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1年に2回の交通事故!自動車保険はどうなる?等級や事故有係数適用期間は?

投稿日:2022年10月4日 更新日:

交通事故で自動車保険を使った場合、ノーカウント事故となる場合を除き等級がダウンし事故有係数適用期間が加算されます。自動車保険は通常1年契約で行いますが、1年間に2回以上交通事故にあい自動車保険を使った場合の自動車保険はどうなるのでしょうか。

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1年に2回事故を起こした場合の等級と事故有係数適用期間

等級は1等級から20等級まであり、初めて契約する際には6等級から(2台目以降の車で一定の条件を満たす場合はセカンドカー割引で7等級から)スタートします。

1年間保険を使う事故を起こさなければ次年度に等級が1つ上がり、逆に保険を使う事故を起こした場合には、次年度に等級が3つまたは1つ下がります。等級ダウン事故を1年間で2回以上起こした場合は事故を起こした分の等級ダウンとなり、事故有係数適用期間も加算されます。

等級ダウン事故例

等級ダウンの具体的な事故例

3等級ダウンの事例

  • 電柱やガードレールに衝突した単独事故による車の修理代での保険金の受け取り
  • 車同士の衝突での車の破損修理費での保険金の受け取り
  • 歩行者をはねてしまい、対人賠償保険金の支払い
  • 他人の家の壁にぶつかって塀を壊してしまったことによる対物賠償保険金の支払い

1等級ダウンの事例

  • 車が盗難にあってしまったことによる保険金の受け取り
  • 台風や洪水などの災害による修理での保険金の受け取り
  • イタズラや落書き・飛来物による傷や窓ガラス破損による保険金の受け取り

▼主な車両事故の例

車両事故で保険金を受け取るためには車両保険への契約が必要になります。

18等級で「3等級ダウン事故を2回」あった場合

18等級の人が1年間でガードレールにぶつかったなどの単独事故による車の修理代で保険を使い、他人の駐車する車にぶつけてしまいなどで対物賠償保険金が支払われたような場合には3等級ダウン事故が2回で6等級ダウンとなります。また、事故有適用係数も3年×2回で6年加算されます。

その後、6年間事故がなければ等級は1等級ずつあがり、事故有適用係数も1年ずつ減算され事故から7年後に18等級に戻ることができます。

18等級で「3等級ダウン事故と1等級ダウン事故が1回」あった場合

1年間で3等級ダウン事故2回の場合と同じ考え方となりますが、3等級ダウン事故が1回と1等級ダウン事故を1回で2回の事故があった場合の等級や事故有適用係数については下記のようになります。

1年に2回以上の事故でも自動車保険に加入できる?

自動車保険は、1年間のうちに起こした事故の回数が多いからといって自動車保険に加入できなくなるということはありません。ただし、保険会社も事故の多い契約者は保険金の支払いがリスクが高いということから優良な契約者を安い保険料で集客しているようなダイレクト型の保険会社は契約を断られることがあるようです。

免許証が有効であっても運転ミスによる事故を多く起こしてしまっており運転が不安な人などは、車の運転をしばらく控えたり、再度、教習所で講習を受けることなども考えてみるとよいでしょう。運が悪くもらい事故が1年のうちに何度か起きてしまったという人もいます。1年間の事故回数が多く事故リスクが高いとみなされ自動車保険の契約を断られるケースもありますが、代理店型の自動車保険会社は、民間の保険会社でありがならもある程度の公共性が求められていることもあり、保険金支払いのリスクが高い契約者であっても契約を受け入れざるを得ないという事情から契約可能な場合があります。

ダイレクト型の保険会社は加入が難しい傾向にあるといっても必ずしも契約できないというわけではありません。ダイレクト型の保険会社でも1年間の事故が2回までなら可能など事故の条件によって引き受けのルールが会社ごとに異なるので問い合わせを行ってみるとよいでしょう。当社の自動車保険一括見積もりを利用しても見積もり可能な自動車保険会社が見つかるかもしれませんので一度試してみてください。

どれだけ保険料は高くなる?

各等級の割引率・割増率を紹介します。事故有係数適用期間の有無で保険料の割引率が大きく異なるのが分かると思います。ちなみに保険会社によって割増引率は異なる場合があるので、その点は注意しましょう。

 事故なし事故あり
1等級+108%
2等級+63%
3等級+38%
4等級+7%
5等級-2%
6等級-13%
7等級-27%-14%
8等級-38%-15%
9等級-44%-18%
10等級-46%-19%
11等級-48%-20%
12等級-50%-22%
13等級-51%-24%
14等級-52%-25%
15等級-53%-28%
16等級-54%-32%
17等級-55%-44%
18等級-56%-46%
19等級-57%-50%
20等級-63%-51%

車両保険の免責金額が高くなる場合がある

車両保険を付けている場合、免責金額の設定を行います。免責金額とは車の修理代にかかった費用の自己負担分です。免責金額には増額方式と定額方式があり、増額方式で契約している人は1回目の免責金額よりも2回目以降の免責金額が高くなります。定額方式で契約している人は1回目と2回目以降の免責金額は変わりません。例えば、0-10万円の場合、1回目の車両事故の免責金額は0円で2回目以降の車両事故の免責金額は10万円となります(増額方式)。

この1回目、2回目以降というのは同一保険期間内での車両事故のことです。契約(更新)してから満期日までの1年間での車両事故の回数をカウントするため1年間で2回車両保険を使用した場合などに該当します。

定額方式1回目と2回目以降の免責金額は変わらない
増額方式1回目の免責金額よりも2回目以降の免責金額が高くなる

保険を使わないという選択も

事故で保険を使うと等級が下がり、事故有係数適用期間が加算されます。それによって翌年度以降の保険料が上がってしまうので、保険を使わない場合の翌年度以降の保険料との差額を考えると、支払われる保険金が数万円などの軽微な事故の場合は保険を使う方が「損」となってしまうことがあります。

保険を使った方がよいのか使わない方がよいのか自分で判断がつかない場合は契約している保険会社に相談してみましょう。そうすると保険料がいくら上がるのか教えてくれるので、修理代金や賠償金と比較してどちらが得なのかをより明確に検討することができます。保険会社に連絡したら必ず保険を使わなければならないということはないので、軽微な事故であっても保険会社に連絡を入れるようにしましょう。

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まとめ

1年間で2回など複数回自動車事故を起こしてしまうと事故毎に事故内容によって3等級ダウン及び1等級ダウンとなり、事故有適用係数も加算されます。事故が多いからと言って自動車保険に加入できなくなるとということはありませんが、主に優良で事故リスクの低いドライバーを安い保険料で集めているダイレクト型の自動車保険会社は加入を断られるようなケースもあるようです。しかしながら自動車保険に未加入で車を運転するという行為はお勧めできません。事故回数が多くても車を運転する必要があるのであれば契約できる保険会社を探し必ず自動車車保険には加入した上で運転しましょう。

保険に入っているからと言って保険を気軽に使って車を修理してしまったために等級が下がり保険料があがって損をしてしまったという人もいます。自動車保険には「等級」と「事故有適用係数」というものがあります。自動車保険に加入する人は等級や事故有適用係数についても理解しておくとよいでしょう。

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