自動車保険業界ニュース

あいおいニッセイ同和損保、スマホによる「テレマティクスモニター制度」を来年1月から実施(2016/09/12)

 あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス技術を活用した商品・サービスの提供を検討していくため、米国のCMT社との協業のうえ、スマートフォンを活用した試験的なサービス提供(テレマティクスモニター制度)を来年1月から実施する。
 このモニター制度は、同社の自動車保険契約者を対象に、スマホ専用アプリ「Visual Drive」を活用した安全運転診断等のサービスを一定期間、試験的に提供するもの。とくに高齢者や若年層を中心に、安全運転を促進するサービスを提供することで、より安心・安全なカーライフをサポートしていく。
 同社は、昨年3月に英国でテレマティクス自動車保険販売の最大手である英国のBIG社を、欧州子会社を通じて買収した。同年4月には、個人の顧客向けに最先端のテレマティクス技術と融合した先進的・合理的な自動車保険「つながる自動車保険」を発売、企業の顧客に対しても、高精度なクラウド対応通信型業務用ドライブレコーダーを活用した安全運転支援サービスおよび安全運転コンサルティングサービスを融合した「ささえるNAVI」を今年4月から販売している。今回、さらに幅広くテレマティクス技術を活用した商品・サービスの提供を検討していくにあたって、CMT社と協業のうえ、試験的なサービス提供を行うことにした。
 CMT社は、マサチューセッツ工科大学の教授2人と経験豊富な企業家が共同で2010年に設立。精緻でかつ柔軟にオーダーメイドできるテレマティクスソリューションを保険会社やその顧客へ提供している。
 テレマティクス自動車保険では、保険を付保している車両の走行データを取得する必要があり、その方法は様々である。例えば、スマホに内蔵されているGPSや加速度センサーにより、スピードや走行時間帯、急加速・急減速といったデータを取得することが可能。協業するCMT社では、専用のタグとスマホアプリを自動接続させる仕組みにより、そのタグを車に取り付けておくことで、契約者がスマホを携えて車の乗り降りをすれば、アプリが自動で「ON/OFF」となるため、保険を付保している車両の走行データのみを確実に取得することができる。
 また、この仕組みでは走行データを運転終了後にまとめて一括で送信し、その通信回線もWi-Fiに限定することが可能で、利用者にとって負担感なく利用することができる。さらには、CMT社のタグとアプリは、世界のどの国でもすぐに利用できる汎用性を有していることから、今回、CMT社との協業に至った。
 モニター制度実施に先立ち、CMT社のアプリを日本版にカスタマイズした「Visual Drive」を開発、8月から同社の全国の営業部支店・課支社で使用している社有車で試用しながら、さらなる改善を図っている。
◆テレマティクスモニター制度の概要
▽対象者:あいおいニッセイ同和損保の(高齢者・若年層を中心とした)自動車保険契約者(ただし、所定のスマホを保有している人に限る)
▽対象者数:総台数1万台程度を予定
▽実施期間:2017年1月〜18年9月末(同社代理店向けに10月から先行実施予定)
▽提供するサービスの内容
○安全運転診断
 顧客1人ひとりの走行データを分析し、安全運転診断、運転特性に応じた安全運転のヒントをスマホアプリで提供する。
○同社からの情報提供
 安全運転に役立つ情報を提供する(毎月)。免許更新時期・車検満了時期を案内(免許更新時期・車検満了時期を事前入力要)。
○家族による見守り(オプション)
 家族の連絡先を事前に指定した場合、家族へ対象者本人の過去1か月分の運転診断レポートを提供する(毎月)。これにより、家族は対象者本人が安全運転をしているかを確認することができる(本人にも同じレポートが提供される)。


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提供元:新日本保険新聞社

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