自動車保険業界ニュース

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、バイオマス発電総合補償プランを販売(2016/07/22)

 三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、バイオマス発電事業を取り巻くリスクを包括的に補償する「バイオマス発電総合補償プラン」を開発し、7月から販売を開始する。これにあわせて、MS&ADグループのリスクコンサルティング会社、インターリスク総研と共同で「バイオマス発電設備に関するハンドブック」を発行。
 バイオマス発電は、気象状況に左右される太陽光や風力に比べて安定的な発電が見込めるだけでなく、地球温暖化対策、循環型社会の構築、林業活性化と地方創生等に資するエネルギーとして注目を集めている。そこで、その普及を一層後押しするため、バイオマス発電に関連するリスクを幅広く補償する保険と新規参入やリスクマネジメントに役立つ情報提供ツールを開発した。
 再生可能エネルギー固定価格買取制度の開始後、全国でバイオマス発電の開発が進んでおり、2016年2月末時点の導入容量は太陽光発電に次ぐ規模にまで成長している。資源エネルギー庁によれば、バイオマス発電の容量は30年に現状の4倍相当の約600万kW(稼働ベース)に達すると目されており、さらなる事業の拡大が見込まれる。また、「地球温暖化ガスである二酸化炭素を増加させない」「廃材の再利用・減少により循環型社会の構築に寄与できる」などの優位性を有するほか、森林の未利用間伐材等を利用する木質バイオマス発電においては、森林整備による国土強靭化や林業再生による雇用創出、地域経済活性化等の効果も期待できる。
 一方で、安定的な発電量を確保するためには、一定品質以上の燃料を安定的に調達し、ボイラー等の発電設備を安定的に運用しなくてはならないという課題もあることから、今回の新商品開発となった。
◆バイオマス発電総合補償プランの特長
▽様々なリスクを包括的に補償
 バイオマス発電事業を取り巻く様々なリスク(財物損害リスク、利益損失リスク、賠償責任リスク、発電燃料の輸送リスクなど)を包括的に補償する。
▽ニーズに応じた個別設計が可能
 契約する事業者ごとに、補償する条件や保険金額等を個別に設計することが可能。事業者のニーズにマッチした最適な補償を提供する。
▽合理的な保険料水準
 所定の項目に基づくリスク診断を行い、診断結果に応じた保険料を算出する。
◆補償内容
▽財物損害リスク
 施設内に設置されたバイオマス発電設備一式を対象として、火災、落雷、風災、水災等の事故による物的損害を補償する。要望に応じ、電気的・機械的事故等による物的損害を補償することも可能。
▽利益損失リスク
 バイオマス発電設備が火災等の事故で物的損壊を受けたことによる喪失利益や収益減少防止費用を補償する。要望に応じ、電気的・機械的事故等による利益損失を補償することも可能。
▽第三者への賠償責任リスク
 バイオマス発電設備の所有、使用または管理に起因して第三者に身体障害や財物損壊を与え、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する。
▽発電燃料の海外からの輸送リスク
 発電燃料(木質チップ、パーム椰子殻等)の輸送中に生じた、火災・爆発、船舶の沈没・座礁、輸送用具の衝突、雨・淡水漏れによる損害等を補償する。
◆「バイオマス発電設備に関するハンドブック」について
 バイオマスエネルギーの概要や発電の仕組み、発電事業の課題や事故リスクの分析等について、これから新規参入を検討する事業者にもわかりやすく解説。掲載内容としては、(1)バイオマス発電の概要(固定価格買取制度によるバイオマス発電設備、バイオマス資源利用技術の概要、バイオマス発電技術、木質系バイオマス発電事業の課題など)、(2)事故リスクのポイント(バイオマス発電事業のリスクポイント、タイプ別のリスクポイント、設備の設置・建設時のリスクポイント、設備の通常運転時のリスクポイントなど)となっている。


自動車保険の満期日が

自動車保険一括見積もり 満期日メール案内サービス

提供元:新日本保険新聞社

フォントサイズ
  • フォントサイズ小
  • フォントサイズ中
  • フォントサイズ大