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自動車保険の乗り換え方法とタイミング

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自動車保険料を安くするため、満期を迎えるのを機に、家族構成が変わった、車を買い替えたなど自動車保険の乗り換えを検討することがあるかと思います。しかし、いざ乗り換えようと思っても「面倒くさい」という理由でそのまま同じ会社で継続しがちです。

そこで、「面倒だ」と思う気持ちを少しでも和らげるために、自動車保険の乗り換え方法やタイミングなどについて紹介します。

自動車保険の乗り換えの手順

早速ですが自動車保険の乗り換えの手順を紹介します。以下の手順を参考にしてみてください。

1.乗り換え先の保険会社を決める

当たり前ではありますが、自動車保険を乗り換えるには乗り換え先の保険会社を決める必要があります。しかし、日本で契約を結べる保険会社は数多くあり、なかなか決めるのは大変です。そこで役に立つのが自動車保険の一括見積もりサービスです。

自動車保険の一括見積もりサービスは、一度の情報の入力で複数の保険会社から自動車保険の見積もりを取ることができるサービスです。自分で候補を見つけてその一社一社に見積もりを依頼する労力を削減することができます。また、自分では候補に入れなかった保険会社が一番条件が良いという思わぬ発見をすることもあり得ます。

なお、契約始期日まで遠すぎる場合は見積もりを出すことができません。早期契約割引やより多くの保険会社から見積もりを取ることを考えると、60日前になったら見積もりを依頼するのがよいでしょう。

2.乗り換え先の保険会社に契約の意向を伝える

乗り換え先の保険会社に他社からの乗り換えで契約することを伝えましょう。手続きの完了のためには、契約中の自動車保険の保険証券、車検証、運転免許証が必要となります。必要となった時にあわてないように事前に準備しておくのがよいでしょう。

なお、契約の開始日は解約日(満期日)と同日にして重複期間や空白期間を作らないように注意が必要です。後述しますが、等級の引き継ぎができない場合があります。

3.現在契約中の保険会社に解約の連絡を入れる

乗り換え先の保険会社が決まったら、現在契約している保険会社に解約の連絡を入れましょう。満期とともに保険会社を乗り換える場合は基本的には解約の連絡は必要ありませんが、自動継続の特約を付けている場合は解約の連絡をする必要があります。自動車保険は重複して契約することができないので、後から申し込んだ乗り換え先の保険会社との契約が無効となってしまいます。

4.必要手続きをする

契約や解約に必要な書類がある場合は必要事項を記入して返送しましょう。また、支払期限までに忘れずに乗り換え先の保険会社に保険料を支払いましょう。

等級の引き継ぎにはタイミングが重要

自動車保険は事故歴に応じて翌契約年度に適用される等級(ノンフリート等級)が決まります。等級は1等級~20等級まであり、初めて自動車保険を契約する場合は6等級からスタートします。1年間事故がなければ翌年は1等級上がり、事故を起こして保険を使った場合は、内容によって1事故につき1等級もしくは3等級下がります。等級が20等級に近づくにつれて保険料の割引率が高くなります。

安全運転を続けて上げてきた等級は保険会社を乗り換えても引き継ぐことができます(一部の共済を除く)。ただし、損なく等級を引き継ぐには乗り換えのタイミングが重要です。

1番お得なタイミングは満期日に合わせて自動車保険を乗り換えることです。満期日までの1年間無事故であれば、乗り換えなかった時と同じように1等級上がった状態で契約することができます。また、自動継続の特約を付けていなければ、現在の保険会社に契約を更新しない旨の連絡を入れる必要もありません。

満期日を迎える前に現在の契約を解約して乗り換える場合、等級の引き継ぎはできますが、乗り換え先の自動車保険の等級が上がるのは、その契約が始まってから1年間経過後です。つまりは等級が上がるのが遅れてしまいます。また、等級が下がる事故を起こしていた場合は、乗り換えのタイミングで下がった等級での契約となります。等級が下がるタイミングが満期日で乗り換えた場合と比べて早くなってしまいます。

なお、満期日に合わせて乗り換える場合でも契約期間中に解約して乗り換える場合でも、乗り換え先の自動車保険の保険開始日は満期日(解約日)と同日にして、重複期間や空白期間が生じないようにする必要があります。自動車保険の等級を引き継げるのは、満期日(解約日)の翌日から起算して7日以内です。それを過ぎると、たとえ前契約が20等級であっても再び6等級からのスタートとなります。また、保険期間の重複がある場合も等級を引き継ぐことができない場合があります。

自動車保険の乗り換えにデメリットはある?

自動車保険の乗り換えは保険料が安くなる、サービスがより充実するなどのメリットを求めて行いますが、デメリットは何かあるのでしょうか。考えられるデメリットを以下に挙げます。

1.保険期間中に乗り換えると等級面で不利

上で説明しましたが、満期日を待たずに保険期間中に乗り換えると等級面で不利となります。乗り換えるまでの期間、無事故であったとしても、乗り換えてからさらに1年間無事故でいないと等級が進みません。また、等級が下がる事故を起こしていた場合、乗り換えのタイミングで等級が下がるので、乗り換え日から前契約の満期日の間は余分に高い保険料を払うこととなります。

このデメリットは、満期日に合わせて自動車保険を乗り換えることで避けることができます。

2.保険期間中に乗り換えると解約返戻金が月割り計算より少ない場合が多い

これもまた、保険期間中に乗り換えた場合のデメリットなのですが、年払(一括払い)した自動車保険を満期日前に解約すると、解約返戻金が単純な月割りで計算した金額よりも少なくなることが多いです。

解約返戻金は多くの保険会社が月割りではなく、保険会社が設定した「短期率(短期料率)」に従って計算しています。短期率で計算された契約返戻金は月割りでの計算よりも少なくなります。

短期率は保険会社ごとに定めますが、以下の率を用いている場合が多いです。

期間7日まで15日まで1カ月まで2カ月まで3カ月まで4カ月まで5カ月まで
短期率10%15%25%35%45%55%65%
期間6カ月まで7カ月まで8カ月まで9カ月まで10カ月まで11カ月まで12カ月まで
短期率70%75%80%85%90%95%100%

解約返戻金=年間保険料×(1-既経過期間に対応する短期率)

上表の通り、例えば5カ月超6カ月まで経過した時点で解約した場合に返ってくる保険料は、50%ではなく30%と単純に月割りした金額よりも少なくなります。

乗り換え前には一括見積もりを

乗り換え手順のところでも書きましたが、自動車保険を乗り換える前には一括見積もりサービスを利用することをおすすめします。一度の情報の入力で複数の保険会社の見積もりを取ることができるので、各保険会社の保険料やサービスの比較を簡易に行うことができます。保険会社によっては見積もりで送られてきたログインID、パスワードを利用してサイト上で簡単に再試算を行ったり、その保険会社と契約をしたりすることができます。情報の再入力の必要がないので便利です。

自動車保険の一括見積もりサービスを利用してお得に自動車保険を乗り換えましょう。

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