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グリーン免許からブルー免許になったら自動車保険料は安くなる?

投稿日:2022年8月10日 更新日:

ゴールド免許を持っていると自動車保険料が安くなることは多くの方がご存知だと思います。それでは、グリーン免許の方がブルー免許になることでも自動車保険料は安くなるのでしょうか?また、安くなる場合、保険期間の途中からでも安くなるのでしょうか?

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多くの保険会社でグリーンとブルーは変わらない

優良運転者であるゴールド免許保有者に対する割引は各社で行われていますが、グリーン免許とブルー免許に関してはひとくくりに扱われていることが多いです。そのため、多くの保険会社ではグリーン免許からブルー免許になったからといって保険料が安くなることはありません。

しかし、一部の保険会社ではブルー免許の保険料よりもグリーン免許の保険料の方が高く設定されており、そうした保険会社では免許証の色がグリーンからブルーになったら保険料が安くなることになります。その場合にいつから保険料が安くなるのか次の項目で説明します。

免許証の色区分条件有効期間
ゴールド免許優良運転者基準日から過去5年間無事故・無違反70歳未満:5年
70歳:4年
71歳以上:3年
ブルー免許一般運転者基準日から過去5年間で軽微な違反(違反点数3点以下)が1回70歳未満:5年
70歳:4年
71歳以上:3年
違反運転者基準日から過去5年間で複数回の違反、もしくは違反点数4点以上の違反が1回以上3年
初回更新者免許を受けている期間が継続して5年未満3年
グリーン免許新規取得者運転免許証を始めて取得3年

※基準日は有効期間が満了する年の誕生日の40日前です。

保険料に影響があるのは保険開始日時点の免許証の色

多くの方は免許証の更新のタイミングと自動車保険の更新のタイミングが合っておらず、保険期間の途中で免許証の色が変わることになると思います。しかし、自動車保険の保険料に関係するのは保険開始日時点での免許証の色なので、グリーン免許からブルー免許、ブルー免許からゴールド免許になっても、保険料が安くなるのは自動車保険を次に更新するタイミングです(グリーンからブルーは上で説明したとおり、保険料が変わらない保険会社も多いです)。

保険料が安くなるのが遅くなるので残念な気持ちになるかもしれませんが、逆に、交通違反を犯してゴールド免許からブルー免許になるときも保険料が高くなるのは自動車保険の更新のタイミングです。人身事故を起こしたり交通違反を犯したりしてもすぐに保険料が上がるわけではなく、免許証の更新でブルー免許になり、その後の自動車保険の更新で保険料が高くなります。

自動車保険料を安くするにはどうしたらいい?

グリーン免許からブルー免許になっても保険料が安くならない、安くなる場合でも次の更新のときということが分かりました。しかし、免許の取り立ての時期というのは年齢的にも等級的にも保険料が高くなってしまいがちです。他に保険料を安くする方法についていくつか紹介します。

車両保険が不要であれば外す

自動車保険は車両保険の有無で保険料が大きく変わります。そのため、車両保険が不要であれば補償内容から外すことで保険料を安くすることができます。車両保険が必要か不要かの判断基準としては以下のような項目があります。一度目を通してみて、車両保険をつける必要がなさそうであれば、外すことも検討してみましょう。

  • 車の時価額が高いか否か

車両保険の保険金額(支払われる保険金の上限額)は契約時の車の時価相当額によって決められています。中古車や10年を超えて同じ車に乗っている場合は車の時価相当額が下がっているので、車両保険が上限まで支払われても修理費用に対して十分でないということもありえます。そういう場合は車両保険をつける必要はないかもしれません。

  • ローン残高が残っているか否か

自動車をローンで購入した場合で多額のローン残高が残っている場合は車両保険に加入したほうがよいでしょう。

仮に車が全損し再購入が必要になった場合に、車両保険に加入していた場合は元の車のローンの返済費用に充てることができますが、車両保険に加入していなかった場合は、元の車のローンの返済に加えて新しい車の購入費用も支払う必要が生じます。新しい車を購入しない場合でも、車が廃車になったのにローンは変わらず支払う必要があるという状況になります。

  • 貯蓄が十分にあるか否か

高額な修理費用や再購入費用に対して貯蓄で問題なく支払うことができるのならば、車両保険はつける必要がないかもしれません。

保険は期待値で考えるとマイナスですが多くの人が加入しています。それは、万が一の時のリスクが大きく、個人が持つ資産ではカバーすることが困難だからです。逆に、高額な修理費用や再購入費用というリスクを個人でカバーすることができるのであれば、車両保険は不要と考えることができます。

  • 車を日常的に使うか否か

車を日常的に使う、公共交通機関などの代替交通手段が使いにくいという場合は車両保険の必要性が高まります。万が一の時にお金が足りず、いつまでも車がつかえない状況が続くのは相当の不便を強いられます。車が生活の必需品に近い場合は車両保険の加入を積極的に考えた方が良いでしょう。

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車両保険が必要であれば免責金額を見直す

上で紹介した判断基準に照らしてみて車両保険が必要なのであれば、車両保険を付けたうえで免責金額を上げることを検討してみましょう。

免責金額というのは事故時の自己負担額のことです。例えば免責金額が5万円で車の修理費用が50万円の場合、保険金として支払われるのは45万円で免責金額の5万円は自己負担する必要があります。

