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損保ジャパン日本興亜、洋上風力発電事業者向け損害保険を販売(2015/02/23)

 損保ジャパン日本興亜は、2月23日から「洋上風力発電事業者向け損害保険」の販売を開始した。この保険は、洋上風力発電事業者を取り巻くリスクを包括的に補償するもので、洋上風力発電設備の建設作業に伴うリスクと、完成後の事業運営に伴うリスクを対象とし、それぞれ一括して保険に加入することができる。
 洋上風力発電は、近隣住民の生活や生態系への影響が相対的に小さいといわれており、四方を海に囲まれている日本において多くの電力が確保できると期待されている。また、昨年4月には洋上風力発電の固定買取制度が導入され、現在多くのプロジェクトが計画されている。洋上風力発電プロジェクトにおいて、従来は、建設作業中(設備建設現場での資材運搬・基礎工事・風車の設置等)や、完成後の事業運営のそれぞれのプロセスごとに保険手配が行われてきたが、保険の加入漏れの防止や事業管理の効率性向上の観点から、一括して保険に加入することを望む声が多く、今回、新商品を販売することにした。
 補償内容は、「洋上風力発電設備の建設作業中」と「洋上風力発電の事業運営中」の過程において、不測かつ突発的な事故により洋上風力発電設備に損害が発生した場合に保険金を支払う。なお、建設作業中・事業運営中の事故による賠償責任や逸失利益の補償を特約として付帯することも可能。
 現在、同社では、日本の洋上風力発電設備を取り巻く台風などの自然災害、電気的機械的事故のリスクを確率的に評価した「リスク評価モデル」を東京大学と共同で開発している。国内外研究機関の事故調査結果や、自然災害・構造物に関する数値シミュレーション結果を、この「リスク評価モデル」に組み入れて、さらなる精緻化を図り、安定的な保険供給を実現するとともに、これを事業者に提供することで、事業者のリスクマネジメントに貢献し、安定経営を支援していきたいとしている。
 さらに、同社の子会社であるキャノピアスでは、今年1月に新たに社内に専門部署を設け、欧州で「洋上風力発電事業者向け損害保険」の販売を開始した。今後、両社が連携し、世界規模での引受体制を構築していく考え。同分野で世界最先端の引受技術を有する欧州マーケットのノウハウをグループ内で共有し、日本において、よりリスクにあった保険引き受けを行っていく。


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提供元:新日本保険新聞社

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