのでしょうか。

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タイヤのパンクのみの損害は車両保険の補償対象外

車両保険は、自動車事故や災害などによって自分の車に損害を受けた場合に修理費用等を補償する保険です。車同士の接触事故で車が壊れたり、車に落書きやいたずらをされて修理が必要な場合の修理費用を補償対象としています。

注目すべきポイントは、「事故」なのか「故障」なのかという事です。車両保険は、クルマの欠陥、腐食、さび、摩滅、部品の消耗などでは補償対象外となっています。これはタイヤのトラブルにおいても同様です。ほとんどの保険会社で、車両保険の保険金が支払われない理由に「タイヤの単独損害」と明記されており、タイヤのパンクは補償対象外です。

いたずらが原因でタイヤをパンクされてしまったような場合でも、いたずらが原因によるものなのか、消耗が原因で起こったパンクなのかの判断が難しいため補償対象外となることがほとんどです。ただし、タイヤのホイールなどにも明らかないたずらの傷となる痕跡がある場合などは、補償対象となります。タイヤとその他の箇所が損傷している場合は、タイヤも車両保険で補償可能となるケースがある事を覚えておきましょう。

  • タイヤの単独損害は補償対象外
  • 車両保険は「事故」によるクルマへの損害を補償
  • タイヤとその他の箇所が損傷している場合は、タイヤも補償対象となる

タイヤの盗難や火災での損害は車両保険で補償

盗難でタイヤが盗まれた場合について考えてみましょう。盗難は「盗難事故」となりますので車両保険の補償対象となることが多いです。また、火災が原因でクルマが壊れタイヤの交換が必要な場合も補償となります。

保険会社の車両保険の保険金が支払われない理由に「タイヤの単独損害(火災・盗難除く)」などと記載されていることがあります。自動車保険の重要事項説明書で確認できますので、保険会社の補償内容で記載のある「保険金が支払われる主な場合」と「保険金が支払われない主な場合」の項目もしっかりチェックしておきましょう。

車両保険の補償内容

車両保険はどのような場合に補償されるのか、補償内容を確認しておきましょう。車両保険には補償範囲の広い一般型と補償される範囲が限定されたエコノミー型があります。エコノミー型は補償範囲が限定されている分、保険料も一般型より安くなります。それぞれどこまでが補償範囲となるのか確認しておきましょう。

一般エコノミー
車やバイクとの事故
(相手が判明している場合)
自転車との衝突・接触×
電柱・建物などとの衝突や接触
(単独事故)
×
当て逃げ
転覆・墜落×
火災・爆発・台風・洪水・高潮など
盗難・いたずら・落書き
窓ガラスの損害・飛び石による損害
地震(津波や地震起因の火災含む)・噴火××

※当て逃げについて、保険会社によってエコノミー型でも補償対象となる場合とならない場合とに分かれています。

一般やエコノミーといった名称や補償内容については保険会社によって異なります。必ず契約前に保険会社の資料等をご確認下さい。

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車両保険の利用は翌年度の等級が下がる!

車両保険を使うと翌年度の等級が下がり、事故有係数適用期間も加算されます。タイヤが盗難に遭ってしまい、車両保険の盗難補償を利用した場合は、1等級ダウンの扱いとなります。いたずらが原因でホイールに損害を受け、タイヤも同時にパンクされていたためにタイヤも車両保険の補償対象となった場合においても同様です。等級が1等級下がったことにより、翌年度の保険料も高くなりますので、車両保険を利用するときには翌年度からの保険料とのバランスを考え保険を利用するかどうかを考えましょう。

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タイヤのパンクや車の故障の場合はロードサービスを利用しよう!

自動車を走行中にタイヤがパンクしてしまったり、破損(バースト)してしまい走行不能のような状態になった場合は、自動車保険にセットされているロードサービスを利用すると便利です。ほとんどの保険会社でロードサービスは自動セットされています。タイヤがパンクした場合はスペアタイヤへの交換や応急修理キットでの修理などの対応を行ってくれます。自力走行不能な場合は、レッカーサービスなども用意されていますのでサービス内容を確認しておくとよいでしょう。

自動車保険のロードサービスは、加入する自動車保険会社でロードサービスが付帯されていれば、車両保険の契約を行っていなくてもサービスを受けることができます。走行中のクルマのタイヤのトラブルはJAFの救援データで高速道路で1位、一般道路で2位の救援件数です(JAF よくあるロードサービス出動理由 2022年度)。走行中のタイヤのトラブルに備えて自動車保険のロードサービスの内容が充実しているかどうかにも注目してみましょう。

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まとめ

車両保険は偶然な事故によって契約車両が損害を負った場合にその損害を補償する保険です。タイヤは消耗品となり、メンテナンスや交換を自分で行うことが基本なためタイヤの修理費用などは車両保険の補償対象外となることがほとんどです。一部補償対象となるケースがありますが、タイヤの損害が車両保険の補償対象外となるのは、自然の消耗か保険事故かを判断することが難しいことが理由だという事を覚えておきましょう。

走行中にタイヤがパンクしたり破損した場合のタイヤの修理費用は車両保険で補償してもらう事は難しいですが、走行中のトラブルは自動車保険のロードサービスを利用すると便利です。外出先でタイヤのパンクなどが原因で走行が困難となってしまったときの心強い味方となってくれるので契約する自動車保険のロードサービスの内容を確認しておきましょう。

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