免責金額は5-10万円のように2つの数字の組み合わせで表され、ハイフンの左側が1回目の事故での免責金額(この場合は5万円)、ハイフンの右側が2回目以降の事故での免責金額(この場合は10万円)を表しています。免責金額が高くなるほど保険会社が支払う必要のある金額が減るので、保険料も安くなります。

免責金額を高くすると自己負担する必要のある金額も高くなるので、保険料とのバランスを考えて設定するとよいでしょう。

免責金額0-0万円(自己負担額なし)高い↑保険料↓安い
0-10万円
5(車対車免ゼロ)-10万円
5-10万円
10-10万円

※上表の中の「5(車対車免ゼロ)」とは、1回目の車両事故が相手を確認できる他の自動車との追突・接触事故の場合は免責金額0円、当て逃げや単独事故などその他の事故の場合は免責金額5万円ということを意味します。

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エコノミー型への変更は?

車両保険は一般型とエコノミー型(車対車+限定A、車対車+限定危険などともいう)の2つの種類から選べるようになっていることが多いです。一般型は補償範囲が広い代わりに保険料がエコノミー型より高く、エコノミー型は補償範囲が狭い代わりに保険料が一般型よりも安くなっています。

一般型とエコノミー型で補償の対象となる事故の違いは以下の表のとおりです。
※保険会社によって異なる場合があります。

一般エコノミー
車やバイクとの事故
(相手が判明している場合)
当て逃げ(相手不明)
自転車との衝突・接触×
電柱・建物などとの衝突や接触
(単独事故)
×
転覆・墜落×
火災・爆発・台風・洪水・高潮など
盗難・いたずら・落書き
窓ガラスの損害・飛び石による損害
地震(津波や地震起因の火災含む)・噴火××

※当て逃げについて、保険会社によってエコノミー型でも補償対象となる場合とならない場合に分かれています。

上表のとおり、エコノミー型では単独事故(自損事故)などで補償を受けることができません。グリーン免許からブルー免許への更新時期という、まだ運転歴が浅いうちは避けておいた方が無難かもしれません。

年払で保険料を支払う

1年分の保険料を支払う金銭的余裕があれば、保険料を月払ではなく年払で支払うことを検討しましょう。一般に、月払の保険料の総額は年払の保険料よりも5%ほど高く設定されています。

年払で支払うことで家計のやりくりが大変になる、月払の方が家計の管理をしやすいというような理由がないのであれば、保険料を年払で支払うことを検討してみましょう。

ネット型自動車保険を検討する

自動車保険は大きく分けて「代理店型」と「ネット型」の2つに分けることができます。代理店型の自動車保険はディーラーや街中の保険代理店などを通して加入するタイプの自動車保険で、ネット型はWebサイトやコールセンターへの電話などで保険会社に直接契約を申し込むタイプの自動車保険です。

代理店型の自動車保険とネット型の自動車保険を比較すると、基本的にネット型自動車保険の方が保険料が安くなっています。契約者と保険会社の間に代理店が入っていないので、その分、代理店手数料などを削減することが可能なためです。

契約時に代理店の担当者と顔を合わせて相談したい、事故時に顔の見知った担当者に連絡を取れると安心できるなどのニーズがないのであれば、ネット型の自動車保険も検討してみましょう。

ネット型自動車保険と代理店型自動車保険の違い
ネット型代理店型
加入方法ウェブや電話などで保険会社と直接契約する。代理店を通して自動車保険に加入する。
代理店担当者と対面で手続きすることが可能。
保険料代理店手数料が不要で代理店型よりも安め。
事故リスクが高い層は保険料が高いことも。
代理店手数料が必要となり、ダイレクト型と比べて高め。
補償内容の決め方自分の知識や調べた内容で決めるが、ウェブや電話で分からないことを保険会社に聞くことも可能。代理店担当者と相談して決めることができる。
知識が少なくても必要な補償内容を確保しやすいが、必要以上の補償内容で保険料が高くなることもある。
事故現場へのかけつけ保険会社の担当者が事故現場にかけつけることはない。
一部保険会社では警備会社のかけつけサービスを提供。
代理店の担当者によっては事故現場にかけつけてくれる。
(示談交渉などをしてくれるわけではない)
事故後のやりとり保険会社と直接やりとりを行う。代理店の担当者を通してやりとりを行う。
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まとめ

自動車保険はゴールド免許になると割引を受けられることは有名ですが、新規取得者であるグリーン免許からブルー免許への更新は保険料が変わらないことが多いです。また、ブルー免許で保険料が安くなるような設計の自動車保険であっても、免許更新後に実際に安くなるのは次の自動車保険の更新のときです。ブルー免許になったからといって即日保険料が安くなるわけではありません。

他に保険料を安くする方法としては、車両保険の見直し、年払への変更、ネット型自動車保険への変更、一括見積もりサービスの利用などがあります。特に、一括見積もりは自分の今の条件で安い保険会社を手軽に探せるので便利です。ぜひ利用してみてください。


堀田健太

著者情報

堀田 健太
東京大学経済学部金融学科を卒業後、2015年にSBIホールディングス株式会社に入社、インズウェブ事業部に配属。以後、一貫して保険に関する業務にかかわる。年間で100本近くの保険に関するコンテンツを制作中。

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