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車の初度登録年月とは?どこで確認できる?

投稿日:2019年12月23日 更新日:

自動車保険の見積もりには車の「初度登録年月」が必要となります。普段の生活では意識しないことなのでとっさに聞かれても分からないという人もいるのではないでしょうか。そこで、初度登録年月とは何か、どこで調べられるのかなどについて紹介します。

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初度登録年月とは?どこに記載がある?

初度登録年月とは、車を初めて運輸支局に登録申請して受理された年月のことをいいます。車検証(自動車検査証)に記載されています。中古車の場合、自分が登録した年月ではなく最初の所有者による登録年月なのでご注意ください。軽自動車の場合は初度検査年月を初度登録年月として扱います。軽自動車検査協会において最初の新規検査を受けた年月です。軽自動車の場合も同じく車検証に記載があります。

普通乗用車などの例
初度登録年月

軽自動車の例
初度検査年月

車検証がない場合は?

納車前などで車検証が手元にない場合は売買契約書などで確認することが可能です。

車検証をなくしてしまったという場合は再発行が必要です。車検証は車検時などに必要なほか、車検証不備のまま走行すると道路運送車両法第66条に違反することになります。行政罰による違反点数はありませんが、50万円以下の罰金が科せられます。車検証の再発行は管轄の運輸支局あるいは軽自動車検査協会で行います。再交付の手数料には300円かかります。平日は忙しくて手続きに行けないという場合はディーラーや車検業者などに代行を依頼することもできますが、委任状や代行の手数料が必要となります。

なお、車検証の再発行まで待てないという場合は新車保証書や中古車保証書で確認できる場合があります。ただし、あくまでも参考程度にとどめるようにしましょう。

年式との違いは?

初度登録年月以外に年式という言葉を使うことがあります。中古車売買などではこちらの方が一般的かもしれません。年式と初度登録年月は一般的には同じですが、年式を車の製造年月の意味で使う場合もあります。そうした場合には年月にずれが生じる場合があるので注意が必要です。

製造年月と初度登録年月の違い

製造年月は文字通りその車が製造された年月です。製造されたものの新規登録されずに数カ月たってしまったという場合などは製造年月と初度登録年月がずれることになります。製造されたのが12月で登録されたのが翌年の1月の場合、月を含めないと見た目上は1年の差が出てきます。

また、並行輸入車の場合はさらに大きくずれることがあります。初度登録年月はあくまでも日本での登録年月です。海外で製造されて数年走っていたという場合は製造年月と初度登録年月が数年ずれる場合も考えられます。

もう一つ輸入車で気を付けないといけないのがモデル年式です。何年のモデルなのかを表すものですが、欧州などでは9月から翌年モデルとなります。9月から12月に製造されて輸入された車はその年のうちに日本で登録された場合、いわゆるモデル年式が初度登録年月よりも1年先になることになります。

登録年月日との違いは?

初度登録年月と間違いやすいものとして、もう1つ登録年月日というものがあります。車検証上でも隣同士にあるので間違えてしまいやすいのですが、これは車検証を発行した年月日のことです。新車を購入した段階では同じ年月になりますが、名義変更をしたり住所変更をしたりして車検証の記載内容が変わるとここの日付も更新されます。中古車を購入した場合は初めて登録した人とは別の名義で登録することとなるので登録年月日と初度登録年月との間に差が出てきます。

自動車保険や中古車の売買などで使うのは初度登録年月の方ですので間違ってしまわないように気を付けてください。

自動車保険との関係性

初度登録年月と自動車保険は車両の時価額を通じて結びついています。例えば車両保険において、支払われる保険金の上限となる車両保険金額は車両の時価相当額を目安に一定の範囲内で決めることになります。そして、車両の初度登録年月は車両の時価額を決める大きな要素の一つです。また、初度登録年月からあまりにも年月が経っている場合は車両価値を評価できず、車両保険に加入できないこともあります。

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他にも、新車割引や新車特約といった新車にかかわる割引や特約の「新車」の判定に初度登録年月が使われています。例えば、新車割引の適用条件の1つにある、「保険契約の始期日の属する月が契約の車の初度登録年月または初度検査年月の翌月から起算して61か月以内」といった内容です(保険会社によって条件が異なる場合があります)。

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このように、車の初度登録年月は自動車保険の契約内容や保険料に影響してくるのです。

かかる税金も変わる

車の維持費としてかかってくる自動車税や自動車重量税にも初度登録年月がかかわってきます。古い車は環境負荷が高いとして税金が高くなるようになっており、電気自動車等を除いて初度登録から13年を超える自動車については概ね15%の重課率が課せられます。また、自動車重量税については18年を超過するとさらに税額が上がります。

中古車を購入するという場合や今乗っている車を手放して買い替えるという場合は年式を確認して税額が上がるタイミングを意識するとよいかもしれません。

まとめ

初度登録年月とは車を初めて運輸支局に登録申請して受理された年月のことで車検証上に記載があります。初度登録年月は自動車保険や税金など様々なものにかかわってくるので、どのようなものか理解し、似たような言葉と間違えないようにしましょう。また、車検証をなくしてしまったという場合はそのまま車に乗り続けるのは法律違反でもありますので運輸支局や軽自動車検査協会で速やかに再発行をしましょう。


堀田健太

著者情報

堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。

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